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第1章
求めるもの 1
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「よし、アイル。よく我慢したな。ご褒美をやろう」
そう言って、アンソニーはベッドに浅く座り、「脱がせろ」と命令した。
「はい」
アイルはイったばかりで弛緩した身体をなんとか起こしてアンソニーの前に跪き、アンソニーのズボンに手をかけて、そろそろと引きずりおろした。
「ああ……」
興奮したアンソニーのペニスが下着をグッと押し上げているのを見て、アイルは感じ切った声を上げ、慎重に下着もおろした。勃ち上がったペニスは勢いよく跳ね返り、局部をのぞき込んでいたアイルの顔をペチンと叩いた。
「んあ……」
むわっと男臭い先走りのにおいを顔につけられて、アイルは恍惚の表情を浮かべた。
「今からこれでお前を気持ちよくしてやろう。うれしいか?」
「は、はいっ! うれしいです」
「感謝を込めてペニスにキスしろ」
「はぁっ、はい」
アイルは恭しく両手でアンソニーのペニスを掲げ持ち、鈴口にチュッと音を立ててキスした。
「ああっ」
アイルはたまらなくなって、アンソニーのペニスに頬ずりし、棹や睾丸にもチュッチュッといくつもキスをした。大好きなアンソニーの形。それが熱く脈打って、アイルの手の中にある。
「あ……あう…」
咥えたくて思わず口を大きく開けたが、許可されていないのでできない。口の中に溜まった唾液を、喉を鳴らして飲み込んだ。
「物欲しそうな顔をして……舐めたいのか?」
「は、はい。アンソニー様のたくましくて大きなおチンポを、お口の中いっぱいにほおばりたいです」
「いいだろう。咥えろ」
「んはう……」
アイルはめいっぱい口を開けて、アンソニーのいきり立ったペニスを咥えた。舌で鈴口をチロチロと刺激しながら吸い上げ、ゆっくりと顔を上下に揺らす。
「んむっ、ちゅっ、ふうっはぁっ、アンソニー様の、おチンポおいしいっ! あむっ」
ジュブッ、ジューッ
アイルはアンソニーのペニスを思いっきり吸い上げ、にじみ出た先走りをすすって味わった。
「んっ」
アンソニーが小さく息を詰めたのに気づいて、アイルは上目遣いをしながら、一生懸命アンソニーのペニスを吸い上げた。大きすぎて口に入らない根元の部分には指をからませて、ゆるゆると撫でる。アンソニーのペニスがますます固く、ビクビクと脈打っているのを感じて、アイルの口淫にも熱が入った。
ジュッ、ジュポッ、ズゾゾゾッ
「くっ、アイル、もう離せ」
熱心にカリ首を嘗め回していたら、アンソニーに頭を掴まれて、無理やり顔を上げさせられた。
「んはう……」
そう言って、アンソニーはベッドに浅く座り、「脱がせろ」と命令した。
「はい」
アイルはイったばかりで弛緩した身体をなんとか起こしてアンソニーの前に跪き、アンソニーのズボンに手をかけて、そろそろと引きずりおろした。
「ああ……」
興奮したアンソニーのペニスが下着をグッと押し上げているのを見て、アイルは感じ切った声を上げ、慎重に下着もおろした。勃ち上がったペニスは勢いよく跳ね返り、局部をのぞき込んでいたアイルの顔をペチンと叩いた。
「んあ……」
むわっと男臭い先走りのにおいを顔につけられて、アイルは恍惚の表情を浮かべた。
「今からこれでお前を気持ちよくしてやろう。うれしいか?」
「は、はいっ! うれしいです」
「感謝を込めてペニスにキスしろ」
「はぁっ、はい」
アイルは恭しく両手でアンソニーのペニスを掲げ持ち、鈴口にチュッと音を立ててキスした。
「ああっ」
アイルはたまらなくなって、アンソニーのペニスに頬ずりし、棹や睾丸にもチュッチュッといくつもキスをした。大好きなアンソニーの形。それが熱く脈打って、アイルの手の中にある。
「あ……あう…」
咥えたくて思わず口を大きく開けたが、許可されていないのでできない。口の中に溜まった唾液を、喉を鳴らして飲み込んだ。
「物欲しそうな顔をして……舐めたいのか?」
「は、はい。アンソニー様のたくましくて大きなおチンポを、お口の中いっぱいにほおばりたいです」
「いいだろう。咥えろ」
「んはう……」
アイルはめいっぱい口を開けて、アンソニーのいきり立ったペニスを咥えた。舌で鈴口をチロチロと刺激しながら吸い上げ、ゆっくりと顔を上下に揺らす。
「んむっ、ちゅっ、ふうっはぁっ、アンソニー様の、おチンポおいしいっ! あむっ」
ジュブッ、ジューッ
アイルはアンソニーのペニスを思いっきり吸い上げ、にじみ出た先走りをすすって味わった。
「んっ」
アンソニーが小さく息を詰めたのに気づいて、アイルは上目遣いをしながら、一生懸命アンソニーのペニスを吸い上げた。大きすぎて口に入らない根元の部分には指をからませて、ゆるゆると撫でる。アンソニーのペニスがますます固く、ビクビクと脈打っているのを感じて、アイルの口淫にも熱が入った。
ジュッ、ジュポッ、ズゾゾゾッ
「くっ、アイル、もう離せ」
熱心にカリ首を嘗め回していたら、アンソニーに頭を掴まれて、無理やり顔を上げさせられた。
「んはう……」
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