淫美な虜囚

ヤミイ

文字の大きさ
542 / 680

541 恥辱の泥沼⑮

しおりを挟む
 三人は同じものを手にしていた。

 コードレスタイプの電気掃除機である。

 軽量で持ち運び便利、なのに抜群の吸引力を誇ることで有名な、人気機種だ。

 先端のブラシは取り外され、代わりにパイプよりひと回り細いアタッチメントが装着されている。

「なに、それ・・・」

 さすがの僕もたじろいだ。

 これまでさまざまな器具でオナニーしてきた僕ではあるが、電気掃除機というのは初めてだった。

「海外の実話なんですが」

 これ見よがしに掃除機を掲げてみせて、陽が話し始めた。

「ある教会の神父が、猥褻行為で逮捕されました。彼は人気のない教会で掃除機でオナニーすることが癖になっていたのですが、ある時、ひょんなことから信者のひとりにその現場を見られてしまったのだそうです。せめて見られた瞬間にすぐやめて何食わぬ顔でごまかせばよかったのですが、ちょうどオーガズムに達しかけていた彼はどうしても股間から掃除機を外すことができず、大騒ぎする信者の目の前で果ててしまったそうです。なんとも滑稽で気の毒な話ですが、それを聞いてぴんときました。性具として、掃除機を使うのも一興かもしれない、と」


「ば、馬鹿な・・・」

 迫ってくる三人に対し、僕は及び腰になった。

 三人が手にしているのは、サイクロン仕様で強力なのが売りの機種である。

 そんなもので性器を吸われたら、文字通り千切れてしまうのではないか・・・。

 期待より、まずその恐怖が先に立つ。

 でも、と思い直す。

 その逸話が事実なら、掃除機による凌辱は、人間に社会的地位を捨てさせてしまうほどの快楽ということになる。

 もしそうであるのなら、一度やられてみるのもいいかもしれない。

「つべこべ言わないで大人しく従いなさいよ。このドMの変態クズ奴隷」

 正面に姉さんが立ち、僕の股間に掃除機の先端を向けてきた。

 たび重なる放流の刺激で、僕の陰茎はビンビンに勃っている。

 水流の勢いと勃起のせいで包皮が三分の一ほどめくれ、赤みがかった中身が覗いている。

 そのハート形の亀頭を、姉さんが掃除機のパイプの先で右から左にバシッと弾いた。

「あうっ」

 久しぶりに固形物で敏感部位を触られ、つい声が出てしまった。

「ちゃんと自分で支えてろよ。そのいやらしい棒に、今からコイツを根元までぐっさりはめ込んでやるからさ」
しおりを挟む
感想 13

あなたにおすすめの小説

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...