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第一章
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「これからは俺のことをご主人様と呼んでね。いいな?」この言葉を言い放たれた時から僕の人生の歯車は動き出したのだ。
僕はアキ・マイルス。女性以外にも男性が一定数妊娠ができる世界で暮らす、ごく普通の一般人。しかし国一番と名高い名門校である、私立ローズアルトニウス学園の一年生だ。なぜ僕みたいな庶民がこの学校に入学したかったかと言うと、それはこの学校にはある特殊な行事があるからだ。それは学期末の仮面舞踏会。僕は昔からシンデレラという話が好きで、その中でも舞踏会に憧れていた。みんな着飾って各々に踊り始める。そんな華やかな世界に一度でいいから参加してみたいと思っていた。その夢を知っている両親や中学の先生からの支援、奨学金や推薦、そして努力の末この学園に入学ができた。
そしてこの冬、僕が待ちに待った仮面舞踏会が開催されるのだ。
~くん…アキくん………アキくん!
はひ!
ちょっとアキくん大丈夫?今のノート取れてた?
す、すみません副会長!ぼーっとしていてっ!
大丈夫だよ、今の内容ちゃんと憶えておいたし、後で伝えるね。
すみません、。(だめじゃん、僕。大事な生徒会長ミーティングの時にボーっとしちゃうだなんて!)
そう言えばアキくんは舞踏会に着ていく服は決めた?
あ、いやまだです。うちお金がなくて…校則でアルバイトは禁止だし、なかなかお金が用意でなくて…。
よかったら僕が前に舞踏会で着たスーツでよかったら着てみるかい?
っ!いいんですか?
僕のお下がりになっちゃうけどね。裾さえ直せば着られると思うよ!
是非!ありがとうございます!
それにしても、今年も会長狙いの子たちがわんさかいるんだろうなぁ。何せ御曹司だろ?無理もないか、。少しぐらい僕にキャーキャー言ってくれてもいいのに。
はは、。そう言えば僕まだ会長に直接会ったことないです。(あなたも会長と並びに陰ではかなり人気ですよ。)
はぁあ!愛想笑いされたぁ…!まぁ、会長は家の仕事もしてるからね。なかなか会えないのかも。
そうなんですね。入園式の挨拶の時もすごい盛り上がりだったみたいですよ。僕はその日体調崩して出れませんでしたけど。
だろうね、生であんな美形みたら倒れるよ。
ふふ、美形が美形を見て倒れるだなんて言ってるの面白いですね。
もぉ~さてはスーツあげるから、僕に気を遣ってる?
はは、そんなことないですヨォ。
(こうして僕は副会長からもらった生地がしっかりしていて黄緑のコサージュのついた素敵なスーツをゲットすることができ、無事仮面舞踏会の当日を迎えることができたのであった。)
豪華なクラシックが流れるホールには色とりどりの仮面をつけた生徒たちが自由に踊っていた。
みんな舞踏会の準備を頑張った甲斐あって最高の式になっている。僕は副会長にいただいた黒のスーツに身を染めて階段の踊り場で景色に耽っていた。
よぉ!アキ!
っ!わぁびっくりした!ってその声はポールくん?
おう!どうだ?相手見つかったか?
ってこら、こら仮面舞踏会なのに名前呼んだらだめじゃんか!普段と違う感じを楽しむから仮面しているのに。
はは、わりっ。ちなみに俺は恋人のカミエと踊ることになってる!
そっかぁ。君は恋人がいていいねぇ。僕は見ての通り相手は見つかっていないよ。(仮面舞踏会では、仮面の色で学年が分かるようになっている。僕やポールは一年だから緑色で2年は青、3年は赤色にわかれてる。そして、色が違うもの同士でペアを作り、踊ることがルールである。しかし例外もあり、ポールとカミエのように恋人同士で踊りたい人は同学年でもペアを作って良いことになっている。)
そっかぁ、いい奴が現れるといいな!まぁ、ちなみにお前も知ってると思うけど相手がいない奴目当ての、そういうの目的の変な奴らも多いって聞くし気をつけてはいろよ?
ん?変な奴ら?
お前あの噂しらねぇのか?からだ…
ねぇ、ポールそろそろ僕たちも踊ろうよ!これ僕の好きな曲だし!!
お!そうだな!わりっ。俺たち行くわ!
ごめんねアキぃ。ポール連れてくね?
うん!行ってらっしゃい!
(ポールさっき何言いかけたんだろう。まぁ、いいか。だって夢にまで見た。舞踏会に来られたんだから。音楽は優しく耳に流れ、色とりどりのスーツや仮面が入れ乱れる。こんな綺麗な光景を今自分が見れていることだけで心が満たされる。)
さぁ!広場のご飯でも見に行こうっと!(舞踏会は始まったばかり!相手はいないかもだけど全力で楽しまなきゃ)
僕はアキ・マイルス。女性以外にも男性が一定数妊娠ができる世界で暮らす、ごく普通の一般人。しかし国一番と名高い名門校である、私立ローズアルトニウス学園の一年生だ。なぜ僕みたいな庶民がこの学校に入学したかったかと言うと、それはこの学校にはある特殊な行事があるからだ。それは学期末の仮面舞踏会。僕は昔からシンデレラという話が好きで、その中でも舞踏会に憧れていた。みんな着飾って各々に踊り始める。そんな華やかな世界に一度でいいから参加してみたいと思っていた。その夢を知っている両親や中学の先生からの支援、奨学金や推薦、そして努力の末この学園に入学ができた。
そしてこの冬、僕が待ちに待った仮面舞踏会が開催されるのだ。
~くん…アキくん………アキくん!
はひ!
ちょっとアキくん大丈夫?今のノート取れてた?
す、すみません副会長!ぼーっとしていてっ!
大丈夫だよ、今の内容ちゃんと憶えておいたし、後で伝えるね。
すみません、。(だめじゃん、僕。大事な生徒会長ミーティングの時にボーっとしちゃうだなんて!)
そう言えばアキくんは舞踏会に着ていく服は決めた?
あ、いやまだです。うちお金がなくて…校則でアルバイトは禁止だし、なかなかお金が用意でなくて…。
よかったら僕が前に舞踏会で着たスーツでよかったら着てみるかい?
っ!いいんですか?
僕のお下がりになっちゃうけどね。裾さえ直せば着られると思うよ!
是非!ありがとうございます!
それにしても、今年も会長狙いの子たちがわんさかいるんだろうなぁ。何せ御曹司だろ?無理もないか、。少しぐらい僕にキャーキャー言ってくれてもいいのに。
はは、。そう言えば僕まだ会長に直接会ったことないです。(あなたも会長と並びに陰ではかなり人気ですよ。)
はぁあ!愛想笑いされたぁ…!まぁ、会長は家の仕事もしてるからね。なかなか会えないのかも。
そうなんですね。入園式の挨拶の時もすごい盛り上がりだったみたいですよ。僕はその日体調崩して出れませんでしたけど。
だろうね、生であんな美形みたら倒れるよ。
ふふ、美形が美形を見て倒れるだなんて言ってるの面白いですね。
もぉ~さてはスーツあげるから、僕に気を遣ってる?
はは、そんなことないですヨォ。
(こうして僕は副会長からもらった生地がしっかりしていて黄緑のコサージュのついた素敵なスーツをゲットすることができ、無事仮面舞踏会の当日を迎えることができたのであった。)
豪華なクラシックが流れるホールには色とりどりの仮面をつけた生徒たちが自由に踊っていた。
みんな舞踏会の準備を頑張った甲斐あって最高の式になっている。僕は副会長にいただいた黒のスーツに身を染めて階段の踊り場で景色に耽っていた。
よぉ!アキ!
っ!わぁびっくりした!ってその声はポールくん?
おう!どうだ?相手見つかったか?
ってこら、こら仮面舞踏会なのに名前呼んだらだめじゃんか!普段と違う感じを楽しむから仮面しているのに。
はは、わりっ。ちなみに俺は恋人のカミエと踊ることになってる!
そっかぁ。君は恋人がいていいねぇ。僕は見ての通り相手は見つかっていないよ。(仮面舞踏会では、仮面の色で学年が分かるようになっている。僕やポールは一年だから緑色で2年は青、3年は赤色にわかれてる。そして、色が違うもの同士でペアを作り、踊ることがルールである。しかし例外もあり、ポールとカミエのように恋人同士で踊りたい人は同学年でもペアを作って良いことになっている。)
そっかぁ、いい奴が現れるといいな!まぁ、ちなみにお前も知ってると思うけど相手がいない奴目当ての、そういうの目的の変な奴らも多いって聞くし気をつけてはいろよ?
ん?変な奴ら?
お前あの噂しらねぇのか?からだ…
ねぇ、ポールそろそろ僕たちも踊ろうよ!これ僕の好きな曲だし!!
お!そうだな!わりっ。俺たち行くわ!
ごめんねアキぃ。ポール連れてくね?
うん!行ってらっしゃい!
(ポールさっき何言いかけたんだろう。まぁ、いいか。だって夢にまで見た。舞踏会に来られたんだから。音楽は優しく耳に流れ、色とりどりのスーツや仮面が入れ乱れる。こんな綺麗な光景を今自分が見れていることだけで心が満たされる。)
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