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外伝 〜兄として〜
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しおりを挟む私が、長い霧の夢からはっきり覚めたのは、義妹が出て行って1ヶ月が経った頃だった。
最初は、狂ったように義妹の行方を追っていた。
父母も同じだった。
でも、1週間、2週間と経つうち、激しい違和感とともに、忘れていたことを次々と思い出す。
そう、霧の向こうには————
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