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談話室に出るらしい
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たまたま仲良くなった隣のクラスの子たちが誘ってくれたので一緒に新館のテラスでお弁当を食べることになった。
食べながら怖い話をしていたんです。
お姉さんが修学旅行で泊まった旅館で幽霊が出たとか、お兄さんがアルバイト先で火の玉を見たとか。
そんな話をしてる時にこの学校でも出るって噂あるじゃん!って言い出した。
ご飯も食べ終わったところだったのでそこに行ってみようよってことになったんです。
旧館のニ階の奥にある談話室でその時は誰も使用してませんでした。
初めて入ったけれど、光がたくさん入っていてテーブルと椅子が置いてあって、幽霊なんて全然出そうにない雰囲気の部屋だった。
日当たりが良いはずなのに、なんかひんやりした感じはしたのですが、それ以外はこれといって普通の部屋かなって。
授業が始まるまで少し時間があったからここで時間をつぶそうってことになったんです。
たいしておもしろかったわけじゃない話に急に一人が笑いだした。
何かいつもと違う様子になんともいえない変な感じがして、もうそろそろ行こうよと言った時、まだいたいとその急に笑い出した子が言ってこっちを見たんだけれど、その顔がいつものその子じゃないって、皆んなもおかしいって言い出して、ヤバいから部屋から出ようってその子をつかんで部屋から出た。
そな瞬間、部屋の中から、
「またおいで」
って、男の人の声がして、パッと見ると薄ら透明なおじさんが手を振ってたんです。
それから卒業するまでは談話室には絶対行かないようにしていました。
食べながら怖い話をしていたんです。
お姉さんが修学旅行で泊まった旅館で幽霊が出たとか、お兄さんがアルバイト先で火の玉を見たとか。
そんな話をしてる時にこの学校でも出るって噂あるじゃん!って言い出した。
ご飯も食べ終わったところだったのでそこに行ってみようよってことになったんです。
旧館のニ階の奥にある談話室でその時は誰も使用してませんでした。
初めて入ったけれど、光がたくさん入っていてテーブルと椅子が置いてあって、幽霊なんて全然出そうにない雰囲気の部屋だった。
日当たりが良いはずなのに、なんかひんやりした感じはしたのですが、それ以外はこれといって普通の部屋かなって。
授業が始まるまで少し時間があったからここで時間をつぶそうってことになったんです。
たいしておもしろかったわけじゃない話に急に一人が笑いだした。
何かいつもと違う様子になんともいえない変な感じがして、もうそろそろ行こうよと言った時、まだいたいとその急に笑い出した子が言ってこっちを見たんだけれど、その顔がいつものその子じゃないって、皆んなもおかしいって言い出して、ヤバいから部屋から出ようってその子をつかんで部屋から出た。
そな瞬間、部屋の中から、
「またおいで」
って、男の人の声がして、パッと見ると薄ら透明なおじさんが手を振ってたんです。
それから卒業するまでは談話室には絶対行かないようにしていました。
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