ケモノの原罪 

ヤミイ

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⑩ ぼくもうおかしくなっちゃいます

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 先輩の愛撫は巧妙だった。

 ただペニスを単調にしごくだけではなかった。

 右手の手のひらで濡れそぼった亀頭を包み込み、しきりになでながら左手で茎の部分をしごき上げるのだ。

 仮性包茎の僕にとって、亀頭全体を撫で回されるのは、ひりつくような強烈な快感だった。

 これまで怖くて自分でも触れたことのない部分を、ようしゃなく撫でまわされるのだからたまらない。

 ーそ、そんなことされたら・・・

 うわ言みたいに僕は喘いだ。

 -ぼく、おかしくなっちゃいます!

「おかしくなれよ」

 僕のアナルを節くれだった松の幹みたいな硬い肉棒で乱暴に貫いて、乾いた声で先輩がそそのかす。

「おまえなぞ、俺のペニスで、壊れてしまうがいい!」

 あああああああああああっ!

 陰嚢の底から噴き上げるマグマを感じて、僕はむせび泣いた。

「おお、おおうっ!」

 先輩が僕を持ち上げ、棒も折れよとばかりに己の股間に僕の尻を打ちつけた。

 僕の肉棒から白濁した液が噴き出すのと、先輩が僕の直腸内に精をぶちまけるのとが、ほとんど同時だった。

 怒涛のように精を放ち合い、僕と先輩は固く抱き合ったまま、床にもつれるように倒れ込んだ。

 先輩の肉の棒が、僕の中で次第に硬さを失っていく。

 恍惚感に浸る僕の髪をかき分け、その時、僕の耳元に先輩がそっとささやいた。

「気に入った。きょうからおまえは、俺の”女”になるんだ」

いつでもどこでもしてください
 それからというもの、僕は完全に先輩の”女”になった。

 一度味をしめると、先輩はいつでもどこでも僕を求めてきた。

 学校のトイレで、部室で、人気のなくなった教室で、僕は全裸にされ、あそこをおもちゃにされた。

 向かい合った姿勢で先輩に挿入されながら、勃起しきった肉棒をしごかれた。

 そのたび僕は歓喜にむせび、すすり泣きながら、膨れ上がった性器の先から白い液体をとめどなく放出した。

 僕が果てると、今度は先輩を喜ばせる番だった。
 
 先輩は全裸の僕を椅子に縛りつけ、口の中に猛り狂った自慢の棒をねじこんだ。

 もちろん、僕は舐めた。

 亀頭の裏から陰嚢まで、竿全体をいとしむようにしゃぶりつくした。

 幸せだった。

 こんな日がいつまでも続けばいいと思っていた。

 でも、ある日のこと。

 ついに破局が訪れた。

 授業後、先輩のもとに急ごうと、いそいそと教室を出た僕を、上級生の女子のグループが呼び止めたのだ。

「あんた、ちょっと顔貸しな」

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