大好きな先生を頑張って誘惑していたらお仕置きされちゃう話【完結】

野咲

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新しい関係 4 (完)

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「翔太、ごめん。泣かないで」
 野嶋は性急に自分のズボンを脱ぎ捨て、翔太の目の前に自分のペニスを突き付けた。
「翔太、これが欲しいの?」
「はっ、はいっ! 欲しぃ、はやく、ここに欲しいのぉ! 先生っ! お願いぃ!」
 翔太は自分で大きく足を広げて手で押さえ、野嶋をせつない目で見上げた。
「翔太……!」
 野嶋は翔太の腰を掴むと、グッと一気に押し入った。
「あ゛あっ! んくぅ!」
 バイブや野嶋の指で散々ほぐされて熟れきった翔太の中は野嶋のペニスをうれしそうに飲み込み、きゅうっと野嶋のペニスに吸い付くように締まった。
「くぅっ、翔太の中、すごい……!」
 ハァッと熱い息をついて、野嶋が翔太の顔を覗き込む。
「……、翔太、動いていいか?」
 目の奥に隠しきれないギラギラとした欲望を宿しながら、それでも優しく聞いてくれる野嶋に、翔太の胸は高鳴った。
「う、動いてっ! せんせっ、あううぅ」
 野嶋はそろそろと、ペニスを引き抜き、また翔太の中に押し入っていく。ゆっくりと入ってくるペニスに前立腺をごりごりとこすりあげられて、翔太は目を瞠った。
「はぁっ! ああんっ、あっ!」
 翔太の中は野嶋を離すまいと、むしゃぶりつくように蠕動した。
「くぅっ!」
 野嶋は翔太の中をめちゃくちゃに突いて、この柔らかな中を蹂躙しつくしたい気持ちにかられた。しかし、翔太をもう傷つけないと決めたのだ。野嶋は翔太の反応を見ながら、ゆっくりと腰を動かした。
「あっ、ふぁああ! せんせっ! 先生、す、好き……っ!」
「……翔太!」
 あえぎながらも少し遠慮がちに紡がれたことばに、野嶋の理性が溶けてしまう。野嶋は体を繋げたまま、翔太に口づけした。そのせいで腰がぐっと密着して野島のペニスが翔太の中に深く突き刺さり、ぐりぐりと翔太の奥の壁に押し付けられた。
「んくぅっ! んむ! っちゅ、あむっ、んんぐぅうう!」
 キスしたまま腰を回すようにして野嶋は翔太の中を堪能した。翔太は息苦しさから逃れようと首を振ったが、野嶋がそれを許さず、押さえつけるように体重をかけて、ねちっこく翔太の口の中を舌で蹂躙した。
「あっ、ふぁ!! くぅん……」
 上も下もぐちゃぐちゃに蹂躙されて、翔太は何も考えられなくなった。ただ、目の前の男に縋りつくしかない。翔太にぎゅうっとしがみつかれて、野嶋の興奮はいや増した。
「はぁっ! くそっ、腰止まらない……っ! 翔太……!」
「ひぃう! あっ、あんはぁ! せんせっ!」
 野嶋は翔太の腰をつかみなおして、激しくピストンした。
 パンパンパン!
 腰を打ち付けられる音が部屋に響く。
「んっ、ああぁ! しゅごっ! つよいぃい! ひぃん!」
「ぐっ! 翔太っ! もうイきそうだ!」
「あっ、僕もっ、もう、イっちゃうぅぅ! ひゃうううう!」
 翔太は足先をピンと伸ばして、びくびくと震えてイった。少し遅れて野嶋が翔太の中に射精した。お腹の中にじわっと広がるあたたかさを感じて、翔太はほうっとため息を吐いた。

 やがて、野嶋がズルルッと翔太の中からゆっくりとペニスを引き抜いていく。
「すまない。もっと大事に抱くつもりだったのに、我慢ができなかった」
「え? 十分大事に抱いてもらったと思いますけど……」
 翔太は本気で戸惑った。今までのセックスに比べて、野嶋はとても優しかったし、翔太はなんの苦痛もなく、ただ訳が分からなくなるくらいの快感にあえがされただけだった。
「翔太……」
 野嶋はとっさに言葉が出てこなかった。今まで翔太を傷つけるようなセックスしかしてこなかったから、こんな自分勝手に腰を振るようなセックスでも、翔太は満足してしまう。でもこれじゃダメだ。翔太には本当の幸せを味わわせてあげたい。
「翔太、これからは君を傷つけるようなことは絶対にしない。セックスも君がただ気持ちよくなれるように、苦痛なんて感じないように優しくする。一生をかけて、これまでのことを君に償っていく。翔太、君を幸せにしてあげたいんだ」
「せ、先生……!」
 翔太は感極まって、野島に抱きついた。
「先生……! うれしい! ありがとう! 僕、絶対幸せになりますから……! 僕のこと、離さないでね?」
「当たり前だろう?」
 二人はじっと見つめ合って、キスをした。
「で、でも、先生……?」
「ん?」
「優しくしてくれるのはうれしいけれど、たまになら、その……、エッチなお仕置きとか、激しいのも、やってもいいかなって」
「……」
「ご、ごめんなさいっ! はしたないこと言って。嫌いにならないで」
 不安そうな目で見上げてくる翔太の腕を撫でさすって落ち着かせながら、野嶋は言った。
「嫌いになるわけないだろう。それに……、」
「……それに?」
「俺も、別に嫌いじゃないからな……その…、お前が必死に俺にすがってくるのは……」
 バツが悪そうに言う野嶋に、翔太は思わずふふっと笑った。
「じゃあ、たまにヤりましょうね?」
「ああ……、それ以外はずっと大切にする……」
 そう言って、また二人はキスをした。







=====================================


 キーンコーンカーンコーン
 ベルが鳴り終わって、廊下に出てきた生徒たちのざわめきが理科準備室まで響いてくる。
「もうお昼休みか……」
 野嶋は昼飯でも買いに行こうかと、ぐいっと伸びをして、机の前から立ち上がった。すると、部屋のドアがノックもなしにガラガラっと開けられて、翔太が飛び込んできた。
「せんせぇ……」
「翔太?」
「あのね、先生。さっきの授業中、エッチなこと考えてたら、お尻せつなくなっちゃって……。慰めて欲しいの……」
 野嶋はおおげさにため息をついた。
「お前、授業中に何考えてるんだ? ちゃんと勉強しないとバカになっちゃうぞ」
「だってぇ……」
 野嶋は、翔太を引き寄せて耳元で囁いた。
「悪い子だな。お仕置きしないと」
「はう…」
 翔太は目をとろんとさせた。
「お仕置き、して? エッチなことばっかり考えている僕に、お仕置きしてください……!」
「おいで」
 野嶋は翔太をぐっと強く抱きしめて、勢いよく、しかし慎重に机の上に押し倒した。
「先生……」
 すっかり期待して、野嶋に抱きついてくる翔太の両腕を押さえつけて、野嶋はその上にのしかかった。

 今日はどうしてやろうか。翔太の期待に応えるべく、今日も野嶋はエッチで、恥ずかしいお仕置きを考えてやるのだった。


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感想 3

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みんなの感想(3件)

シグルド
2023.02.11 シグルド

ハッピーエンド!
楽しい作品をありがとうございました🙏

2023.02.11 野咲

最後まで読んでいただき、コメントもたくさんいただいて本当にありがとうございます!!!!!

解除
シグルド
2022.12.19 シグルド

( 'ω')ウオオオオオオオイアウオオオオオオオ!!!!!
やっと分かりあえたよかった˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·

2022.12.19 野咲

わーーーい!!
先生も反省しているようです……笑

解除
シグルド
2022.12.18 シグルド

先生ようやく気づいた!
これからの展開が楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))

2022.12.18 野咲

シグルドさん! こちらにも感想ありがとうございます!
ここまで長かったですが……、やっとここまできました!!!
ありがとうございます!

解除

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