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第3章
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第3章
(舞踏会に着くと、もう一曲目は終わってしまったようだ。それにしても綺麗な会場だ。初めてきたがちゃんと日々の掃除手入れがされていることがわかる。天井には鮮やかに辺りを照らす大きなシャンデリア、壁にはにはロココの印象が残る柱が立っていた。そして何より僕が見たかったのはこれ!…みんなが踊っているこの景色!なんて綺麗なんだろう。色とりどりのドレスやスーツが交互に乱れるそれはまるで花火のようだった。)
お客様、お飲み物はいかがですか?
え、あ。結構です。ありがとうございます。
(緊張して断っちゃった。もう、さっきから喉乾いてたのに。というか、何だろう、さっきから真ん中に座ってるあの人のことが気になってしまう。妙に胸がドキドキしてさっきなんて偶然目があったら雷に撃たれてしまったみたいに体が痺れた。一旦気を紛らわせよう。)
アルファの貴女 あの、よかったら私と踊ってくださらない?
え、え?!僕?、いいんですか?
(突然後ろから綺麗な貴族の女性が話しかけてくれた。僕オメガだけどいいのかな?見るからにαの女性だし、αの男性を誘うべきなんじゃ…)
アルファの貴女 ええ、もちろんよ!オメガの方でこんなに可愛らしい方がいらっしゃったなんて。私ではダメですか?
(そっか、僕今、フェアリーゴッドファーザーに仕立ててもらった綺麗なスーツを着ているからそこら辺の貴族のオメガだと思われたのか!?)
え、いやそんなことはないです!踊りまし…っ。
すまないね、この子は僕と先約があるんだ。どこに行っていたんだい?
アルファの貴女 あ、すみませんでした。まさかキリア王子のお相手だとは、出過ぎた真似を…。
えっ、。
(王子?!この人が?!っていうか、この人さっき僕が気になってた人だ。)
ああ、いいんだ。
アルファの貴女 失礼いたします。
あ、あの。
やぁ、お邪魔しちゃったかな。さっき君と目があった気がしてきてみたんだけど。
そんな!滅相もございません。(わぁ、近い!かっこいい……。天使の羽のような優しいゴールドヘアに空に似た青い瞳。そして薔薇が熟したようなとってもいい香り。)
先ほど君をみた時にね、何だか体験したことのない感覚がしたんだ。とても胸に突き刺さるような。
あ、僕もさっきあなたと目があった時、同じような感覚になりました。(この人もそうだったんだ!?)
君もしたんだね、なんだか嬉しいよ。よかったら次の曲でパートナーになってくれないかな。
あっ、えと。はい!
(僕はこの人に手を引かれながら会場の真ん中へと案内された。)
あ、あの!ちょっちょっとみんなの目線が!気になります。
やっぱり…やめっ。
ふふ、大丈夫。綺麗だよ。僕の胸に顔をつけていてご覧何も見えないから、ダンスが終わるまでこうしていて…ね?
は、はひぃ。
(カッコ良すぎる。はぁ、彼の胸元からとても良い香りがする。ついうっとりとしてしまうな。)
動くよ。
(彼は僕の腰を持ち、自身の体で僕を隠すように踊ってくれた。)
(舞踏会に着くと、もう一曲目は終わってしまったようだ。それにしても綺麗な会場だ。初めてきたがちゃんと日々の掃除手入れがされていることがわかる。天井には鮮やかに辺りを照らす大きなシャンデリア、壁にはにはロココの印象が残る柱が立っていた。そして何より僕が見たかったのはこれ!…みんなが踊っているこの景色!なんて綺麗なんだろう。色とりどりのドレスやスーツが交互に乱れるそれはまるで花火のようだった。)
お客様、お飲み物はいかがですか?
え、あ。結構です。ありがとうございます。
(緊張して断っちゃった。もう、さっきから喉乾いてたのに。というか、何だろう、さっきから真ん中に座ってるあの人のことが気になってしまう。妙に胸がドキドキしてさっきなんて偶然目があったら雷に撃たれてしまったみたいに体が痺れた。一旦気を紛らわせよう。)
アルファの貴女 あの、よかったら私と踊ってくださらない?
え、え?!僕?、いいんですか?
(突然後ろから綺麗な貴族の女性が話しかけてくれた。僕オメガだけどいいのかな?見るからにαの女性だし、αの男性を誘うべきなんじゃ…)
アルファの貴女 ええ、もちろんよ!オメガの方でこんなに可愛らしい方がいらっしゃったなんて。私ではダメですか?
(そっか、僕今、フェアリーゴッドファーザーに仕立ててもらった綺麗なスーツを着ているからそこら辺の貴族のオメガだと思われたのか!?)
え、いやそんなことはないです!踊りまし…っ。
すまないね、この子は僕と先約があるんだ。どこに行っていたんだい?
アルファの貴女 あ、すみませんでした。まさかキリア王子のお相手だとは、出過ぎた真似を…。
えっ、。
(王子?!この人が?!っていうか、この人さっき僕が気になってた人だ。)
ああ、いいんだ。
アルファの貴女 失礼いたします。
あ、あの。
やぁ、お邪魔しちゃったかな。さっき君と目があった気がしてきてみたんだけど。
そんな!滅相もございません。(わぁ、近い!かっこいい……。天使の羽のような優しいゴールドヘアに空に似た青い瞳。そして薔薇が熟したようなとってもいい香り。)
先ほど君をみた時にね、何だか体験したことのない感覚がしたんだ。とても胸に突き刺さるような。
あ、僕もさっきあなたと目があった時、同じような感覚になりました。(この人もそうだったんだ!?)
君もしたんだね、なんだか嬉しいよ。よかったら次の曲でパートナーになってくれないかな。
あっ、えと。はい!
(僕はこの人に手を引かれながら会場の真ん中へと案内された。)
あ、あの!ちょっちょっとみんなの目線が!気になります。
やっぱり…やめっ。
ふふ、大丈夫。綺麗だよ。僕の胸に顔をつけていてご覧何も見えないから、ダンスが終わるまでこうしていて…ね?
は、はひぃ。
(カッコ良すぎる。はぁ、彼の胸元からとても良い香りがする。ついうっとりとしてしまうな。)
動くよ。
(彼は僕の腰を持ち、自身の体で僕を隠すように踊ってくれた。)
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