自動翻訳だけでも欲しかった！

９４ デートのお誘い

先日のライトさんの部隊での筋トレは大変だった。
皆筋肉はそれなりに付いているのに、腕立て伏せが出来なかったり腹筋が出来なかったりとまちまちだった。聞けば‟筋トレ”という物はなく、各々が好き勝手に岩や木を持ち上げたり剣をひたすら振ったりしているだけだった。剣の稽古はあるが筋肉を付けるという発想がなかったみたい。現代人からしたら変な感じ。

仕上げにランニングをすればリタイア続出するし、持久力がなさ過ぎるこれでよく兵士が出来るなぁ。魔法があるのであまり走り回る必要がないのかも知れない。

ＴＶでやってた軍隊のトレーニングを覚えている限りを教えた。
言葉が通じれば相手を納得させる事が出来るが、俺の言葉でどれ位理解できたか心配だよ。


それで今日はと言うと、アランさんに会いに畑に向かってます。
アランさん居るといいけどなぁ、しかし畑に行くと高い確率で居るけど何をしている人なんだろう？細身だけどそれなりに筋肉付いているしあぁ畑仕事は重労働か、益々謎が深まる。

そして、今日も畑に居ました。

「今日は。」

「やぁ、今日はルネ君。今日はどうしたんだい？」

「アランさんは、いつ　やすむ？」

「私の休みですか？今日はこの後に予定が入っているんですよ、すいません。」

「ちがう。やすむ　ひ　いつ？僕、もり　いくしたい。アランさんいっしょ　お願い　したい。」

「あぁ、休日ですか。私の今度の休みは確か・・・明々後日ですね。森に行きたいなら明日の午後に少し時間が取れますが？」

「いつもと　ちがう。もりの　なか　いくしたい。」

「もっと奥に行きたいんですか？」

コク

「何か欲しい物があるのでしょうか？」

「僕、食べ物　しらない。もり　しらないもの　みる　食べるしたい。」

「新しい物を見付けたいんですね。いいですよ。では明々後日行きますか。」

「有難う！朝ご飯食べたら　いく！」

良し！これで森を探検出来る。他にも食べれる物があればいいけど・・・。
それに俺はどうしてもあれが欲しい！必ず手に入れてやる！！