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33話 チュージ 地下8階
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地下8階に上がれば通路が狭い。
巨体のモンスターは入ってこられない。
一斉に走り出す。
気になるのは後ろの何体かだ。
アリの形をした人間。
そう見える。
あれは完全に人型だ。
人型モンスターは知能が高く残虐だ。
獣人族と違うのはただ理性的かどうか。
それだけの違いだ。
特に昆虫型は機械的に種のために動き種のために死ぬ。
そんないかれたやつが多い。
走る俺たちに魔法を仕掛けてくるな。
背中で感じる。
魔力量の絶対的な違い。
さっきのジャイアントクローとは出来が違うのがいる。
地下8階への階段めがけて魔法が多数飛んでくる。
「ダークボール」
「サファイアブロック」
「ルビーウォール」
「アイアンガンズ」
「おいおいおい。ぴかぴかの壁ができちまった。」
地下8階への階段は輝く鉱石によって封じられた。
後ろで指示してる人型の仕業か。
本来のダンジョンルートはアリどもの向こう側。
戻るルートは潰された。
アリの横穴に入るしかないか。
ウーター「左だ」
イッカク、リアン、俺「了解」
ラタ「いやこいつは借りてくぜ」
俺を担ぎあげやがった。
鳥人2人は先に階段を上がっていたから階段の向こう。
残りの鳥人は
オーツ「ムギ、右だ」
ムギ「はい!」
こっちか。
横穴に迷わず飛び込む。
ラタ「わるいなネズミ男。お前の探索能力が必要だ。」
チュージ「おーおー自分で走るよ」
ムウ「アントナイトとかいう見たことの無い種族だった。特異個体だな。」
イル「特異個体があんなに!?」
ナキ「いかれてやがるな」
オーツ「チュージっつったか。すまんな。俺たちもパーティと合流するまで世話になる」
ムギ「宜しくお願いしますね!」
チュージ「おおう」
ムウ「1本道だな。だが登っている。この感じだとそのまま8階へいけるかもしれん」
そして通路からまた広い所へでる。
オーツ「広いのは9階のはずだろ?」
ラタ「未踏の8階か」
イル「壁沿いを歩いてまた上り坂の通路を探そう」
ナキ「だな。広い部屋の真ん中を横切るユウキはねえよ」
あまりに広すぎる8階のエリア。
こんなものが未踏?未発見?
本当にこんなものがもともとダンジョンにあったのか。
あのアリどもまさか。
この広い空間作りだしたのか。
だとしたらアリの通路をすすんでしまった俺たちは巨大なアリ塚の中か?
わからない。
「む。左の方。風の音がする。だがここはおそらくだが地下8階部分。
罠かもな。どうする?」
ムギ「私の危険予知には反応ないです」
イル「そんな便利な能力持ってるの?やるじゃん」
ムギ「カナリアの鳥人ですから。でもあまりあてにならないですけどね。」
ムウ「充分だ。なにもないよりかはな。元々安全の保障なんてない。どこにもな。」
オーツ「一応上り坂だしな。ここを進もう」
しばらくまた一本道を歩く。
イル「うわ、きもいな」
ナキ「産卵場か。」
大量の卵がキレイに並び孵化をまっていた。
壁にもびっしりだ。
卵の一つ一つがうごめいている。
ナキ「破壊するか?」
バカかよオーク
ラタ「いや刺激しない方が良いだろう」
隊長はまともか。
オーツ「おい、ちょっと待て。ムギは?」
カナリア危険予知鳥人がいない。多分雌。
一本道だったはずだ。
やはり誘い込まれたかアリどもに。
いや、大事な卵をわざわざ見せないか。
すると実は道が分かれていたか?
あ。隠し通路。
影になっていた隠し通路に入ってオークやゴブリンの死体を見つけたんだった。
言うか?いや怒り狂われても困る。
オークどもの結束の強さはいまいちよくわからん。
知能の低いダンジョン内オーガでも仲間意識があるかもわからん。
だまっとこ。
オーツ「俺は戻るぜ。おーいむぎー」
ラタ「馬鹿が叫びやがって。」
ナキ「響くじゃねえか」
ムウ「全くだ」
イル「放っておいていこ」
同感だ。
また広い空間に戻ってきた。
ラタ「くそ、別の通路を総当たりに行くしかないな」
また登り坂の横道を選ぶ。
しばらく行く。
「前に敵さんがいるぜ戦闘中だ」
ラタ「ああ今度は狭いからな複数といっても数匹だろう。それでいい」
?
オーツ「回復魔法を」
ムギ「く・・ヒールサークル」
オーツ「朱雀の陣!刀の耐久がもたない!鉱物系アントが硬すぎる!」
アリの数匹と戦っている。
狭い通路だ。
ジャイアント種ではないだろう。
ナキ「どうする?」
ラタ「俺の進化が近い。ハイオークになればジャイアント程度なら勝てるだろう。
お前たちは削れ。俺がとどめを刺す。」
おおうこいつら結構頭周るのな。
隊長だけか。
不意打ちで突撃するオーク。
さすがに鳥人よりも筋力がある。
鉱石系のアントもごりごり削っていく。
ていうか頭の固そうな鉱石一撃でくだいたぞ。ラタ。
獣人の獣化ほどではないが安定して筋力が高いのか。
で、ムウが肉体強化もするし、ナキがナイフで削ったり状態異常もつかう。
遠距離は弓使いと魔法使いか。
バランスが取れてるな。
アリどもを倒す。
サファイアアントとルビーアントとかいう進化個体もいたがさすがだな。
オーツ「サンキューまじ助かったぜ」
ムギ「ギリギリでした」
ラタ「いやいいんだ。が少し足りない」
オーツ「え?」
イルに腰を刺される。
イル「パラライズアントの針、拾っといた」
いやこいつなにやってんの?
膝から崩れるオーツ。
ラタが軽く刀を振る。
ムギの頭が下り坂を下っていく。
オーツ「てめえなん・・・」
オーツの口元が分断される。
ラタ「これで丁度だ。進化し脱出する。」
こいつらいかれてる。
ラタ「そいつはまだ使うかもな」
俺の目を見て笑うとラタは地面に大の字に倒れ込んだ。
巨体のモンスターは入ってこられない。
一斉に走り出す。
気になるのは後ろの何体かだ。
アリの形をした人間。
そう見える。
あれは完全に人型だ。
人型モンスターは知能が高く残虐だ。
獣人族と違うのはただ理性的かどうか。
それだけの違いだ。
特に昆虫型は機械的に種のために動き種のために死ぬ。
そんないかれたやつが多い。
走る俺たちに魔法を仕掛けてくるな。
背中で感じる。
魔力量の絶対的な違い。
さっきのジャイアントクローとは出来が違うのがいる。
地下8階への階段めがけて魔法が多数飛んでくる。
「ダークボール」
「サファイアブロック」
「ルビーウォール」
「アイアンガンズ」
「おいおいおい。ぴかぴかの壁ができちまった。」
地下8階への階段は輝く鉱石によって封じられた。
後ろで指示してる人型の仕業か。
本来のダンジョンルートはアリどもの向こう側。
戻るルートは潰された。
アリの横穴に入るしかないか。
ウーター「左だ」
イッカク、リアン、俺「了解」
ラタ「いやこいつは借りてくぜ」
俺を担ぎあげやがった。
鳥人2人は先に階段を上がっていたから階段の向こう。
残りの鳥人は
オーツ「ムギ、右だ」
ムギ「はい!」
こっちか。
横穴に迷わず飛び込む。
ラタ「わるいなネズミ男。お前の探索能力が必要だ。」
チュージ「おーおー自分で走るよ」
ムウ「アントナイトとかいう見たことの無い種族だった。特異個体だな。」
イル「特異個体があんなに!?」
ナキ「いかれてやがるな」
オーツ「チュージっつったか。すまんな。俺たちもパーティと合流するまで世話になる」
ムギ「宜しくお願いしますね!」
チュージ「おおう」
ムウ「1本道だな。だが登っている。この感じだとそのまま8階へいけるかもしれん」
そして通路からまた広い所へでる。
オーツ「広いのは9階のはずだろ?」
ラタ「未踏の8階か」
イル「壁沿いを歩いてまた上り坂の通路を探そう」
ナキ「だな。広い部屋の真ん中を横切るユウキはねえよ」
あまりに広すぎる8階のエリア。
こんなものが未踏?未発見?
本当にこんなものがもともとダンジョンにあったのか。
あのアリどもまさか。
この広い空間作りだしたのか。
だとしたらアリの通路をすすんでしまった俺たちは巨大なアリ塚の中か?
わからない。
「む。左の方。風の音がする。だがここはおそらくだが地下8階部分。
罠かもな。どうする?」
ムギ「私の危険予知には反応ないです」
イル「そんな便利な能力持ってるの?やるじゃん」
ムギ「カナリアの鳥人ですから。でもあまりあてにならないですけどね。」
ムウ「充分だ。なにもないよりかはな。元々安全の保障なんてない。どこにもな。」
オーツ「一応上り坂だしな。ここを進もう」
しばらくまた一本道を歩く。
イル「うわ、きもいな」
ナキ「産卵場か。」
大量の卵がキレイに並び孵化をまっていた。
壁にもびっしりだ。
卵の一つ一つがうごめいている。
ナキ「破壊するか?」
バカかよオーク
ラタ「いや刺激しない方が良いだろう」
隊長はまともか。
オーツ「おい、ちょっと待て。ムギは?」
カナリア危険予知鳥人がいない。多分雌。
一本道だったはずだ。
やはり誘い込まれたかアリどもに。
いや、大事な卵をわざわざ見せないか。
すると実は道が分かれていたか?
あ。隠し通路。
影になっていた隠し通路に入ってオークやゴブリンの死体を見つけたんだった。
言うか?いや怒り狂われても困る。
オークどもの結束の強さはいまいちよくわからん。
知能の低いダンジョン内オーガでも仲間意識があるかもわからん。
だまっとこ。
オーツ「俺は戻るぜ。おーいむぎー」
ラタ「馬鹿が叫びやがって。」
ナキ「響くじゃねえか」
ムウ「全くだ」
イル「放っておいていこ」
同感だ。
また広い空間に戻ってきた。
ラタ「くそ、別の通路を総当たりに行くしかないな」
また登り坂の横道を選ぶ。
しばらく行く。
「前に敵さんがいるぜ戦闘中だ」
ラタ「ああ今度は狭いからな複数といっても数匹だろう。それでいい」
?
オーツ「回復魔法を」
ムギ「く・・ヒールサークル」
オーツ「朱雀の陣!刀の耐久がもたない!鉱物系アントが硬すぎる!」
アリの数匹と戦っている。
狭い通路だ。
ジャイアント種ではないだろう。
ナキ「どうする?」
ラタ「俺の進化が近い。ハイオークになればジャイアント程度なら勝てるだろう。
お前たちは削れ。俺がとどめを刺す。」
おおうこいつら結構頭周るのな。
隊長だけか。
不意打ちで突撃するオーク。
さすがに鳥人よりも筋力がある。
鉱石系のアントもごりごり削っていく。
ていうか頭の固そうな鉱石一撃でくだいたぞ。ラタ。
獣人の獣化ほどではないが安定して筋力が高いのか。
で、ムウが肉体強化もするし、ナキがナイフで削ったり状態異常もつかう。
遠距離は弓使いと魔法使いか。
バランスが取れてるな。
アリどもを倒す。
サファイアアントとルビーアントとかいう進化個体もいたがさすがだな。
オーツ「サンキューまじ助かったぜ」
ムギ「ギリギリでした」
ラタ「いやいいんだ。が少し足りない」
オーツ「え?」
イルに腰を刺される。
イル「パラライズアントの針、拾っといた」
いやこいつなにやってんの?
膝から崩れるオーツ。
ラタが軽く刀を振る。
ムギの頭が下り坂を下っていく。
オーツ「てめえなん・・・」
オーツの口元が分断される。
ラタ「これで丁度だ。進化し脱出する。」
こいつらいかれてる。
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俺の目を見て笑うとラタは地面に大の字に倒れ込んだ。
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