少年ペット

ヤミイ

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 ナルも初めてなのか、待っても一向に動きがない。

 焦れた私は、腰をくねらせ、ナルの唇を自分の性器で蓋をする。

 大陰唇が口を覆うように、ぴたりと密着させたのだ。

「わからない? そのまま、唇を動かすの」

 叱りつけると、ようやくナルの唇が、もぞもぞと動いて私の襞を撫で始めた。

「いいよ・・・その調子・・・」

 私はナルの後頭部を抱えた両手に力を籠めた。

 ナルの尖った鼻柱が勃起したクリトリスにめり込んで、思わず「ひっ」と叫んでしまう。

 じーん、じーん。

 下半身が痺れ始めていた。

 自分の”中”がドロドロになっていくのが分かった。

 躰の底のほうでマグマが煮えたぎり、いやらしい汁をいっぱい溢れさせているのだ。

 その証拠に、ナルの顏に押しつけた股間からは透明な体液が滲み出し、内腿にまで糸を引いているありさまだ。

「そのまま、舌を出して、私の中に、突っ込んで・・・」

 夢中で、そう、口走っていた。

 恥ずかしいも何もなかった。

 躰がそれを求めている。

 とでもいうほかない。

 とにかく今は、快楽を追求したくてならなかったのだ。

 見えない所で、変化が起こった。

 禁断の扉が、何か固いものでこじ開けられ―。

 ジュルリ。

 新たな愛液が大量に溢れ出す。

「アア・・・」

 次の瞬間、私は、のけぞり、喘いでいた。

 続けざまに駆け上る快感に足が震え、立っているのがやっとの状態になる。

 ピチャピチャピチャ・・・。

 お皿のミルクを猫が舐めるような音。

 この場合、お皿にあたるのは、私の性器。

 そして、よく動く舌の持ち主は、いうまでもなく、少年ペットのナルだった。


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