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帰り道
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たっくんを家の近くまで送った。
また明日と言って別れた。
はぁ~、また、あんなにしてしまった。この年で、高校生の身体に溺れてしまうとは、夢にも思わなかった。
しかも毎日、家に連れ込んでいる。
それに、ミスティとすることも許せないでいる。独り占めしたくて仕方がない。
甘い言葉で騙しているような気がして、ならない。
きっと、たっくんは、私が50になっても、少しも変わらずに愛してくれるだろう。毎回、喜んで身体を重ねてくれるだろう。
このまま世界が、彼をそっとしておいてくれるなら。
家に着く。
洗い物は明日でいいや。この際、食器洗浄器でも買おうかな。
ひとりのベッドにもぐり込む。
たっくんの温もりはもうない。
あぁ、たっくんに腕枕されながら、眠りにつきたい。
あと一年と数ヶ月か。式は別にしなくてもいい。2人だけで教会に行こう。
子供か・・・、今まで考えもしなかった。産みたいのは山々だが、親の身勝手で辛い目に合わせてしまうかもしれない。
都会なら魔素が少ないから、何とかなるのかな?でも、たっくんは日常的に身体強化の効果を発揮している。
どうしてなのだろう?身体強化の魔法を使っている様子はない。タカティクスは、やっぱり特殊なのだろうか?
「タカシ」とナビゲーションシステムを呼び出した。
「はい、詩織」
「タカティクスって、向こうの世界でも特殊なの?」
「魔王を倒した時のパーティメンバーが、私達はほとんど何もしなかった。タカティクスが一人で魔王を倒したと言った、という噂があります」
「魔王と同等、それよりも強いってことね」
「はい、その通りだと推測されます」
「分かったわ。ありがとう」
「では、失礼」
やっぱり特殊なのね。それなら、こっちの世界でも違うことはあり得る。
魔素がなくても使える闇魔法、そして、死体に残された、この世界の刃物ではありえない切断痕。最後は、銃弾を弾く身体。何気なく跳弾で傷ついた肩を触る。
ほとんど真っ直ぐに銃弾が戻ることなんて、あり得るのかな?
本人は、隠しているつもりはないのだろう。私と一緒にいるために、そういうことは必要ないと漠然と感じているのだろう。
もう寝よう。考えても仕方がないし、私も、これからも一緒にいたいだけだ。
その頃、
また母さんは起きていた。
「また試してもいい?」
多分、一回くらいなら大丈夫そうな気がしていたので、
「金曜と土曜は、泊まってくる」
「えっ!どこに?」
「前に話した女の人のところ」
母は考えているようだった。金曜と土曜は、父さんがいるので、するのは無理だ。この前で、やっぱり危険すぎることは分かっているはずだ。
「別にいいけど、お父さんには、なんて言うのよ」
「部活で山にトレーニングに行くと言うつもり。合宿だよ」
「合宿ね。分かったけど・・・」
「今日は一回だけなら、大丈夫だと思う」
「それだけ?」
「日曜は早く帰ってくる。父さんがいなくなったら、するから」
「フフフッ、交渉成立ね」
「母さん、少しは我慢してよ。ずっとするわけにもいかないんだから」
「我慢してるわよ。今晩も一回だけなんでしょ」
「分かったよ。早くベッド行こう。明日も学校なんだから」
「はいはい」
かろうじて一回射精した。母さんは、2回はいったから大丈夫だろう、
「もう、寝る」
「うん、おやすみ」母さんは放心した状態で呟いた。
次の日も、朝、母さんとして、瑞希から土曜のことは何も言われなかったので、自分からは言わなかった。帰りの道で舌を絡めて、別れ、詩織さんの家へ向かった。
買い物をして、部屋に入り、予想通り、昨日の洗い物と、朝食の分の洗い物をして、夕飯を作り、食べて、ベッドに行き、帰ったら、母さんのチェックを受けて、ダメだったから、自分の部屋で寝た。
それを次の日も繰り返した。
しかし、金曜日の学校からの帰り道、当然、瑞希は、土曜日の事を言ってきた。
「明日、何時にする?」
「今晩と明日の夜、女の人のところに泊まる。だから、会えない」
瑞希は、目を丸くした。そんな答えが返ってくると思わなかったのだろう。
「約束したじゃん」泣き出しそうだ。
「もう、この話はしたくないし、僕は変えるつもりはない」
「来週は?」
「多分、同じになると思う」
「いつならいいの?」
「ずっと、同じだよ。僕は、その人とずっと一緒にいたいんだ。学校がなければ、自分の家には帰らないで、その人の家にいたいくらいなんだ」
「私とは一緒にいたくないの?」
「そうは言ってない。普通の友達としてなら、問題ない」
「分かった。なんか疲れちゃった。もう月曜は来なくていい。多分、ギブスも小さくなるから」
「それじゃ、学校の駅で待ってるよ」
「うん、それでいい」
僕は、駅へ走り始めた。
また明日と言って別れた。
はぁ~、また、あんなにしてしまった。この年で、高校生の身体に溺れてしまうとは、夢にも思わなかった。
しかも毎日、家に連れ込んでいる。
それに、ミスティとすることも許せないでいる。独り占めしたくて仕方がない。
甘い言葉で騙しているような気がして、ならない。
きっと、たっくんは、私が50になっても、少しも変わらずに愛してくれるだろう。毎回、喜んで身体を重ねてくれるだろう。
このまま世界が、彼をそっとしておいてくれるなら。
家に着く。
洗い物は明日でいいや。この際、食器洗浄器でも買おうかな。
ひとりのベッドにもぐり込む。
たっくんの温もりはもうない。
あぁ、たっくんに腕枕されながら、眠りにつきたい。
あと一年と数ヶ月か。式は別にしなくてもいい。2人だけで教会に行こう。
子供か・・・、今まで考えもしなかった。産みたいのは山々だが、親の身勝手で辛い目に合わせてしまうかもしれない。
都会なら魔素が少ないから、何とかなるのかな?でも、たっくんは日常的に身体強化の効果を発揮している。
どうしてなのだろう?身体強化の魔法を使っている様子はない。タカティクスは、やっぱり特殊なのだろうか?
「タカシ」とナビゲーションシステムを呼び出した。
「はい、詩織」
「タカティクスって、向こうの世界でも特殊なの?」
「魔王を倒した時のパーティメンバーが、私達はほとんど何もしなかった。タカティクスが一人で魔王を倒したと言った、という噂があります」
「魔王と同等、それよりも強いってことね」
「はい、その通りだと推測されます」
「分かったわ。ありがとう」
「では、失礼」
やっぱり特殊なのね。それなら、こっちの世界でも違うことはあり得る。
魔素がなくても使える闇魔法、そして、死体に残された、この世界の刃物ではありえない切断痕。最後は、銃弾を弾く身体。何気なく跳弾で傷ついた肩を触る。
ほとんど真っ直ぐに銃弾が戻ることなんて、あり得るのかな?
本人は、隠しているつもりはないのだろう。私と一緒にいるために、そういうことは必要ないと漠然と感じているのだろう。
もう寝よう。考えても仕方がないし、私も、これからも一緒にいたいだけだ。
その頃、
また母さんは起きていた。
「また試してもいい?」
多分、一回くらいなら大丈夫そうな気がしていたので、
「金曜と土曜は、泊まってくる」
「えっ!どこに?」
「前に話した女の人のところ」
母は考えているようだった。金曜と土曜は、父さんがいるので、するのは無理だ。この前で、やっぱり危険すぎることは分かっているはずだ。
「別にいいけど、お父さんには、なんて言うのよ」
「部活で山にトレーニングに行くと言うつもり。合宿だよ」
「合宿ね。分かったけど・・・」
「今日は一回だけなら、大丈夫だと思う」
「それだけ?」
「日曜は早く帰ってくる。父さんがいなくなったら、するから」
「フフフッ、交渉成立ね」
「母さん、少しは我慢してよ。ずっとするわけにもいかないんだから」
「我慢してるわよ。今晩も一回だけなんでしょ」
「分かったよ。早くベッド行こう。明日も学校なんだから」
「はいはい」
かろうじて一回射精した。母さんは、2回はいったから大丈夫だろう、
「もう、寝る」
「うん、おやすみ」母さんは放心した状態で呟いた。
次の日も、朝、母さんとして、瑞希から土曜のことは何も言われなかったので、自分からは言わなかった。帰りの道で舌を絡めて、別れ、詩織さんの家へ向かった。
買い物をして、部屋に入り、予想通り、昨日の洗い物と、朝食の分の洗い物をして、夕飯を作り、食べて、ベッドに行き、帰ったら、母さんのチェックを受けて、ダメだったから、自分の部屋で寝た。
それを次の日も繰り返した。
しかし、金曜日の学校からの帰り道、当然、瑞希は、土曜日の事を言ってきた。
「明日、何時にする?」
「今晩と明日の夜、女の人のところに泊まる。だから、会えない」
瑞希は、目を丸くした。そんな答えが返ってくると思わなかったのだろう。
「約束したじゃん」泣き出しそうだ。
「もう、この話はしたくないし、僕は変えるつもりはない」
「来週は?」
「多分、同じになると思う」
「いつならいいの?」
「ずっと、同じだよ。僕は、その人とずっと一緒にいたいんだ。学校がなければ、自分の家には帰らないで、その人の家にいたいくらいなんだ」
「私とは一緒にいたくないの?」
「そうは言ってない。普通の友達としてなら、問題ない」
「分かった。なんか疲れちゃった。もう月曜は来なくていい。多分、ギブスも小さくなるから」
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「うん、それでいい」
僕は、駅へ走り始めた。
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