ゲームの中の女主人公に本気で恋したら 第二部

ぱるゆう

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帰り道

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たっくんを家の近くまで送った。

また明日と言って別れた。

はぁ~、また、あんなにしてしまった。この年で、高校生の身体に溺れてしまうとは、夢にも思わなかった。

しかも毎日、家に連れ込んでいる。

それに、ミスティとすることも許せないでいる。独り占めしたくて仕方がない。

甘い言葉で騙しているような気がして、ならない。

きっと、たっくんは、私が50になっても、少しも変わらずに愛してくれるだろう。毎回、喜んで身体を重ねてくれるだろう。

このまま世界が、彼をそっとしておいてくれるなら。



家に着く。
洗い物は明日でいいや。この際、食器洗浄器でも買おうかな。

ひとりのベッドにもぐり込む。
たっくんの温もりはもうない。

あぁ、たっくんに腕枕されながら、眠りにつきたい。

あと一年と数ヶ月か。式は別にしなくてもいい。2人だけで教会に行こう。

子供か・・・、今まで考えもしなかった。産みたいのは山々だが、親の身勝手で辛い目に合わせてしまうかもしれない。

都会なら魔素が少ないから、何とかなるのかな?でも、たっくんは日常的に身体強化の効果を発揮している。

どうしてなのだろう?身体強化の魔法を使っている様子はない。タカティクスは、やっぱり特殊なのだろうか?



「タカシ」とナビゲーションシステムを呼び出した。

「はい、詩織」

「タカティクスって、向こうの世界でも特殊なの?」

「魔王を倒した時のパーティメンバーが、私達はほとんど何もしなかった。タカティクスが一人で魔王を倒したと言った、という噂があります」

「魔王と同等、それよりも強いってことね」

「はい、その通りだと推測されます」

「分かったわ。ありがとう」

「では、失礼」



やっぱり特殊なのね。それなら、こっちの世界でも違うことはあり得る。

魔素がなくても使える闇魔法、そして、死体に残された、この世界の刃物ではありえない切断痕。最後は、銃弾を弾く身体。何気なく跳弾で傷ついた肩を触る。

ほとんど真っ直ぐに銃弾が戻ることなんて、あり得るのかな?

本人は、隠しているつもりはないのだろう。私と一緒にいるために、そういうことは必要ないと漠然と感じているのだろう。

もう寝よう。考えても仕方がないし、私も、これからも一緒にいたいだけだ。






その頃、

また母さんは起きていた。
「また試してもいい?」

多分、一回くらいなら大丈夫そうな気がしていたので、
「金曜と土曜は、泊まってくる」

「えっ!どこに?」

「前に話した女の人のところ」

母は考えているようだった。金曜と土曜は、父さんがいるので、するのは無理だ。この前で、やっぱり危険すぎることは分かっているはずだ。

「別にいいけど、お父さんには、なんて言うのよ」

「部活で山にトレーニングに行くと言うつもり。合宿だよ」

「合宿ね。分かったけど・・・」

「今日は一回だけなら、大丈夫だと思う」

「それだけ?」

「日曜は早く帰ってくる。父さんがいなくなったら、するから」

「フフフッ、交渉成立ね」

「母さん、少しは我慢してよ。ずっとするわけにもいかないんだから」

「我慢してるわよ。今晩も一回だけなんでしょ」

「分かったよ。早くベッド行こう。明日も学校なんだから」

「はいはい」


かろうじて一回射精した。母さんは、2回はいったから大丈夫だろう、

「もう、寝る」

「うん、おやすみ」母さんは放心した状態で呟いた。




次の日も、朝、母さんとして、瑞希から土曜のことは何も言われなかったので、自分からは言わなかった。帰りの道で舌を絡めて、別れ、詩織さんの家へ向かった。

買い物をして、部屋に入り、予想通り、昨日の洗い物と、朝食の分の洗い物をして、夕飯を作り、食べて、ベッドに行き、帰ったら、母さんのチェックを受けて、ダメだったから、自分の部屋で寝た。

それを次の日も繰り返した。

しかし、金曜日の学校からの帰り道、当然、瑞希は、土曜日の事を言ってきた。

「明日、何時にする?」

「今晩と明日の夜、女の人のところに泊まる。だから、会えない」

瑞希は、目を丸くした。そんな答えが返ってくると思わなかったのだろう。

「約束したじゃん」泣き出しそうだ。

「もう、この話はしたくないし、僕は変えるつもりはない」

「来週は?」

「多分、同じになると思う」

「いつならいいの?」

「ずっと、同じだよ。僕は、その人とずっと一緒にいたいんだ。学校がなければ、自分の家には帰らないで、その人の家にいたいくらいなんだ」

「私とは一緒にいたくないの?」

「そうは言ってない。普通の友達としてなら、問題ない」

「分かった。なんか疲れちゃった。もう月曜は来なくていい。多分、ギブスも小さくなるから」

「それじゃ、学校の駅で待ってるよ」

「うん、それでいい」

僕は、駅へ走り始めた。

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