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Ⅱ.王
静寂の騒動
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「「断る。」」
たいたーは相手を睨みつけながら、ねこみーは薄ら笑いを浮かべながら答えた。こちらを見つめていた二人はやっぱり、というような顔をし、一瞬空を見上げそして視線を地へ落とした。
「なんでなんだ?こっちにこればこんな世界なんて思うがままだ。誰にも馬鹿にされないし、虐められることも無い。この腐りきった世界を!!変えられるんだよ!?」
おかっぱの子供が叫ぶ。何か思うことがあるのか顔に力が入り、眉間に皺が寄っている。
「いやぁね、まぁ確かに世界征服は興味あるんだけどさあ…。」
頭をボリボリと掻きながらねこみーが言う。隣にいたたいたーが驚いたようにねこみーを見た。
「入るってことはチームなんだろ?つまり思いどうりにはならん。意見の衝突があれば裏切りだってある。そんなとこに入れないだろー?あーコワイコワイ。」
ねこみーは相変わらずのへらへらとした口調で言ったが、二人にはどうやら届いたようでしばらく無言で固まっていた。
「!!!!!」
と、突然背後から ザクッ という草木を踏むような音後が聞こえた。
「ハルガ…。」
金髪の少年が、背後の影に向かって呟いた。ねこみー達ももうすっかり暗順応により、目が慣れていたので、"ソレ"の姿がハッキリと見えた。
「あっ!!!お前は!!!!!」
隣にいたたいたーが大声を上げる。見覚えのある"ソレ"が誰なのかすぐにわかったのだ。先程服屋で暴れていた男が、そこにいた。
「あー…。なるほどね。つまりあの騒動も計画だったってことね。」
「!!!!!!!」
おかっぱが一緒目をかっぴろげて何か言おうと身を乗り出したが、金髪の少年がすぐさま手を引っ張り、諦めるように俯いた。
「まあ…、そんなもんさ。」
金髪の少年も俯きながらそう言い放つ。
「帰るぞ…。」
ハルガ、と呼ばれたジャガーの青年が言う。
「王のお呼びだ。」
たいたーは相手を睨みつけながら、ねこみーは薄ら笑いを浮かべながら答えた。こちらを見つめていた二人はやっぱり、というような顔をし、一瞬空を見上げそして視線を地へ落とした。
「なんでなんだ?こっちにこればこんな世界なんて思うがままだ。誰にも馬鹿にされないし、虐められることも無い。この腐りきった世界を!!変えられるんだよ!?」
おかっぱの子供が叫ぶ。何か思うことがあるのか顔に力が入り、眉間に皺が寄っている。
「いやぁね、まぁ確かに世界征服は興味あるんだけどさあ…。」
頭をボリボリと掻きながらねこみーが言う。隣にいたたいたーが驚いたようにねこみーを見た。
「入るってことはチームなんだろ?つまり思いどうりにはならん。意見の衝突があれば裏切りだってある。そんなとこに入れないだろー?あーコワイコワイ。」
ねこみーは相変わらずのへらへらとした口調で言ったが、二人にはどうやら届いたようでしばらく無言で固まっていた。
「!!!!!」
と、突然背後から ザクッ という草木を踏むような音後が聞こえた。
「ハルガ…。」
金髪の少年が、背後の影に向かって呟いた。ねこみー達ももうすっかり暗順応により、目が慣れていたので、"ソレ"の姿がハッキリと見えた。
「あっ!!!お前は!!!!!」
隣にいたたいたーが大声を上げる。見覚えのある"ソレ"が誰なのかすぐにわかったのだ。先程服屋で暴れていた男が、そこにいた。
「あー…。なるほどね。つまりあの騒動も計画だったってことね。」
「!!!!!!!」
おかっぱが一緒目をかっぴろげて何か言おうと身を乗り出したが、金髪の少年がすぐさま手を引っ張り、諦めるように俯いた。
「まあ…、そんなもんさ。」
金髪の少年も俯きながらそう言い放つ。
「帰るぞ…。」
ハルガ、と呼ばれたジャガーの青年が言う。
「王のお呼びだ。」
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