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第一話
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ここは少し変わった世界。
この世界には魔法があって自由に使うことができる。例えば料理、洗濯、片付けなどの家事で使うことができるが、この世界ではそのような普通の魔法ではなくもっと強い魔物を倒せるくらいのとてもパワーのある魔法が重要視されるのだ。そしてその強い魔法を使えるものは極一部の限られた者しか使えないのが現状だ。俺は一般の魔法使いの普通のバーテンダーの仕事をしている。小さい頃は魔物を倒すエクソシストになりたかったが徐々に自分の魔力の実力を知り断念したのだ。自分のやりたい事が失ってからは酒に手を出した。その時に行ったバーのマスターがカッコよくて俺はこの仕事に決めたのであった。その後マスターに弟子入りして今の俺がここにいる。最近では弟子入りした甲斐もあってバーテンの仕事が結構増えてきた。現にその腕前が評価されて月に1度に城でバーテンの仕事をしに行っているくらいには仕事には自信がある。そして今日はその月に1度の城に行ってバーテンの仕事をする日なのだ。
マスター「今日は仕事に行く日なんだろ?ロン」
ロン「そうそう、そんで仕事用具持ってかないとだからそこにある鞄取ってよマスター」(マスターは40代後半だがその面持ちは凛々しくイケオジと言う言葉がズバリ当てはまりそうな人だ)
マスター「はいよ、もう行くのか?」
ロン「あぁ、この前行ったらギリギリで着いたんだけど城の人に怒られちまってよぉ…だって5分前には城に着いてたんだぜ?別に遅れてないからいいじゃんって思ったんだけどやっぱりまた怒られるのやだから今回から早めに行くんだぁ」
マスター「そうかぁ、まぁ5分前は流石になぁ…。準備もあるんだし早めに行動した方がいいな、気をつけて気を引き締めて行くんだぞ!」
ロン「はいはい!それじゃあ行ってきます」
マスター「おう行ってらっしゃい!気をつけろよ!」
ガチャン(ドアの閉まる音)
やっぱりマスターは良い人だなぁつくづく憧れるぜ、俺もいつかあんな感じになりたいなぁ。
そういえばお城は路線バスを使って行くんだったなぁ、路線バスってドアがないから混んでると時々落ちそうになって危ない時があるんだよなぁ。前みたいにホウキで飛べたら良いのになぁ。まあ、空を飛ぶ事で交通事故や落下事故が年々増えてきた事が原因でダメになっちゃったけど…。
カンカン(路線バスの鐘の音)
おっと、バスが来たな乗らなきゃ。
うーんやっぱりこの時間は混むなぁ月1だから良いけどお城で働いてる人たちってこれが毎日だろ?毎日バスとか大変だよなぁ。
おっ、城が見えてきたやっぱりおっきいから分かりやすいなぁ。ギリギリだけどうちのバーからも屋根の方とかは見える。周りが建物であまり見えないけど間近でみるとやっぱり大きい。というか迫力あるがあるんだよなぁ。
カンカン(路線バスの鐘の音)
城前だ、降りなきゃ。
やっば!門が閉まる早く中入らなきゃ!
たったったたた(走る音)
ロン「間に合ったぁ」
兵士「おお危なかったね」
ロン「ギリギリ間に合ってよかったよ」
本当に間に合ってよかったぁまた怒られたら一溜りもないからなぁ………。さぁ、急ごう。確か裏口から入るんだったなこの前間違えて前のドアから入ったらすっごい怒られたんだよなぁ、これも気をつけないとなぁ。
キィ(裏口のドアが開く音)
えー…っとまず厨房を抜けて靴を履き替えて手前の階段を上がるその後に地下の酒置き場に行って酒を持ってきていつもの待合室に行ってあの怖い執事さんを待つ。今日は怒られないと良いなぁ。
コンコン(ドアを叩く音)
ロン「失礼します。バーテンダーの仕事できましたロンです。」
執事「…………………時間の10分前まぁ、この前よりは上出来ですね。さぁどうぞ入って」
なんかやな感じなんだよなぁ。まあ、今日は怒られなかったから良いんだけど。」
執事「………ロンさん今日は王子が留学後初めて我が国に帰られます。ですから王子はとてもお疲れです何か疲れを癒せるお酒を差し上げて下さい。そしてくれぐれも失礼のないように!」
ロン「は、はい」
ま、マジかよ聞いてないよ執事さん!前まで兵士達の酒場でバーテンやってきたけど…お、王子だって?ちょっとミスしたら殺されるかもしれないじゃん!どうすんだよ!ってか王子しかいないんならわざわざバーテン呼ばなくても良いだろが!もう、どうしようマジで…。
執事「ロンさんいいですね?私はこれから王子をお迎えに参りますのであなたは上の階の王子の部屋に行きなさい」
俺このままバックれようかなぁ…。そんなことしたら王子じゃなく執事に殺されそうだな………。まぁ、取り敢えず上の階に行って王子の部屋で先に酒作っておくか…。
コツコツ(階段を上がる音)
ガチャン(ドアを開ける音)
失礼しますっと。うわぁ…、やっぱり王子の部屋なだけあって広いしあちこちキラキラしてるなぁすっげぇベッド広すぎだろ!これ確かキ、キングサイズ?っていうんだったなぁここで毎晩女抱いてんだろうなぁ…くぅ羨ましい。
っとそうだった酒作らなきゃな!これをこうしてあーしてこうしてあとは振れば完成!やっぱり魔法使いながら酒作るのって楽しいな!
カシャカシャ
できた!できたし王子様来ないし机に置いておけばいいかな?っていうか絶対顔合わせたくない…。俺緊張しやすいから絶対に吃るんだよなぁ…。まぁ、会わなければ済む話だし!酒置いて帰ることにしよう!
ガチャ
ロン「ゔ、………どども…あ、すみませんでした」(や、やばいドア同時に開けるとか最悪!っていうかこの人メチャクチャ綺麗だなぁ髪は銀髪かな?すごい透き通ってて瞳のターコイズブルーとすごくマッチしてて見惚れちゃうぅ。…………?っていうかさっきから俺ドア譲ってるんだけどなぁ早く中入らないのかな?)
王子「……………」
ロン「じゃじゃぁ失礼します」(なんだ?無言か?いいよじゃあ俺が先にこの部屋出てみるか)
ドスッ
ロン「……………うぉ」(あ…………ヤベェ…しくじったぁドア横から出ようと思ったら王子の胸の中に埋まってしまった…ヤベェこれ殺されるよな………ってか胸筋エッグいなぁ!筋肉なのにフワフワしてまるで羽毛に囲まれてるみたい~しかも良い匂いすぅ………。ってヤベェ離れなきゃ!!)
ロン「さっきからすみませんでした!」
ズカズカ
ロン「え?ええ??はぇ?」(王子がなんか押してくくるんだけど…え?何事?ってかまた部屋入っちゃった。まぁ、王子が邪魔で出れないんだけど…。)
王子「…………ねぇ」
ロン「はひ?」
王子「俺のこと覚えてないの?」
ロン「………………へ?」(聞き間違いかな?いや確かに言ったなぁ?うーん俺の人生でこんな顔の整ったやつに会ったことねぇからなぁ………?待てよ?いやぁそんな訳ねぇよな…ねぇはずなんだけどなぁ)
ロン「……………ぜぜぜ、ゼイン?!」
ゼイン「…………ゼイン・ミッチェルだ覚えてなかったのか?」
覚えてたさ覚えていたけど!まさかこの国の王子だとはしらなかったよ!最悪だ!なんたって俺がエクソシストの夢を諦めたのは半分コイツのせいなんだからな!
ロン「え?おま、え??お、王子だったのか?!」
ゼイン「あぁ子供の頃は言ってなかったか、ふっっ相変わらずだなぁロン?さぁて、今までどこに行ってたのかな?」
ロン「…あぅ、そそれは………」
ガシッ
ゼイン「ふふっ震えて、俺が怖い?」
怖いに決まってんだろ!昔あんなことがあったのに……あんな……。ふぁ急に目眩が…。
~子供の頃~
ロン「俺の夢はエクソシストになることなんだ!」
ゼイン「へぇ……ロンはエクソシストになりたいんだね…………………でも君にはなれないよ」
ロン「………………え?なんでそんなこと言うの?」
ゼイン「君には魔力が足りない、現に今だって宙に浮かすことしかできないだろ?そんなに弱い君にはエクソシストにはなれない。だから僕の……」
ロン「そんなのわからないじゃん!やってみなきゃわからないじゃん!」
ゼイン「じゃあやってみようか?」
ロン「………どうやって?」
ゼイン「今から僕とあの小屋の中に入って僕が内側から外の鍵を閉めるそして君はその鍵を開ければエクソシストになれるって認めてあげる」
ロン「そんなのかんた…」
ゼイン「ただし、僕が君を妨害するからそれを踏まえて外に出られたら君はエクソシストになれると認めてあげる。しかし君がドアを開けられなかった場合僕の、おれのお嫁さんになるんだよ?」
ロン「お嫁さん?ゼインの?」
ゼイン「うんお嫁さんになって」
ロン「うーんわかったそれで認めてくれるなら」
ゼイン「じゃあ中に入ろうか」
ガチャン
ロン「え?ゼイン??何するの?やっ!やめて!」
ゼイン「妨害するって言ったでしょ?ほら、ロンは鍵を開けなきゃ」
ロン「えっででで、でも………………」
これ夢かぁ凄い昔のやな夢だなそういえばこのことがあってからゼインから逃げたんだったそれで荒れてたらマスターと出会って………ってそうだった!寝てる場合じゃない起きなきゃ!!
チュッチュ
チュ
ロン「………ゔぅーん」
ゼイン「ふふっ起きた?」
ロン「?!」
ゼイン「驚いて声も出せてないんだね」
ロン「いやぁ!やだ!退け!」
ゼイン「おっと暴れないで…俺がその気になれば君を孕ます事だってできるんだよ」
ススッ(服が捲れる音)
ロン「ひぃっ」
ゼイン「ふふっいい子だね」
ロン「ゔぅ……いやぁ」
ゼイン「いやって顔じゃないけどねぇふふっかわいいよロン」
チュッチュッチュチュ
舌入ってきて俺のと絡んでる、そんでもってさっきから、ち乳首弄られてなんかわかんないけど気持ちいい
ロン「んむぅ…ぅゔ」
ゼイン「上のお口はトロトロになったみたいだし今度は下もトロトロにしてあげるね♪」
やばい!?本格的にヤバくなってきた!止めなきゃいけないんだけど逃げなきゃいけないんだけどでも気持ち良すぎて何もできないぃ
ゼイン「どう?気持ちい?」
ロン「……………き、きもちぃわるい」
ゼイン「それじゃあもっと気持ち良くしてあげるね」
ロン「へ?ちょ………そ、それは」
ゼイン「なぁに?ロンは俺の欲しくないの?
ロン「……ほ欲しくないの」
ゼイン「本当に?」
ロン「……………」
ゼイン「ほら………ねぇ答えてロン、ほしいの?欲しくないの?」
ロン「…………………………ほほしい……」
(こいつは言わないと俺のこと殺すかもしれないし言うしかないのか…)
ゼイン「よく言えました!ご褒美に最高に優しくしてあげるね?さぁロン腰を上げて?」
ロン「……ンヴゥ」
ゼイン「いい子だね、じゃあ次は入れるよ」
ロン「!?うあっあんあぁ」
ゼイン「痛かった?………あっなるほどねイっちゃったんだねロン」
ロン「………うゔぅ言うなぁ」
ゼイン「ふふっ可愛いよ」
チュチュッチュ
ゼイン「でも俺がまだイけてないから付き合ってもらう……………よっ」
ロン「んぁああっああぁううゔうぅ」
パチュッチュパチュパチュ
ゼイン「どお?ハァハァ、気持ちい?」
ロン「いっイってるのにぃ………ぅゔぅ止まってぇ」
ゼイン「ごめんね、優しくするとか嘘だ…ダメだ腰止まんない」
ロン「ん、んぁああ………」
やばい意識飛んでるぅ頭真っ白でいっぱいイっちゃった気がする凄いきもちよかったぁ
チュンチュンッチュン
ゼイン「起きて」
ゼイン「さぁ起きてロン」
ロン「…んぁあ?………きゃ!」(俺裸!ってかコイツもか…そっか昨日コイツとシたんだった)
ゼイン「ふふっかわいい、よく起きれたね?体大丈夫?何か必要なものがあったら遠慮なく言ってね
そうだ!起きれた君にはプレゼントを贈ろうね」
キラキラ(魔法をかけられる音)
ロン「へ?く、首になんかついた?!」
ゼイン「そうそれ君専用の首輪、どこにも行かないようにね」
ロン「…は?」
ゼイン「その首輪はね君の全てを監視できるようにしてあるの、だから城から出ようとしたらその首輪が自主的に俺に報告するようにしてある。因みにその首輪の周りで回ってるやつは君の脈拍や声の波までも感じ取るものだから君の全てをその中に記録できる優れものなんだ!あと最後に忠告なんだけどその首輪を無闇に外そうとしたりしないほうがいいよ、俺しか解除できないようにしてあるからね」
ロン「そ、そんなぁ」
ゼイン「もう一生俺のものなんだからね
ああ、それともう一つ。昔約束した事忘れてるなんて事ないよね」
ロン「…………………ま、まさか結婚?!」
ゼイン「お!ちゃんと覚えてはいたんだね」
ロン「いや!覚えてるも何もお前あのとき無理やり襲ってきて……ってかお前王子なんだろ?男と結婚したら世継ぎはどうするんだよ」
ゼイン「あれ、昨日言わなかったっけ?その気になれば孕ませられるって」
ロン「…確かに言ってたな。そういう魔法があるのか?」
ゼイン「ふふ、僕の先々代まぁつまりはお祖父様が作った魔法なんだけどね」
ロン「お、俺にその魔法をかけるのか?……」
ゼイン「ふふ、かけるというよりはもうかけたよ」
ロン「っ?!」
ゼイン「君が寝ている間にね」
ロン「………最低だよ!バーテンダーになって一人前になっていつかはマスターに酒をつくるのが最近の目標だったのに!お前となんて一生結婚しない!」
ゼイン「さぁ、どうかなぁ
まぁ、今日のところはゆっくり休んでね昨日は無理させちゃったし。朝食でもとって気分を晴らそう?」
ロン「…………」
ゼイン「ふふ、無視か。僕を無視するなんて君ぐらいしかいないよハニー」
ロン「誰がハニーだ?!気持ち悪い俺は出ていく!」
ゼイン「そんな姿で?」
ロン「…………あ、ぅ」
ゼイン「ふふ、無理だよね服は朝食と取ってきてあげるから此処でいい子で待ってるんだよ?」
ロン「う、うるせぇさっさと出てけ!」
ガチャン
ロン「クッソーゼインのやつ…本当に最低だ…絶対逃げてやるって思ったけど…この首輪で監視されてるから無理なんだった…どうしたら逃げられるかな?」
~5分後~
ロン「ゔーん」
~10分後~
ロン「ゔーーーん」
ガチャリ
ゼイン「ただいま、ふふ。何悩んでるの?」
ロン「俺が悩んでる事なんてこの首輪でどうせわかるんだろ?」
ゼイン「ん?まあね」
ロン「ま、まじかよ」
(適当に言ってみたけど当たってたのかよ余計怖いわ)
ゼイン「これ着替え持ってきたから着てね、はい」
ロン「………さ、サンキュ」
ゼイン「いいえ~」
シュルシュル(服を着る音)
ゼイン「あ、あと食事持ってきたよ、一緒に食べよう」
ロン「………いい、いらない」
(コイツの出す料理なんて何入ってるかわかったもんじゃないからな)
ゼイン「ローストビーフサンド嫌だった?」
ロン「ろ、ローストビーフ………」
ゼイン「ロンはお肉好きでしょ?年に数回しか食べられない貴重なお肉なんだぁ、遠慮しないで食べてね。僕は先に食べてるよ?」
ロン「………」
ゼイン「いただきまーす」
ロン(昨日やられすぎて正直疲れてるしお腹も空いてる。しかも貴重な肉……食べたい)
「よこせ!」
ゼイン「えっ僕のローストビーフが」
ロン「ぼーっとしてるお前が悪いんだ!」
(食おうとしてたやつだから何か入ってることはないだろう。けど正直もうそんなこと関係なくこのサンドが食べたい…)
ゼイン「ふふ、ガッツいちゃってかわいい。よっぽどお腹空いてたんだね」
ロン「!あったり前だろ昨日の夜ごはんお前のせいで食えてねぇんだぞ!コラ」
ゼイン「……僕のせいか…ふふいい響き」
ロン「お前本当にキモいな…。ってか俺コレ食べたら帰る」
ゼイン「何言ってるの、帰さないよ」
ロン「首輪で監視されていようとお前が阻止しようとしても何が何でも帰ってやる」
ゼイン「別に帰ろうとしてもいいけど首輪で感知できるし僕は君の事簡単に阻止できるから無理だと思うよ」
ロン「…や、やってみないとわかんないだろうが!」
ゼイン「はぁ、そんなところがまた愛おしくてたまらないんだけどねぇ」
ロン「っ……!キモいこと言うな」
ゼイン「ふふ、ねぇロン」
ロン「…な、なんだよ」
ゼイン「ゲームしない?」
ロン「は、ゲーム?」
ゼイン「そう、ゲーム」
ロン「…………どんなだよ」
ゼイン「また、子供の時みたいにさ。この部屋に外側から鍵を閉めて君を妨害する。そして君はこの部屋から出たら僕が首輪を外してここから家に返してあげる。僕が勝ったら結婚してね」
ロン「……………」
(正直あの出来事はトラウマだ……、だけど昔より多少は魔力も着いた。部屋の鍵を開けて出るくらいなら………)
ゼイン「どうする?」
ロン「…………や、やる」
ゼイン「ふふ、そうこなくっちゃ!そしたら早速ゲームスタート」
ロン「え、ちょ早いって」
(考えろロン、何か方法はあるはずだ…。きっとなにか………は!っそうだ!)
ゼイン「さ、スタートだよ。開けなくていいの?」
ロン「………なぁゼイン………おれ、実は今病気でとってもひどい状況なんだ………。このままだと
あと2日3日で死ぬって医者は言ってた。心配しているマスターだっているし一度だけでいいから帰らせてくれないか」
ゼイン「?…君は病気じゃないでしょ?君のこと調べ尽くしてるから何でも知ってるよ?」
ロン「なっ?!」
(泣き落としでもダメだとは…)
ゼイン「ふふ、何やっても無駄だよ」
ロン「…………うるせえ」
ゼイン「さ、僕の番だよ」
ロン「っ!やっ」
(ん?体が包まれて宙に浮いたような…)
ゼイン「流石に昨日しちゃったから体辛いでしょ?今日はああいうことしないよ」
ロン「じゃ、じゃぁ何すんだよ」
ゼイン「ロンってば僕のこと誰と勘違いしてるの」
ロン「ち、ちげぇーよ!お前の事だからエッチな事しか考えてないんだろうと思って!」
ゼイン「僕はあくまでも君のことを好きなんだよ?まさか僕のことをそんなヤリチン野郎と思ってたなんて……シクシク」
ロン「ほぼ同じようなもんだろ、、お前の場合はプラスで監禁も入ってるけどな」
ゼイン「そんなひどいこと言わないでよ、僕は君のこと愛してるのに-」
ロン「うわぁ、ヤンデレも入るとは……」
ゼイン「ちょ、!引かないでよ!好きな気持ちは変わらないんだから!」
ロン「………」(いや、誰だって引くだろ普通は…)
ゼイン「ま、いいや。今日はそういう事しないって決めたし今度分からせてあげるから」
ロン「ひぇ~目がマジすぎて怖いわ」
ゼイン「だって、マジだもん」
ロン「うわぁ」
ゼイン「あ!また引いたでしょ!もぉこちょこちょぉ」
ロン「お!おいやめろよww」
ゼイン「ふふ、かわいい。さてそろそろ鍵を開けなくていいの?」
ロン「は!っそうだった」
ゼイン「じゃぁ僕は妨害として催眠をかけてしまおう」
ロン「さ、さいみん?」
ゼイン「昨日あんまり寝させてあげられなかったから」
ロン「催眠なんてかけられたら鍵開けられないじゃん」
ゼイン「そんなことないよ!通常の魔法使いなら寝ながら鍵をあけるなんてことできるはずだよ」
ロン「………え、そうなの?」
(おれも一応魔法使えるし普通の一般魔法使いだとおもってたけどこれはやったこともないぞ。やってみるしかないのか)
ゼイン「ただ寝るだけだから全然怖いことないよ!眠る前に何かしたいと思えば簡単にできるし、安心して寝ていいからね」
ロン「わ、わかったかけていいぞ。おれは寝ながらできるから」
ゼイン「じゃぁおやすみ愛しのロン」
ふらぁ(ロンは目を閉じる)
ロン ん?夢の中か?おれが寝ている部屋が見えるなぁ?ゼインが言ってた通り思えば簡単に寝ながら何かできるのかぁ、さてわかったことだしそろそろ鍵をあけ…
ゼイン ロン
(ゼインの優しい声が聞こえた)
ロン まさかゼインがおれの夢の中に出てくるとはなぁ。おれも物好きだなぁ
ゼイン 愛してるよ
ロン はいはい
夢の中で…(以下略)この部分は本編でなく続編にて考えております。
ロン「っは!?」
ゼイン「あ、起きた?大丈夫?」
ロン「か、鍵…‥…開けられなかった」
ゼイン「そっかぁ残念だったね、そしたら約束通り結婚してもらおうか」
(夢の中で僕が阻止してたからね)
ロン「………」
(本当に俺と結婚したいのか……昔から約束してたし勝負にも負けたし結婚するしかないのか?っでもバーテンダーの夢は諦めたくない)
ゼイン「バーテンダーの仕事なら辞めなくていいよ」
ロン「…っへ?!」
(あ、そっかこの首輪、俺が考えてることをゼインに伝えてるのか)
ゼイン「この城でバーテンダーとして活躍すればいいじゃないか?お給料だってはずむしそうしてもらえると僕も助かるよ」
ロン「………」
(ちょっと悪くないと思ってしまっている自分もいるのが腹立たしい)
ロン「嫌なことしたらすぐ離婚してやる」
ゼイン「ふふ、そんなことしないよ」
_____________________________
続く
この世界には魔法があって自由に使うことができる。例えば料理、洗濯、片付けなどの家事で使うことができるが、この世界ではそのような普通の魔法ではなくもっと強い魔物を倒せるくらいのとてもパワーのある魔法が重要視されるのだ。そしてその強い魔法を使えるものは極一部の限られた者しか使えないのが現状だ。俺は一般の魔法使いの普通のバーテンダーの仕事をしている。小さい頃は魔物を倒すエクソシストになりたかったが徐々に自分の魔力の実力を知り断念したのだ。自分のやりたい事が失ってからは酒に手を出した。その時に行ったバーのマスターがカッコよくて俺はこの仕事に決めたのであった。その後マスターに弟子入りして今の俺がここにいる。最近では弟子入りした甲斐もあってバーテンの仕事が結構増えてきた。現にその腕前が評価されて月に1度に城でバーテンの仕事をしに行っているくらいには仕事には自信がある。そして今日はその月に1度の城に行ってバーテンの仕事をする日なのだ。
マスター「今日は仕事に行く日なんだろ?ロン」
ロン「そうそう、そんで仕事用具持ってかないとだからそこにある鞄取ってよマスター」(マスターは40代後半だがその面持ちは凛々しくイケオジと言う言葉がズバリ当てはまりそうな人だ)
マスター「はいよ、もう行くのか?」
ロン「あぁ、この前行ったらギリギリで着いたんだけど城の人に怒られちまってよぉ…だって5分前には城に着いてたんだぜ?別に遅れてないからいいじゃんって思ったんだけどやっぱりまた怒られるのやだから今回から早めに行くんだぁ」
マスター「そうかぁ、まぁ5分前は流石になぁ…。準備もあるんだし早めに行動した方がいいな、気をつけて気を引き締めて行くんだぞ!」
ロン「はいはい!それじゃあ行ってきます」
マスター「おう行ってらっしゃい!気をつけろよ!」
ガチャン(ドアの閉まる音)
やっぱりマスターは良い人だなぁつくづく憧れるぜ、俺もいつかあんな感じになりたいなぁ。
そういえばお城は路線バスを使って行くんだったなぁ、路線バスってドアがないから混んでると時々落ちそうになって危ない時があるんだよなぁ。前みたいにホウキで飛べたら良いのになぁ。まあ、空を飛ぶ事で交通事故や落下事故が年々増えてきた事が原因でダメになっちゃったけど…。
カンカン(路線バスの鐘の音)
おっと、バスが来たな乗らなきゃ。
うーんやっぱりこの時間は混むなぁ月1だから良いけどお城で働いてる人たちってこれが毎日だろ?毎日バスとか大変だよなぁ。
おっ、城が見えてきたやっぱりおっきいから分かりやすいなぁ。ギリギリだけどうちのバーからも屋根の方とかは見える。周りが建物であまり見えないけど間近でみるとやっぱり大きい。というか迫力あるがあるんだよなぁ。
カンカン(路線バスの鐘の音)
城前だ、降りなきゃ。
やっば!門が閉まる早く中入らなきゃ!
たったったたた(走る音)
ロン「間に合ったぁ」
兵士「おお危なかったね」
ロン「ギリギリ間に合ってよかったよ」
本当に間に合ってよかったぁまた怒られたら一溜りもないからなぁ………。さぁ、急ごう。確か裏口から入るんだったなこの前間違えて前のドアから入ったらすっごい怒られたんだよなぁ、これも気をつけないとなぁ。
キィ(裏口のドアが開く音)
えー…っとまず厨房を抜けて靴を履き替えて手前の階段を上がるその後に地下の酒置き場に行って酒を持ってきていつもの待合室に行ってあの怖い執事さんを待つ。今日は怒られないと良いなぁ。
コンコン(ドアを叩く音)
ロン「失礼します。バーテンダーの仕事できましたロンです。」
執事「…………………時間の10分前まぁ、この前よりは上出来ですね。さぁどうぞ入って」
なんかやな感じなんだよなぁ。まあ、今日は怒られなかったから良いんだけど。」
執事「………ロンさん今日は王子が留学後初めて我が国に帰られます。ですから王子はとてもお疲れです何か疲れを癒せるお酒を差し上げて下さい。そしてくれぐれも失礼のないように!」
ロン「は、はい」
ま、マジかよ聞いてないよ執事さん!前まで兵士達の酒場でバーテンやってきたけど…お、王子だって?ちょっとミスしたら殺されるかもしれないじゃん!どうすんだよ!ってか王子しかいないんならわざわざバーテン呼ばなくても良いだろが!もう、どうしようマジで…。
執事「ロンさんいいですね?私はこれから王子をお迎えに参りますのであなたは上の階の王子の部屋に行きなさい」
俺このままバックれようかなぁ…。そんなことしたら王子じゃなく執事に殺されそうだな………。まぁ、取り敢えず上の階に行って王子の部屋で先に酒作っておくか…。
コツコツ(階段を上がる音)
ガチャン(ドアを開ける音)
失礼しますっと。うわぁ…、やっぱり王子の部屋なだけあって広いしあちこちキラキラしてるなぁすっげぇベッド広すぎだろ!これ確かキ、キングサイズ?っていうんだったなぁここで毎晩女抱いてんだろうなぁ…くぅ羨ましい。
っとそうだった酒作らなきゃな!これをこうしてあーしてこうしてあとは振れば完成!やっぱり魔法使いながら酒作るのって楽しいな!
カシャカシャ
できた!できたし王子様来ないし机に置いておけばいいかな?っていうか絶対顔合わせたくない…。俺緊張しやすいから絶対に吃るんだよなぁ…。まぁ、会わなければ済む話だし!酒置いて帰ることにしよう!
ガチャ
ロン「ゔ、………どども…あ、すみませんでした」(や、やばいドア同時に開けるとか最悪!っていうかこの人メチャクチャ綺麗だなぁ髪は銀髪かな?すごい透き通ってて瞳のターコイズブルーとすごくマッチしてて見惚れちゃうぅ。…………?っていうかさっきから俺ドア譲ってるんだけどなぁ早く中入らないのかな?)
王子「……………」
ロン「じゃじゃぁ失礼します」(なんだ?無言か?いいよじゃあ俺が先にこの部屋出てみるか)
ドスッ
ロン「……………うぉ」(あ…………ヤベェ…しくじったぁドア横から出ようと思ったら王子の胸の中に埋まってしまった…ヤベェこれ殺されるよな………ってか胸筋エッグいなぁ!筋肉なのにフワフワしてまるで羽毛に囲まれてるみたい~しかも良い匂いすぅ………。ってヤベェ離れなきゃ!!)
ロン「さっきからすみませんでした!」
ズカズカ
ロン「え?ええ??はぇ?」(王子がなんか押してくくるんだけど…え?何事?ってかまた部屋入っちゃった。まぁ、王子が邪魔で出れないんだけど…。)
王子「…………ねぇ」
ロン「はひ?」
王子「俺のこと覚えてないの?」
ロン「………………へ?」(聞き間違いかな?いや確かに言ったなぁ?うーん俺の人生でこんな顔の整ったやつに会ったことねぇからなぁ………?待てよ?いやぁそんな訳ねぇよな…ねぇはずなんだけどなぁ)
ロン「……………ぜぜぜ、ゼイン?!」
ゼイン「…………ゼイン・ミッチェルだ覚えてなかったのか?」
覚えてたさ覚えていたけど!まさかこの国の王子だとはしらなかったよ!最悪だ!なんたって俺がエクソシストの夢を諦めたのは半分コイツのせいなんだからな!
ロン「え?おま、え??お、王子だったのか?!」
ゼイン「あぁ子供の頃は言ってなかったか、ふっっ相変わらずだなぁロン?さぁて、今までどこに行ってたのかな?」
ロン「…あぅ、そそれは………」
ガシッ
ゼイン「ふふっ震えて、俺が怖い?」
怖いに決まってんだろ!昔あんなことがあったのに……あんな……。ふぁ急に目眩が…。
~子供の頃~
ロン「俺の夢はエクソシストになることなんだ!」
ゼイン「へぇ……ロンはエクソシストになりたいんだね…………………でも君にはなれないよ」
ロン「………………え?なんでそんなこと言うの?」
ゼイン「君には魔力が足りない、現に今だって宙に浮かすことしかできないだろ?そんなに弱い君にはエクソシストにはなれない。だから僕の……」
ロン「そんなのわからないじゃん!やってみなきゃわからないじゃん!」
ゼイン「じゃあやってみようか?」
ロン「………どうやって?」
ゼイン「今から僕とあの小屋の中に入って僕が内側から外の鍵を閉めるそして君はその鍵を開ければエクソシストになれるって認めてあげる」
ロン「そんなのかんた…」
ゼイン「ただし、僕が君を妨害するからそれを踏まえて外に出られたら君はエクソシストになれると認めてあげる。しかし君がドアを開けられなかった場合僕の、おれのお嫁さんになるんだよ?」
ロン「お嫁さん?ゼインの?」
ゼイン「うんお嫁さんになって」
ロン「うーんわかったそれで認めてくれるなら」
ゼイン「じゃあ中に入ろうか」
ガチャン
ロン「え?ゼイン??何するの?やっ!やめて!」
ゼイン「妨害するって言ったでしょ?ほら、ロンは鍵を開けなきゃ」
ロン「えっででで、でも………………」
これ夢かぁ凄い昔のやな夢だなそういえばこのことがあってからゼインから逃げたんだったそれで荒れてたらマスターと出会って………ってそうだった!寝てる場合じゃない起きなきゃ!!
チュッチュ
チュ
ロン「………ゔぅーん」
ゼイン「ふふっ起きた?」
ロン「?!」
ゼイン「驚いて声も出せてないんだね」
ロン「いやぁ!やだ!退け!」
ゼイン「おっと暴れないで…俺がその気になれば君を孕ます事だってできるんだよ」
ススッ(服が捲れる音)
ロン「ひぃっ」
ゼイン「ふふっいい子だね」
ロン「ゔぅ……いやぁ」
ゼイン「いやって顔じゃないけどねぇふふっかわいいよロン」
チュッチュッチュチュ
舌入ってきて俺のと絡んでる、そんでもってさっきから、ち乳首弄られてなんかわかんないけど気持ちいい
ロン「んむぅ…ぅゔ」
ゼイン「上のお口はトロトロになったみたいだし今度は下もトロトロにしてあげるね♪」
やばい!?本格的にヤバくなってきた!止めなきゃいけないんだけど逃げなきゃいけないんだけどでも気持ち良すぎて何もできないぃ
ゼイン「どう?気持ちい?」
ロン「……………き、きもちぃわるい」
ゼイン「それじゃあもっと気持ち良くしてあげるね」
ロン「へ?ちょ………そ、それは」
ゼイン「なぁに?ロンは俺の欲しくないの?
ロン「……ほ欲しくないの」
ゼイン「本当に?」
ロン「……………」
ゼイン「ほら………ねぇ答えてロン、ほしいの?欲しくないの?」
ロン「…………………………ほほしい……」
(こいつは言わないと俺のこと殺すかもしれないし言うしかないのか…)
ゼイン「よく言えました!ご褒美に最高に優しくしてあげるね?さぁロン腰を上げて?」
ロン「……ンヴゥ」
ゼイン「いい子だね、じゃあ次は入れるよ」
ロン「!?うあっあんあぁ」
ゼイン「痛かった?………あっなるほどねイっちゃったんだねロン」
ロン「………うゔぅ言うなぁ」
ゼイン「ふふっ可愛いよ」
チュチュッチュ
ゼイン「でも俺がまだイけてないから付き合ってもらう……………よっ」
ロン「んぁああっああぁううゔうぅ」
パチュッチュパチュパチュ
ゼイン「どお?ハァハァ、気持ちい?」
ロン「いっイってるのにぃ………ぅゔぅ止まってぇ」
ゼイン「ごめんね、優しくするとか嘘だ…ダメだ腰止まんない」
ロン「ん、んぁああ………」
やばい意識飛んでるぅ頭真っ白でいっぱいイっちゃった気がする凄いきもちよかったぁ
チュンチュンッチュン
ゼイン「起きて」
ゼイン「さぁ起きてロン」
ロン「…んぁあ?………きゃ!」(俺裸!ってかコイツもか…そっか昨日コイツとシたんだった)
ゼイン「ふふっかわいい、よく起きれたね?体大丈夫?何か必要なものがあったら遠慮なく言ってね
そうだ!起きれた君にはプレゼントを贈ろうね」
キラキラ(魔法をかけられる音)
ロン「へ?く、首になんかついた?!」
ゼイン「そうそれ君専用の首輪、どこにも行かないようにね」
ロン「…は?」
ゼイン「その首輪はね君の全てを監視できるようにしてあるの、だから城から出ようとしたらその首輪が自主的に俺に報告するようにしてある。因みにその首輪の周りで回ってるやつは君の脈拍や声の波までも感じ取るものだから君の全てをその中に記録できる優れものなんだ!あと最後に忠告なんだけどその首輪を無闇に外そうとしたりしないほうがいいよ、俺しか解除できないようにしてあるからね」
ロン「そ、そんなぁ」
ゼイン「もう一生俺のものなんだからね
ああ、それともう一つ。昔約束した事忘れてるなんて事ないよね」
ロン「…………………ま、まさか結婚?!」
ゼイン「お!ちゃんと覚えてはいたんだね」
ロン「いや!覚えてるも何もお前あのとき無理やり襲ってきて……ってかお前王子なんだろ?男と結婚したら世継ぎはどうするんだよ」
ゼイン「あれ、昨日言わなかったっけ?その気になれば孕ませられるって」
ロン「…確かに言ってたな。そういう魔法があるのか?」
ゼイン「ふふ、僕の先々代まぁつまりはお祖父様が作った魔法なんだけどね」
ロン「お、俺にその魔法をかけるのか?……」
ゼイン「ふふ、かけるというよりはもうかけたよ」
ロン「っ?!」
ゼイン「君が寝ている間にね」
ロン「………最低だよ!バーテンダーになって一人前になっていつかはマスターに酒をつくるのが最近の目標だったのに!お前となんて一生結婚しない!」
ゼイン「さぁ、どうかなぁ
まぁ、今日のところはゆっくり休んでね昨日は無理させちゃったし。朝食でもとって気分を晴らそう?」
ロン「…………」
ゼイン「ふふ、無視か。僕を無視するなんて君ぐらいしかいないよハニー」
ロン「誰がハニーだ?!気持ち悪い俺は出ていく!」
ゼイン「そんな姿で?」
ロン「…………あ、ぅ」
ゼイン「ふふ、無理だよね服は朝食と取ってきてあげるから此処でいい子で待ってるんだよ?」
ロン「う、うるせぇさっさと出てけ!」
ガチャン
ロン「クッソーゼインのやつ…本当に最低だ…絶対逃げてやるって思ったけど…この首輪で監視されてるから無理なんだった…どうしたら逃げられるかな?」
~5分後~
ロン「ゔーん」
~10分後~
ロン「ゔーーーん」
ガチャリ
ゼイン「ただいま、ふふ。何悩んでるの?」
ロン「俺が悩んでる事なんてこの首輪でどうせわかるんだろ?」
ゼイン「ん?まあね」
ロン「ま、まじかよ」
(適当に言ってみたけど当たってたのかよ余計怖いわ)
ゼイン「これ着替え持ってきたから着てね、はい」
ロン「………さ、サンキュ」
ゼイン「いいえ~」
シュルシュル(服を着る音)
ゼイン「あ、あと食事持ってきたよ、一緒に食べよう」
ロン「………いい、いらない」
(コイツの出す料理なんて何入ってるかわかったもんじゃないからな)
ゼイン「ローストビーフサンド嫌だった?」
ロン「ろ、ローストビーフ………」
ゼイン「ロンはお肉好きでしょ?年に数回しか食べられない貴重なお肉なんだぁ、遠慮しないで食べてね。僕は先に食べてるよ?」
ロン「………」
ゼイン「いただきまーす」
ロン(昨日やられすぎて正直疲れてるしお腹も空いてる。しかも貴重な肉……食べたい)
「よこせ!」
ゼイン「えっ僕のローストビーフが」
ロン「ぼーっとしてるお前が悪いんだ!」
(食おうとしてたやつだから何か入ってることはないだろう。けど正直もうそんなこと関係なくこのサンドが食べたい…)
ゼイン「ふふ、ガッツいちゃってかわいい。よっぽどお腹空いてたんだね」
ロン「!あったり前だろ昨日の夜ごはんお前のせいで食えてねぇんだぞ!コラ」
ゼイン「……僕のせいか…ふふいい響き」
ロン「お前本当にキモいな…。ってか俺コレ食べたら帰る」
ゼイン「何言ってるの、帰さないよ」
ロン「首輪で監視されていようとお前が阻止しようとしても何が何でも帰ってやる」
ゼイン「別に帰ろうとしてもいいけど首輪で感知できるし僕は君の事簡単に阻止できるから無理だと思うよ」
ロン「…や、やってみないとわかんないだろうが!」
ゼイン「はぁ、そんなところがまた愛おしくてたまらないんだけどねぇ」
ロン「っ……!キモいこと言うな」
ゼイン「ふふ、ねぇロン」
ロン「…な、なんだよ」
ゼイン「ゲームしない?」
ロン「は、ゲーム?」
ゼイン「そう、ゲーム」
ロン「…………どんなだよ」
ゼイン「また、子供の時みたいにさ。この部屋に外側から鍵を閉めて君を妨害する。そして君はこの部屋から出たら僕が首輪を外してここから家に返してあげる。僕が勝ったら結婚してね」
ロン「……………」
(正直あの出来事はトラウマだ……、だけど昔より多少は魔力も着いた。部屋の鍵を開けて出るくらいなら………)
ゼイン「どうする?」
ロン「…………や、やる」
ゼイン「ふふ、そうこなくっちゃ!そしたら早速ゲームスタート」
ロン「え、ちょ早いって」
(考えろロン、何か方法はあるはずだ…。きっとなにか………は!っそうだ!)
ゼイン「さ、スタートだよ。開けなくていいの?」
ロン「………なぁゼイン………おれ、実は今病気でとってもひどい状況なんだ………。このままだと
あと2日3日で死ぬって医者は言ってた。心配しているマスターだっているし一度だけでいいから帰らせてくれないか」
ゼイン「?…君は病気じゃないでしょ?君のこと調べ尽くしてるから何でも知ってるよ?」
ロン「なっ?!」
(泣き落としでもダメだとは…)
ゼイン「ふふ、何やっても無駄だよ」
ロン「…………うるせえ」
ゼイン「さ、僕の番だよ」
ロン「っ!やっ」
(ん?体が包まれて宙に浮いたような…)
ゼイン「流石に昨日しちゃったから体辛いでしょ?今日はああいうことしないよ」
ロン「じゃ、じゃぁ何すんだよ」
ゼイン「ロンってば僕のこと誰と勘違いしてるの」
ロン「ち、ちげぇーよ!お前の事だからエッチな事しか考えてないんだろうと思って!」
ゼイン「僕はあくまでも君のことを好きなんだよ?まさか僕のことをそんなヤリチン野郎と思ってたなんて……シクシク」
ロン「ほぼ同じようなもんだろ、、お前の場合はプラスで監禁も入ってるけどな」
ゼイン「そんなひどいこと言わないでよ、僕は君のこと愛してるのに-」
ロン「うわぁ、ヤンデレも入るとは……」
ゼイン「ちょ、!引かないでよ!好きな気持ちは変わらないんだから!」
ロン「………」(いや、誰だって引くだろ普通は…)
ゼイン「ま、いいや。今日はそういう事しないって決めたし今度分からせてあげるから」
ロン「ひぇ~目がマジすぎて怖いわ」
ゼイン「だって、マジだもん」
ロン「うわぁ」
ゼイン「あ!また引いたでしょ!もぉこちょこちょぉ」
ロン「お!おいやめろよww」
ゼイン「ふふ、かわいい。さてそろそろ鍵を開けなくていいの?」
ロン「は!っそうだった」
ゼイン「じゃぁ僕は妨害として催眠をかけてしまおう」
ロン「さ、さいみん?」
ゼイン「昨日あんまり寝させてあげられなかったから」
ロン「催眠なんてかけられたら鍵開けられないじゃん」
ゼイン「そんなことないよ!通常の魔法使いなら寝ながら鍵をあけるなんてことできるはずだよ」
ロン「………え、そうなの?」
(おれも一応魔法使えるし普通の一般魔法使いだとおもってたけどこれはやったこともないぞ。やってみるしかないのか)
ゼイン「ただ寝るだけだから全然怖いことないよ!眠る前に何かしたいと思えば簡単にできるし、安心して寝ていいからね」
ロン「わ、わかったかけていいぞ。おれは寝ながらできるから」
ゼイン「じゃぁおやすみ愛しのロン」
ふらぁ(ロンは目を閉じる)
ロン ん?夢の中か?おれが寝ている部屋が見えるなぁ?ゼインが言ってた通り思えば簡単に寝ながら何かできるのかぁ、さてわかったことだしそろそろ鍵をあけ…
ゼイン ロン
(ゼインの優しい声が聞こえた)
ロン まさかゼインがおれの夢の中に出てくるとはなぁ。おれも物好きだなぁ
ゼイン 愛してるよ
ロン はいはい
夢の中で…(以下略)この部分は本編でなく続編にて考えております。
ロン「っは!?」
ゼイン「あ、起きた?大丈夫?」
ロン「か、鍵…‥…開けられなかった」
ゼイン「そっかぁ残念だったね、そしたら約束通り結婚してもらおうか」
(夢の中で僕が阻止してたからね)
ロン「………」
(本当に俺と結婚したいのか……昔から約束してたし勝負にも負けたし結婚するしかないのか?っでもバーテンダーの夢は諦めたくない)
ゼイン「バーテンダーの仕事なら辞めなくていいよ」
ロン「…っへ?!」
(あ、そっかこの首輪、俺が考えてることをゼインに伝えてるのか)
ゼイン「この城でバーテンダーとして活躍すればいいじゃないか?お給料だってはずむしそうしてもらえると僕も助かるよ」
ロン「………」
(ちょっと悪くないと思ってしまっている自分もいるのが腹立たしい)
ロン「嫌なことしたらすぐ離婚してやる」
ゼイン「ふふ、そんなことしないよ」
_____________________________
続く
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