旦那様は、パーフェクト高校生

ぱるゆう

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優一と小百合の旅行 7 やっぱり忘れてる

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「えっ?何?」小百合は不安になった。まさか、詩織さんとも・・・。

「キスしていい?」優一は顔を上げて、小百合の目を見た。

「えっ?」小百合は少し目を見開いた。

「やっ、やっぱりいい」優一は目を逸らせた。

「いいよ」と小百合は呟いた。

「ホントに?」優一は小百合を見た。

「早くして」と小百合は目を閉じた。

優一は膝立ちになって、サマーベッドに腰掛ける小百合の背中に手を回し、唇を合わせた。

我慢、我慢と優一は自分に言い聞かせながら、唇を重ねた。

すると、小百合の唇が開き、舌が優一の唇の中に入ってきた。

優一は驚いて顔を離した。
「まさか!」小百合の目を見ながら目を見開いて言った。

「詩織さんが教えてくれた。初めての時は、どうかと思うけど、そのうちこうするようになるって」

「はぁ~、あの人は、なんてことを・・・」優一は頭を振った。

「私もしたい。我慢するのは、もう嫌なの」小百合はお願い、という気持ちを込めて言った。

「分かった。小百合がそうしたいなら、そうする。僕もしたいから」

もう2人には、こんな場所で、ということを考える余裕はなかった。

優一は顔を近づけると、唇を重ねて、小百合の口の中に舌を入れた。

小百合も舌を出してきた。

絡み合う2つの舌。

小百合の身体がビクンと震え、優一は口を離した。

「もっと」と小百合が言ったが、優一はホテルから出てきた人と目が合った。

「あっ!小百合、場所が悪い」と小百合の頭を自分の胸に付けた。

チラチラと見ながら、水着姿の人が何人か通り過ぎて行った。

「小百合、もう大丈夫」と頭を離した。

「見られてた?」

「多分」

小百合の顔が真っ赤になった。

「ごめん、僕が気をつけなくちゃならないのに」

「フフフッ、優一とキスしちゃった」

「僕も嬉しい」

「あっ!」と小百合が優一の股間を見て、
「大変なことになってるわよ!」

優一も見た。水着のウエストの部分が前に出ていた。

「サポーター2枚履いてきたのに」

「えっ?そうなの?」

優一は頷いた。

「どんだけ固くなってるのよ」小百合は呆れた。

「しょうがないだろ。全然してないんだから」

「えっ?詩織さんとは?」

「一カ月くらい会ってない」

「そうなんだぁ。フフフッ。もういいでしょ?背中塗って」

「分かったよ」

2人とも交代で、お互いに日焼け止めを塗り終わった。小百合はパレオを着て、

「それ、いつ収まるの?」

「えっ?分かんないよ」

「待ってられない」と小百合は砂浜へと走り出した。

「ちょっ、ちょっと」優一は周りを見渡した。浮き輪が目に入った。

浮輪で股間を隠しながら、走り出した。

走りづらかったが追い付いた。既に小百合は腰のあたりまで海に入っていた。
海は少しだけ冷たく感じたが、すぐに慣れた。

小百合を頭から浮輪の中に入れた。

「浮き輪があると、優一にくっつけないよぉ」と小百合が頬を膨らませた。

「そんなことしてたら、ずっと収まんないよ」

「ここでする?」と小百合が胸を寄せた。

「うぅ!」と優一が呻いた。

「フフフッ、さすがに捕まっちゃうかな?」

「我慢してるんだから、止めてください」

「はいはい。分かったわよ」

波が押し寄せては小百合の身体を浮かせていく。

「まだ足ついてるの?」

「うん」優一は肩が出ていた。

「もっと深い方に行く?」

「この辺りでいいよ。波超えるの面倒だし」

「じゃあ、チューして」と小百合が口を尖らせた。

優一も唇を出したが、
「キャッ」高い波が来て、小百合を押し上げた。

優一は頭から波にのまれた。すぐに顔を出して、頭を振り、顔の水を両手で拭った。

「大丈夫?」

「くそっ!油断した」

「フフフッ、浮き輪があって良かったわ」

「まだしたい?」と優一は言った。

小百合は少し恥ずかしそうに頷いた。

浮き輪ごと小百合の腰に手を回して引き寄せる。

顔を近づけて、唇を重ねて、また舌を絡めた。

口を離すと、
「もぉ、いつまで固いのよ!」小百合のお腹に当たっていた。

「無理だって」

「収まるまで、潜ってなさい」

優一は息を吸い込み、潜った。しばらくして、
「ぷはぁ~」と顔を出した。

「どう?」

「小百合の水着を見てたら、もっと固くなった」

「何やってんのよぉ」と小百合は呆れた。

しばらく波に揺られた後、収まってきたので、海の家に入り、注文を済ませた。

「去年は平気だったんでしょ?」

「不思議だよねって、僕が思ってる」

「周りの人の水着は平気なの?」

優一は店の中を見渡した。けっこう小さめのビキニを着ている人がいたが、

「全然」

「ホント不思議よね」

「これからも変わらないと思う」

「私だけ?」と小百合は優一の目を見た。

一瞬、詩織のことが頭に浮かんだが、
「うん、小百合だけ」と優一は普通に言った。

小百合は満足して、微笑んだ。

「あっ!そうだ!野球の時、優一のお父さんとも会ったんだ」

「えっ!そうなの?来てたんだ?」

「うん、最後の試合になるからって」

「ふ~ん、えっ?もしかして先生とも?」

小百合は頷いた。

「あっ!でも、オヤジは何も知らないんだから、関係ないか?」優一はホッとした。

「何言ってるのよ。やっぱりおじ様が言った通り忘れてるのね?」

「忘れてる?何を?」

「はぁ~、マンションの管理人から定期的に報告してもらってるって。優一にも話したって言ってたわよ」

「うそ!ということは、全部知ってるってこと?」

「そうよ。でも、別に詩織さんとのことは悪いことじゃないから、止めるつもりはないって」

「そうだったんだ・・・」

「あっ!そう言えば」

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