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煽りに全振り。
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「痛いよぉカルくーん」
「やめろ、その女みたいな喋り方」
トイレへと向かう俺の隣をお腹を押えながら笑顔で歩くロット。
そんなロットに見向きもせずに冷たい返事をする。
なぜこんなことになったのかと言うと、ロットの腹を殴った後俺は渋々ロットを友達として受け入れた。非常に酷だが、本当に酷なんだけど受け入れた。
こんな奴に彩羽との関係をバラされるのだけは嫌だ。
彩羽も嫌だと言うはずだ。
「酷だとか渋々だとか言ってるけど本当は嬉しいんでしょー?ツンデレめ~」
ういうい~と上機嫌に俺の横腹をつついてくる。
なんだコイツ。さっきの殴られたので懲りてないのか?もう1回しようかな。
てかさっきも言ったけど。
「人の心読むのもやめろ」
「ごっめーん。でもツンデレは否定しないんだねー」
「否定したらそこから話広げてくんだろ」
「だって初めての友達だもーん」
「あっそ」
「…………」
いつもなら間もおかずに話しかけてくるロットが黙り込んでしまった。
さすがの陽気なロットも俺にここまで塩対応をされたら傷つくんだな。
「………………………」
さすがにやりすぎたか?
チラッとロットの方を見てみるとお腹を押えたまま少し俯いていた。
腹も殴ってこんなに塩対応されたら傷つくよな……。
俺が最初の友達だから浮かれてちょっと舞い上がったのだろう。
こいつの性格だと誰に対しても舞い上がってそうだが……。
でも今回は俺がやりすぎたか、謝るか。
「ロット、俺が悪かった。ごめ──」
俯いてる顔を下から覗き込むと、そこには笑顔で憎たらしいロットの顔があった。
初対面の時に感じた優しい顔とは思えないほど悪い顔をしている。
「そうだよねー、カルくんが悪いよねー」
ニコーっと笑みを浮かべながら俺の目を見つめてそんなことを言ってくる。
そんなロットを見て顔を引きつかせてしまう。
「おまえ、俺が謝るのを分かってて、俯いてたのか……?」
「そんなことないよー?だから最後まで謝って欲しいなー」
引きつった顔を隠すように両手で覆い、上を向いてでかでかとため息を吐く。
こ、いつ、ホントなんなんだ……。煽りにステータス全振りしてるだろ。
それぐらいウザイ。こいつを最初の友達にしたのは間違いだ。
今だから断言する。
こんなやつ友達にするな。
「そんなため息吐かないでよー。僕は被害者なんだよー?」
「悪かった。俺が悪かったから1回黙ってくれ」
「………………」
やっと黙ってくれた……。
こいつと出会ってまだ1時間も経ってないぞ?1時間どころか30分も経ってねぇ……。
なんでこいつを最初の友達に……いやそもそもなんでこいつに見られたんだよ。
こいつじゃなかったら誰でもよかったのに!
「はい黙ったよー、もう喋るねー。それでそれでハイロちゃんとはどこまでやったの!?」
小学生みたいなことを言いながら笑顔で俺の前に立つ。
あぁぁぁぁあああ!!!
うざい!!ほんとうざい!!でもあの時警戒してなかった俺に責任がある!!
だから我慢だ俺!帰ったら彩羽に甘える!!だからそれを糧に頑張れ!!!!
「カルくん表情がうるさいよー」
「お前がうるせー!!だまれ!!!」
「ひぇぇぇ、こわ~い」
「だぁぁぁぁ!!!!」
その後、調子が狂った俺は魂が抜けたような体で学園生活初日を乗り越えたのだった。
「やめろ、その女みたいな喋り方」
トイレへと向かう俺の隣をお腹を押えながら笑顔で歩くロット。
そんなロットに見向きもせずに冷たい返事をする。
なぜこんなことになったのかと言うと、ロットの腹を殴った後俺は渋々ロットを友達として受け入れた。非常に酷だが、本当に酷なんだけど受け入れた。
こんな奴に彩羽との関係をバラされるのだけは嫌だ。
彩羽も嫌だと言うはずだ。
「酷だとか渋々だとか言ってるけど本当は嬉しいんでしょー?ツンデレめ~」
ういうい~と上機嫌に俺の横腹をつついてくる。
なんだコイツ。さっきの殴られたので懲りてないのか?もう1回しようかな。
てかさっきも言ったけど。
「人の心読むのもやめろ」
「ごっめーん。でもツンデレは否定しないんだねー」
「否定したらそこから話広げてくんだろ」
「だって初めての友達だもーん」
「あっそ」
「…………」
いつもなら間もおかずに話しかけてくるロットが黙り込んでしまった。
さすがの陽気なロットも俺にここまで塩対応をされたら傷つくんだな。
「………………………」
さすがにやりすぎたか?
チラッとロットの方を見てみるとお腹を押えたまま少し俯いていた。
腹も殴ってこんなに塩対応されたら傷つくよな……。
俺が最初の友達だから浮かれてちょっと舞い上がったのだろう。
こいつの性格だと誰に対しても舞い上がってそうだが……。
でも今回は俺がやりすぎたか、謝るか。
「ロット、俺が悪かった。ごめ──」
俯いてる顔を下から覗き込むと、そこには笑顔で憎たらしいロットの顔があった。
初対面の時に感じた優しい顔とは思えないほど悪い顔をしている。
「そうだよねー、カルくんが悪いよねー」
ニコーっと笑みを浮かべながら俺の目を見つめてそんなことを言ってくる。
そんなロットを見て顔を引きつかせてしまう。
「おまえ、俺が謝るのを分かってて、俯いてたのか……?」
「そんなことないよー?だから最後まで謝って欲しいなー」
引きつった顔を隠すように両手で覆い、上を向いてでかでかとため息を吐く。
こ、いつ、ホントなんなんだ……。煽りにステータス全振りしてるだろ。
それぐらいウザイ。こいつを最初の友達にしたのは間違いだ。
今だから断言する。
こんなやつ友達にするな。
「そんなため息吐かないでよー。僕は被害者なんだよー?」
「悪かった。俺が悪かったから1回黙ってくれ」
「………………」
やっと黙ってくれた……。
こいつと出会ってまだ1時間も経ってないぞ?1時間どころか30分も経ってねぇ……。
なんでこいつを最初の友達に……いやそもそもなんでこいつに見られたんだよ。
こいつじゃなかったら誰でもよかったのに!
「はい黙ったよー、もう喋るねー。それでそれでハイロちゃんとはどこまでやったの!?」
小学生みたいなことを言いながら笑顔で俺の前に立つ。
あぁぁぁぁあああ!!!
うざい!!ほんとうざい!!でもあの時警戒してなかった俺に責任がある!!
だから我慢だ俺!帰ったら彩羽に甘える!!だからそれを糧に頑張れ!!!!
「カルくん表情がうるさいよー」
「お前がうるせー!!だまれ!!!」
「ひぇぇぇ、こわ~い」
「だぁぁぁぁ!!!!」
その後、調子が狂った俺は魂が抜けたような体で学園生活初日を乗り越えたのだった。
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