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神様的な人?
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当番で通学路の旗持ちをしていた時の事です。
横断歩道を挟んで二人一組になって、登校する子供達やご近所の人達が渡るのに押しボタンを押してあげたり、青になると旗を出して安全確保をするんですけど、その日はもう一人の当番さんが来なかったんですよ。
日にちを忘れちゃっていたのかもしれません。
横断歩道の前には神社があって、背を向けるかたちで立っていたんです。
この横断歩道、きっとこの世の方じゃない人が信号を渡るんです。
他の人たちには見えていないんだと思うんですけど、ボタンを押していないのにいつの間にか信号が青に変わって神社の方から白髪で白装束を着たご老人が渡って行くんです。
当番は数ヶ月に一度だけれど、毎回見かけるんです。
一人だったものだから渡って来る子たちの方に注意を向けていたら、
「ご苦労!」
と、口を開いて声をかけられたわけじゃないのに声が響いてきてびっくりしてつい、
「はい!」
大きな声で返事をしてしまいました。
・・・子供たちには変な目で見られてしまい恥ずかしい思いをしました。
神様的な方なんでしょうか。
声はかけないで頂きたものです。
横断歩道を挟んで二人一組になって、登校する子供達やご近所の人達が渡るのに押しボタンを押してあげたり、青になると旗を出して安全確保をするんですけど、その日はもう一人の当番さんが来なかったんですよ。
日にちを忘れちゃっていたのかもしれません。
横断歩道の前には神社があって、背を向けるかたちで立っていたんです。
この横断歩道、きっとこの世の方じゃない人が信号を渡るんです。
他の人たちには見えていないんだと思うんですけど、ボタンを押していないのにいつの間にか信号が青に変わって神社の方から白髪で白装束を着たご老人が渡って行くんです。
当番は数ヶ月に一度だけれど、毎回見かけるんです。
一人だったものだから渡って来る子たちの方に注意を向けていたら、
「ご苦労!」
と、口を開いて声をかけられたわけじゃないのに声が響いてきてびっくりしてつい、
「はい!」
大きな声で返事をしてしまいました。
・・・子供たちには変な目で見られてしまい恥ずかしい思いをしました。
神様的な方なんでしょうか。
声はかけないで頂きたものです。
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