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かみなり

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それは雷がひどい日で最初は遠かった音がどんどん近くなって光と音がほぼ同じくらいになってきたんです。

建物の構造上、ちょうど3階の窓から屋上の上の避雷針が見えるんですけど、まさか落ちないよな…と思って。

ふと見上げたら避雷針の上に人影があったんです。

普通だったらあんな所に立てるわけないし、針?細い柱?に片足で立ってもう片方の足はあぐらをかくようにしていた。
できるわけないよね。

で、また稲光りが来たと思った時、顔が見えた。
空を見上げてました。

その瞬間にドーンッと避雷針に雷が吸い込まれていくのを見ました。


雷様ってほんとにいるんだ、って思いました。
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