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第一部
英雄の条件
名前を呼ばれ振り返ると、少しの距離を置いて魔王がこちらに目を向けて立っていた。俺は対峙している魔物に気を取られていたせいで、後ろに魔王が来たことに気が付かなかった。
やられる――そう思ったのと同時に目の前が光に包まれていく。
先ほどの隊員が受けた攻撃――跡形もなく消える……俺は終わりだ。
覚悟も付かず呆然としていると急に体が浮かび上がり、自分が今までいた場所で光が拡散した。間一髪で爆裂を逃れられたのは、下から突き上げるように俺を持ち上げた風のおかげだ。
風――そう、レオンの異能。
風力を操作されゆっくりと地上に降り立った。
「ジルベール様、間に合って良かったです」
レオンがいた。助けてもらったことよりも勝手な行動をしていたことに対しての苛立ちの方が強い。
「レオン、なぜ隊長の命令を無視していた?」
振り返ってレオンの横顔を見ると、レオンはレオンだが、何かいつもと雰囲気が違う。
「それに――お前は俺の従者だろ。なぜ離れた?」
レオンがこっちに目を向けた。いつもの緑色の瞳ではなく――黄色、周りの光と混ざり金色に見える。
「ジルベール様。命令違反は謝りますが、先に魔王を片付けさせてください」
俺は返事ができなかった。なぜ目の色が変わっている? そんなことが有り得るのか? おかしいだろ……
いや、分かってる……分かりたくもないが……分かってる!
一つの例外があるのを――俺は知っている。
だが『英雄』は王家の血を引く者のはずだ。そこに関しても例外があるなんて聞いていない。
しかし、実際にレオンは風を巧妙に操り魔王を翻弄している。
「ジルベール様。合図したら火を魔王に向けて放ってください、お願いします」
俺は思考を停止した頭で頷いた。
「――ジルベール様、今です!」
可能な限りの炎を出す。国王軍の隊員で同じく火の異能を持つ者達も同時に出した。それをレオンは風に乗せ、あっという間に魔王達の行く手を阻み、火柱のようにして取り囲んだ。
後方で急に空間が歪み、そして国王軍が現れた。一人の上官――父上が進み出て隊長の方に向かった。隊長が敬礼する。
「ロード隊長。国王との会議中だったのでな、遅くなってすまない。一度に移動できる人数が限られているため足りなそうなら再度向かわせるが、戦況はどうだ?」
「ギファルド公爵。形勢はかなり悪かったのですがレオンのおかげで……」
そう言いながら隊長が顔を向けた先を、アンドレも見た。レオンが一礼する。顔を上げたレオンの黄金の瞳に、全ての者が敬礼した。
「状況は把握した。パトリック、アルトの二人はロード隊長以下、動ける隊員と協力して魔王を頼む。他の者は怪我人や生徒達の保護に当たってくれ」
「はい」
アンドレは指示を出すと、レオンの方へ歩き出した。
「レオン、ご苦労だった。お前のおかげで助かった者も多い」
「アンドレ様、もったいないお言葉でございます。ですがもう少し早くできていれば……」
「その続きは後で話そう。後始末が先だ」
「かしこまりました」
結局魔王と魔物達は焼き尽くされており、その後は特殊な異能を持つ父上の部下によって処理されるらしい。次にいつ復活するかは不明だが、おそらく当分の間は安穏だろうとのことだ。
重症患者達は応急処置をされた後、移動の能力を持つ隊員に連れられ軍事宮へ移ることになった。そこにはより専門的な治癒力を持つ隊員がいるためである。
移動の異能を持つ者の一度に動かせる人数、回数は無限ではない。そのためこの場で一番高い身分を持つ父上を筆頭に、残りの者達は徒歩で来た道を戻ることになり、昨日利用した途中の城でまた一泊し、早朝に出発すると伝えられた。
生徒達はおろか国王軍の隊員でさえ、初めて目の当たりにした英雄に浮き足立っているが、当の本人は相変わらず従者のように俺の後に付いて来ている。すでに『なぜレオンが英雄なのか』と不思議に思っている者が多く、様々な噂が飛び交っていると、ダッドが苦い顔をして言った。
もちろん『レオンが英雄とは疑わしい』、そういう内容ではない。俺には負けるが容姿端麗、成績優秀、真面目で優しく人望があるレオンだ。誰もそこに異議はない。
皆が疑念を抱いているのは『レオンは平民ながら英雄になった』のか、『実は王族の血が通っている』のか、後者ならば『誰の――』ということだ。
そしておそらく全ての者が、レオンとある人物が会話している姿を見て、その疑問の答えを自然と見出したことだろう。
グレンロシェ王国四大公爵家当主、王家の血を引くギファルド公爵の息子なら『英雄』に相応しいと。
二人並んでいるとすぐに分かる、共通する誠実そうな雰囲気、艶やかな黒色の髪――なぜ今まで疑問に思わなかったのか不思議なほどだ。
これだけ話題に上れば当然、父アンドレの耳にも簡単に入る。王宮に戻れば国王へ報告する義務があるため隠しても意味がないと判断したようだ。全ての者が城内のホールに集められ、ロード隊長から魔王達との戦闘について大まかな説明を受けた。
隊長は言い終えると、ギファルド公爵から話があると周りを見渡しながら伝えた。
アンドレは昔は国王軍で活躍し、現在は軍事宮の高官として軍を取りまとめ、国政にも関わる地位にいる。そもそも王族の血縁で高位貴族だ。温和な人柄で普段は親しみやすいが、こうやって人前に立つと生まれ持った威厳さを隠しきれない。
誰もが口を噤み静寂に包まれる中、ホール中に響き渡る声で話し出した。
「諸君、本日はご苦労であった。ロード隊長から説明があった通り、ハディード学園の生徒であるレオンが英雄として魔王を撃滅した」
全ての者がその先の言葉を望んでいる。
「そして――皆が気になっているのは英雄の条件が王家の血と言い伝えられていることだろう。そうだ、レオンはこの私――現ギファルド公爵の息子であり、王族の血を引いている」
やはり――というざわめきと共にレオンを尊敬の眼差しで見る者と、国王軍隊員でレオンの素性を知らなかったのか、周りに聞いている者もいる。そして――忘れてはいけない、同情の目で俺を見る者達のことを……
「このことについてはこれで終わりだ。詮索は許さない。我が軍には諜報に優れている者がいることを忘れないでくれたまえ。命令違反した者にはそれ相応の処分を下す。では解散」
その言葉を合図に俺達は就寝の準備のため、班ごとに分かれている部屋へと戻る。元々真面目で口数の少ないレオンは何も言わない。普段無駄に突っかかってきて鬱陶しいラファエルでさえ空気を読んでか黙っている。いつもみたいに空回りしてでも良いから何か言えよ! そう思ったが、ラファエルの顔を見ると焦点が合っていない。魔王に襲来されたショックで今も現実逃避しているようだ。
小心者のダッドがこの場を取り繕うのは無理だろう。雰囲気を変えられるのは、班の癒し役――リューイしかいない。ほら、上手いこと何か言って盛り上げろよ! だが――人の心理の動きを機敏に察知する彼女は英雄側に付くことを選んだようで、しきりとレオンを気にかけているのが分かった。
乙女かよ! ああ、イライラする! こういう時こそレオンを呼び出して何も考えずに欲の赴くままに発散したい! だが今のレオンは目立ち過ぎるしここでは二人きりになれる場所も分からない。
国王軍の隊員にどんな異能の使い手がいるのかも分からないし、父上もこの城内にいるから危険だろう。万が一英雄を加虐している場を目撃されたら俺の評判は地に落ちる。苛立ち過ぎて忘れそうになるが、俺は貴公子だ。
レオンが英雄だったとはいえ俺が嫡男でありレオンが庶子だという事実は変わりない。レオンだってそれは分かっている。ならば屋敷に戻ってから楽しむ方が確実に安全だろう。俺は噂で聞くどこかの貴族――本能のままに行動し身を滅ぼすような馬鹿ではない!
翌朝出発し一行が王都に着くと、生徒達は帰宅を促された。
父上は国王への報告があり一度王宮へ出向くのでレオンと二人で屋敷に戻ることになったが、道中は何も話さなかった。
王都の住人にもすでにレオンが英雄だという話は伝わっていたが、ギファルド家で働く者は公爵家の筆頭侍従から教育を受けた使用人達だ。そわそわしている様子はあれど、当主アンドレからはまだ何も言われていないためか、レオンに対しては使用人として以前と変わらずに扱った。
夕食を済ませてから入浴し、俺はいつものようにレオンを部屋に呼び出した。
やられる――そう思ったのと同時に目の前が光に包まれていく。
先ほどの隊員が受けた攻撃――跡形もなく消える……俺は終わりだ。
覚悟も付かず呆然としていると急に体が浮かび上がり、自分が今までいた場所で光が拡散した。間一髪で爆裂を逃れられたのは、下から突き上げるように俺を持ち上げた風のおかげだ。
風――そう、レオンの異能。
風力を操作されゆっくりと地上に降り立った。
「ジルベール様、間に合って良かったです」
レオンがいた。助けてもらったことよりも勝手な行動をしていたことに対しての苛立ちの方が強い。
「レオン、なぜ隊長の命令を無視していた?」
振り返ってレオンの横顔を見ると、レオンはレオンだが、何かいつもと雰囲気が違う。
「それに――お前は俺の従者だろ。なぜ離れた?」
レオンがこっちに目を向けた。いつもの緑色の瞳ではなく――黄色、周りの光と混ざり金色に見える。
「ジルベール様。命令違反は謝りますが、先に魔王を片付けさせてください」
俺は返事ができなかった。なぜ目の色が変わっている? そんなことが有り得るのか? おかしいだろ……
いや、分かってる……分かりたくもないが……分かってる!
一つの例外があるのを――俺は知っている。
だが『英雄』は王家の血を引く者のはずだ。そこに関しても例外があるなんて聞いていない。
しかし、実際にレオンは風を巧妙に操り魔王を翻弄している。
「ジルベール様。合図したら火を魔王に向けて放ってください、お願いします」
俺は思考を停止した頭で頷いた。
「――ジルベール様、今です!」
可能な限りの炎を出す。国王軍の隊員で同じく火の異能を持つ者達も同時に出した。それをレオンは風に乗せ、あっという間に魔王達の行く手を阻み、火柱のようにして取り囲んだ。
後方で急に空間が歪み、そして国王軍が現れた。一人の上官――父上が進み出て隊長の方に向かった。隊長が敬礼する。
「ロード隊長。国王との会議中だったのでな、遅くなってすまない。一度に移動できる人数が限られているため足りなそうなら再度向かわせるが、戦況はどうだ?」
「ギファルド公爵。形勢はかなり悪かったのですがレオンのおかげで……」
そう言いながら隊長が顔を向けた先を、アンドレも見た。レオンが一礼する。顔を上げたレオンの黄金の瞳に、全ての者が敬礼した。
「状況は把握した。パトリック、アルトの二人はロード隊長以下、動ける隊員と協力して魔王を頼む。他の者は怪我人や生徒達の保護に当たってくれ」
「はい」
アンドレは指示を出すと、レオンの方へ歩き出した。
「レオン、ご苦労だった。お前のおかげで助かった者も多い」
「アンドレ様、もったいないお言葉でございます。ですがもう少し早くできていれば……」
「その続きは後で話そう。後始末が先だ」
「かしこまりました」
結局魔王と魔物達は焼き尽くされており、その後は特殊な異能を持つ父上の部下によって処理されるらしい。次にいつ復活するかは不明だが、おそらく当分の間は安穏だろうとのことだ。
重症患者達は応急処置をされた後、移動の能力を持つ隊員に連れられ軍事宮へ移ることになった。そこにはより専門的な治癒力を持つ隊員がいるためである。
移動の異能を持つ者の一度に動かせる人数、回数は無限ではない。そのためこの場で一番高い身分を持つ父上を筆頭に、残りの者達は徒歩で来た道を戻ることになり、昨日利用した途中の城でまた一泊し、早朝に出発すると伝えられた。
生徒達はおろか国王軍の隊員でさえ、初めて目の当たりにした英雄に浮き足立っているが、当の本人は相変わらず従者のように俺の後に付いて来ている。すでに『なぜレオンが英雄なのか』と不思議に思っている者が多く、様々な噂が飛び交っていると、ダッドが苦い顔をして言った。
もちろん『レオンが英雄とは疑わしい』、そういう内容ではない。俺には負けるが容姿端麗、成績優秀、真面目で優しく人望があるレオンだ。誰もそこに異議はない。
皆が疑念を抱いているのは『レオンは平民ながら英雄になった』のか、『実は王族の血が通っている』のか、後者ならば『誰の――』ということだ。
そしておそらく全ての者が、レオンとある人物が会話している姿を見て、その疑問の答えを自然と見出したことだろう。
グレンロシェ王国四大公爵家当主、王家の血を引くギファルド公爵の息子なら『英雄』に相応しいと。
二人並んでいるとすぐに分かる、共通する誠実そうな雰囲気、艶やかな黒色の髪――なぜ今まで疑問に思わなかったのか不思議なほどだ。
これだけ話題に上れば当然、父アンドレの耳にも簡単に入る。王宮に戻れば国王へ報告する義務があるため隠しても意味がないと判断したようだ。全ての者が城内のホールに集められ、ロード隊長から魔王達との戦闘について大まかな説明を受けた。
隊長は言い終えると、ギファルド公爵から話があると周りを見渡しながら伝えた。
アンドレは昔は国王軍で活躍し、現在は軍事宮の高官として軍を取りまとめ、国政にも関わる地位にいる。そもそも王族の血縁で高位貴族だ。温和な人柄で普段は親しみやすいが、こうやって人前に立つと生まれ持った威厳さを隠しきれない。
誰もが口を噤み静寂に包まれる中、ホール中に響き渡る声で話し出した。
「諸君、本日はご苦労であった。ロード隊長から説明があった通り、ハディード学園の生徒であるレオンが英雄として魔王を撃滅した」
全ての者がその先の言葉を望んでいる。
「そして――皆が気になっているのは英雄の条件が王家の血と言い伝えられていることだろう。そうだ、レオンはこの私――現ギファルド公爵の息子であり、王族の血を引いている」
やはり――というざわめきと共にレオンを尊敬の眼差しで見る者と、国王軍隊員でレオンの素性を知らなかったのか、周りに聞いている者もいる。そして――忘れてはいけない、同情の目で俺を見る者達のことを……
「このことについてはこれで終わりだ。詮索は許さない。我が軍には諜報に優れている者がいることを忘れないでくれたまえ。命令違反した者にはそれ相応の処分を下す。では解散」
その言葉を合図に俺達は就寝の準備のため、班ごとに分かれている部屋へと戻る。元々真面目で口数の少ないレオンは何も言わない。普段無駄に突っかかってきて鬱陶しいラファエルでさえ空気を読んでか黙っている。いつもみたいに空回りしてでも良いから何か言えよ! そう思ったが、ラファエルの顔を見ると焦点が合っていない。魔王に襲来されたショックで今も現実逃避しているようだ。
小心者のダッドがこの場を取り繕うのは無理だろう。雰囲気を変えられるのは、班の癒し役――リューイしかいない。ほら、上手いこと何か言って盛り上げろよ! だが――人の心理の動きを機敏に察知する彼女は英雄側に付くことを選んだようで、しきりとレオンを気にかけているのが分かった。
乙女かよ! ああ、イライラする! こういう時こそレオンを呼び出して何も考えずに欲の赴くままに発散したい! だが今のレオンは目立ち過ぎるしここでは二人きりになれる場所も分からない。
国王軍の隊員にどんな異能の使い手がいるのかも分からないし、父上もこの城内にいるから危険だろう。万が一英雄を加虐している場を目撃されたら俺の評判は地に落ちる。苛立ち過ぎて忘れそうになるが、俺は貴公子だ。
レオンが英雄だったとはいえ俺が嫡男でありレオンが庶子だという事実は変わりない。レオンだってそれは分かっている。ならば屋敷に戻ってから楽しむ方が確実に安全だろう。俺は噂で聞くどこかの貴族――本能のままに行動し身を滅ぼすような馬鹿ではない!
翌朝出発し一行が王都に着くと、生徒達は帰宅を促された。
父上は国王への報告があり一度王宮へ出向くのでレオンと二人で屋敷に戻ることになったが、道中は何も話さなかった。
王都の住人にもすでにレオンが英雄だという話は伝わっていたが、ギファルド家で働く者は公爵家の筆頭侍従から教育を受けた使用人達だ。そわそわしている様子はあれど、当主アンドレからはまだ何も言われていないためか、レオンに対しては使用人として以前と変わらずに扱った。
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