17 / 57
第一部
いまさら気付いても
ガイに連れられ商店が並ぶ賑やかな通りに来た。道すがら話しただけだが、それでもガイは快活な人物ながら思慮深い一面もあることが簡単に感じ取れ、ガイに助けられて良かったとありがたく思った。だが常にレオンと行動していたから、レオンがいないことは自分の体の一部が欠けているかのように違和感がある。
一緒にいるのはレオンじゃないという事実が受け入れらない。だって――ほら、荷物持ちとか必要だし! さすがに身分を明かしてない今、いくらなんでも恩人であるガイにさせるわけにはいかないだろ?
それにガイも見た目は悪くないが、レオンには劣る。俺の輝くような金色の髪が一番映えるのは、レオンのさらさらな漆黒の髪との対比だ。癖のある薄茶色とではない。だから眉目秀麗な俺の隣に相応しいのは、やっぱり同じような美貌を持つレオンだよ。
「ジル――――おい、聞いてるか?」
「ああ、何だ?」
名前を何回か呼ばれ我に返った。だってジルなんて聞き慣れてないし。
「服は店にあるので気に入ったのを着てかまわないから――必要なのは靴だな。この店でいいか?」
急いでいたので、魔物との戦闘時に少し壊れた靴でそのまま家を出て来てしまった。店内に入ると、ガイは顔馴染みらしい店主と仲良く話している。
「この青年――ジルに新しい靴を見繕って欲しいんだが」
「分かりました。ジル様、こちらへどうぞ」
案内されるがまま椅子へ座ると、初老の主人が前に跪いて靴を取った。それと俺の足を詳しく見た後、隣にいた若者に命じて奥から新しい靴を持って来させ、俺に試し履きを促した。履いてみると、今までのどの高級品の物よりも馴染む。もっと高いのか? そうは見えないが……
その驚きが顔に出たのだろう、ガイが自分のことのように誇らしく言った。
「ぴったりだろ。マークの能力はすごいんだ」
「……異能なのか?」
「ええ。私は足を見てその人の状態や癖、不調などを知ることができます」
「それなら靴屋の店主なんかじゃなくて、軍事宮とかで働けるんじゃないのか? そっちのほうが出世できそうだが」
魔王と魔物がいるこの大陸では、国によって程度の差はあれど、軍事宮で働くことは名誉であり人々の憧れの職業だ。
「――足は人間の体を健康に保つためにとても重要な役割を持っており、その足を保護するための最高の靴を選ぶお手伝いをさせていただくことも、軍事宮で働かれている皆様と同じくらい、大切な仕事だと思っております。ジル様が履かれていたこの靴もサイズが適切で、きちんとお手入れされていたことが分かります。靴を大事に使われていた証拠ですよ」
「いや――俺じゃない」
レオンだ……
「でしたら、その方がジル様のことを大切に思っていらっしゃるのですね」
「違う! あいつは……あいつはただ仕事だったからだ」
思いのほか強い口調だったため二人はそれ以上何も言わなかった。
その後もガイの案内で生活用品を選び、食材を買い入れるのに付き合ったが、当然ながら俺は貴族御用達の店にしか行ったことがなかったので全てが新鮮だった。
そして平民は馬車と従者などないので、買った物は自分で手に持って歩いて帰る必要がある。いや、これ普通に学園での訓練よりきつくないか?
翌朝ガイの店に向かい、まず初めに大まかな説明を受けた。
「俺は裏で作業しているから、何かあったら呼んでくれ」
次々とやって来る客達、王都出身の俺でも意味不明な服飾関係の語彙を並べて商品を尋ねる令嬢、色目を使ってくる夫人、常に従者が付き従い、訓練時を除いて荷物など持ったことがない俺が何着もの服を抱えるという滑稽さ……俺は早々に弱音を吐きここを逃げ出したくなったが、行くあてがないことに気が付き直前で思い留まった。
一週間くらい経ち、ちょうど店内に人が切れた時、ガイがこちらを見て言った。
「おまえかっこいいから、ジル目当ての夫人や令嬢が増えているぞ。それにどんどん服屋の定員としてさまになってきたな」
うん、突っ込みたいなら突っ込んでくれてかまわない。俺でさえもあまりの転落具合に有り得なさ過ぎて笑えてくるから。
もしこれがギファルド公爵家嫡男のままだったら、偉ぶらず謙虚で好感が持てる、とか、社会勉強なのね、とか好意的な目で見られるだろう。
だが公爵家子息が本当は平民だったってことなら――……
いや、考えてはだめだ。今ここで泣いたらガイに不審がられる。流れに身を任せて働くしかない――あ! 今ガイが言ったじゃん! 俺の容姿を令嬢が気に入ってるって! もしかしたらどっかの貴族令嬢もいるかもしれない。それで結婚すれば勝ち組?
いや違う、その考えはおかしい。俺は元々この国での最上位貴族嫡男で、というか今もだ――書類上は。籍を抜いてないし(父上がまさかすでに抜いてるってことはないよな?)
しかも貴族令嬢なら俺の素性を知っている可能性が高い……万が一知らなくても婚姻時に必要な書類を見られれば露見する。
それに――令嬢と結婚したらその女性とやらないといけないんだよな。想像してみても全く欲情しない。俺、勃つのか?
え? えっと……ってことは俺は男が好き……? 同性愛者ってこと?
でも他の男、例えば同じ生徒のダッドとかラファエルと……絶対無理だ! 彼らとやるなんてどんな罰ゲームだ。それならまだ令嬢とのほうがいい。
でも令嬢ともしたくない――要するにレオンとしかしたくない。
それが意味することは……認めたくないが、俺はレオンが……好きなのか……
レオンと交わったのはほんの少し前なのに、遠い昔のように感じる。レオンは俺が仕えている公爵家の息子だから屈辱的な行為を受け入れた。もし今、俺が平民で本当は自分が王族の血を引いた公爵家の子だと分かったらどう思うのだろう?
俺のこと――怒るだろうか? 同じ目に合わせようとするのか? それでもいいのかもしれない。一番怖いのは……レオンがもう俺との関係を拒否することだ。
レオンのさらさらな黒髪を撫でることも、情熱的な緑色の瞳で射るように見られることも、あの薄く赤い唇で包まれることも、全て二度と味わえない。今までの自分の行いが酷すぎて振り返ることすら怖い。もっと節度をもって接していれば、もしかしたら立場が変わった後でも、レオンは俺と一緒にいてくれるかもしれなかったのに。
さすがに昔のままの上下関係で――なんて考えは図々しいだろうが、俺が使用人として残ることは許してくれたかも……
いまさらそんな単純なことに気が付くなんて――俺はどれだけ傲慢だったのだ。
ああ、まだやり直せる時だったら……
この日は珍しく夕方に客が途切れたので、夕食は外の店で食べようということになった。ガイお気に入りの店に入ると、すぐに恰幅の良い女給仕がこっちに向かって来た。
「ガイ、久しぶりだねえ。こっちは友達かい?」
「うん、ジルだ。少し前から俺の店で働いてもらってる」
「ああ、新しく入った美形の子だね。エレン達がこの間顔を赤くして話していたよ」
ガイはいくつかの品と飲み物を注文したが、女は一向に離れる様子がない。怪訝に思って顔を見ると、尋ねられた。
「おまえさん、ご貴族様だね? 王都から来たのかい?」
「――それが何か?」
俺が自然と高貴な雰囲気を出してしまうのは仕方ないとして……何か問題でもあるのかよ。
「じゃあ噂になっている英雄のことは知っているの?」
その言葉をきっかけに、周りのテーブルにいた人達も会話に入ってきた。
「そうそう! あっという間に魔王を倒したらしけど、英雄なんて何年振りだ? 百年? もっとか? そいつ、平民として育ってたけど本当は王族の血が入ってるとか!」
「四大公爵家子息だっけ? 羨ましいねえ」
「噂じゃ王女と結婚するとか」
「ああ、王女様がかなり熱をあげているって話だ」
は? 結婚……するのか? 俺を差し置いて! というかレオンと王女、どっちに対しての嫉妬だ? いずれにしてもレオンはすでに俺のことなんて忘れて、今までの暗い過去を取り戻そうとしているんだろう。
「お兄さん――お兄さん!」
「ジル! どうかしたか?」
ああ……
「すまない。えっと……俺は王都から来たが、詳しくは分からない」
「英雄のことも知らないのかい?」
「……知らない」
「なんだ。これだけ話題になってるのに」
女が期待外れ、という表情を作りつつカウンターの方へ行ったので、俺は内心で溜息をついてから視線を上げると、ガイが心配そうな目をしてこっちを見ていた。
「平気か? なんか様子がおかしいけど」
「ああ大丈夫だ。こういう場所に慣れていないだけだ」
その後運ばれてきた食事は、田舎の安い食堂にしては悪くなかった。煮込まれた野菜と肉は味付けが濃いめで、エールがどんどん飲めた。何杯飲んだのか覚えられないくらいに杯数を重ねた。
薄暗くなった道をほろ酔い気分でガイと歩く。こんなことは今までになかった。もう、公爵家嫡男の貴公子だったことなど忘れて、平民として開き直るのもいいかもしれない。周りの目も気にする必要がないから、酔っ払って歩けるし。
そう、今夜の俺は酔っている。多分普段はあまり飲まない酒を飲みすぎたせいと、疲れと、寂しさと……
ふらふらと歩く俺をガイが腰に手を回して支えてくれた。家に着く頃には何も考えられなくなり、隣でガイが何か言っていることも耳に入らなかった。
「あ~あ、こんな可愛い子だって知らなかったし。ずっといて欲しいけど、いつまで我慢できるか……」
一緒にいるのはレオンじゃないという事実が受け入れらない。だって――ほら、荷物持ちとか必要だし! さすがに身分を明かしてない今、いくらなんでも恩人であるガイにさせるわけにはいかないだろ?
それにガイも見た目は悪くないが、レオンには劣る。俺の輝くような金色の髪が一番映えるのは、レオンのさらさらな漆黒の髪との対比だ。癖のある薄茶色とではない。だから眉目秀麗な俺の隣に相応しいのは、やっぱり同じような美貌を持つレオンだよ。
「ジル――――おい、聞いてるか?」
「ああ、何だ?」
名前を何回か呼ばれ我に返った。だってジルなんて聞き慣れてないし。
「服は店にあるので気に入ったのを着てかまわないから――必要なのは靴だな。この店でいいか?」
急いでいたので、魔物との戦闘時に少し壊れた靴でそのまま家を出て来てしまった。店内に入ると、ガイは顔馴染みらしい店主と仲良く話している。
「この青年――ジルに新しい靴を見繕って欲しいんだが」
「分かりました。ジル様、こちらへどうぞ」
案内されるがまま椅子へ座ると、初老の主人が前に跪いて靴を取った。それと俺の足を詳しく見た後、隣にいた若者に命じて奥から新しい靴を持って来させ、俺に試し履きを促した。履いてみると、今までのどの高級品の物よりも馴染む。もっと高いのか? そうは見えないが……
その驚きが顔に出たのだろう、ガイが自分のことのように誇らしく言った。
「ぴったりだろ。マークの能力はすごいんだ」
「……異能なのか?」
「ええ。私は足を見てその人の状態や癖、不調などを知ることができます」
「それなら靴屋の店主なんかじゃなくて、軍事宮とかで働けるんじゃないのか? そっちのほうが出世できそうだが」
魔王と魔物がいるこの大陸では、国によって程度の差はあれど、軍事宮で働くことは名誉であり人々の憧れの職業だ。
「――足は人間の体を健康に保つためにとても重要な役割を持っており、その足を保護するための最高の靴を選ぶお手伝いをさせていただくことも、軍事宮で働かれている皆様と同じくらい、大切な仕事だと思っております。ジル様が履かれていたこの靴もサイズが適切で、きちんとお手入れされていたことが分かります。靴を大事に使われていた証拠ですよ」
「いや――俺じゃない」
レオンだ……
「でしたら、その方がジル様のことを大切に思っていらっしゃるのですね」
「違う! あいつは……あいつはただ仕事だったからだ」
思いのほか強い口調だったため二人はそれ以上何も言わなかった。
その後もガイの案内で生活用品を選び、食材を買い入れるのに付き合ったが、当然ながら俺は貴族御用達の店にしか行ったことがなかったので全てが新鮮だった。
そして平民は馬車と従者などないので、買った物は自分で手に持って歩いて帰る必要がある。いや、これ普通に学園での訓練よりきつくないか?
翌朝ガイの店に向かい、まず初めに大まかな説明を受けた。
「俺は裏で作業しているから、何かあったら呼んでくれ」
次々とやって来る客達、王都出身の俺でも意味不明な服飾関係の語彙を並べて商品を尋ねる令嬢、色目を使ってくる夫人、常に従者が付き従い、訓練時を除いて荷物など持ったことがない俺が何着もの服を抱えるという滑稽さ……俺は早々に弱音を吐きここを逃げ出したくなったが、行くあてがないことに気が付き直前で思い留まった。
一週間くらい経ち、ちょうど店内に人が切れた時、ガイがこちらを見て言った。
「おまえかっこいいから、ジル目当ての夫人や令嬢が増えているぞ。それにどんどん服屋の定員としてさまになってきたな」
うん、突っ込みたいなら突っ込んでくれてかまわない。俺でさえもあまりの転落具合に有り得なさ過ぎて笑えてくるから。
もしこれがギファルド公爵家嫡男のままだったら、偉ぶらず謙虚で好感が持てる、とか、社会勉強なのね、とか好意的な目で見られるだろう。
だが公爵家子息が本当は平民だったってことなら――……
いや、考えてはだめだ。今ここで泣いたらガイに不審がられる。流れに身を任せて働くしかない――あ! 今ガイが言ったじゃん! 俺の容姿を令嬢が気に入ってるって! もしかしたらどっかの貴族令嬢もいるかもしれない。それで結婚すれば勝ち組?
いや違う、その考えはおかしい。俺は元々この国での最上位貴族嫡男で、というか今もだ――書類上は。籍を抜いてないし(父上がまさかすでに抜いてるってことはないよな?)
しかも貴族令嬢なら俺の素性を知っている可能性が高い……万が一知らなくても婚姻時に必要な書類を見られれば露見する。
それに――令嬢と結婚したらその女性とやらないといけないんだよな。想像してみても全く欲情しない。俺、勃つのか?
え? えっと……ってことは俺は男が好き……? 同性愛者ってこと?
でも他の男、例えば同じ生徒のダッドとかラファエルと……絶対無理だ! 彼らとやるなんてどんな罰ゲームだ。それならまだ令嬢とのほうがいい。
でも令嬢ともしたくない――要するにレオンとしかしたくない。
それが意味することは……認めたくないが、俺はレオンが……好きなのか……
レオンと交わったのはほんの少し前なのに、遠い昔のように感じる。レオンは俺が仕えている公爵家の息子だから屈辱的な行為を受け入れた。もし今、俺が平民で本当は自分が王族の血を引いた公爵家の子だと分かったらどう思うのだろう?
俺のこと――怒るだろうか? 同じ目に合わせようとするのか? それでもいいのかもしれない。一番怖いのは……レオンがもう俺との関係を拒否することだ。
レオンのさらさらな黒髪を撫でることも、情熱的な緑色の瞳で射るように見られることも、あの薄く赤い唇で包まれることも、全て二度と味わえない。今までの自分の行いが酷すぎて振り返ることすら怖い。もっと節度をもって接していれば、もしかしたら立場が変わった後でも、レオンは俺と一緒にいてくれるかもしれなかったのに。
さすがに昔のままの上下関係で――なんて考えは図々しいだろうが、俺が使用人として残ることは許してくれたかも……
いまさらそんな単純なことに気が付くなんて――俺はどれだけ傲慢だったのだ。
ああ、まだやり直せる時だったら……
この日は珍しく夕方に客が途切れたので、夕食は外の店で食べようということになった。ガイお気に入りの店に入ると、すぐに恰幅の良い女給仕がこっちに向かって来た。
「ガイ、久しぶりだねえ。こっちは友達かい?」
「うん、ジルだ。少し前から俺の店で働いてもらってる」
「ああ、新しく入った美形の子だね。エレン達がこの間顔を赤くして話していたよ」
ガイはいくつかの品と飲み物を注文したが、女は一向に離れる様子がない。怪訝に思って顔を見ると、尋ねられた。
「おまえさん、ご貴族様だね? 王都から来たのかい?」
「――それが何か?」
俺が自然と高貴な雰囲気を出してしまうのは仕方ないとして……何か問題でもあるのかよ。
「じゃあ噂になっている英雄のことは知っているの?」
その言葉をきっかけに、周りのテーブルにいた人達も会話に入ってきた。
「そうそう! あっという間に魔王を倒したらしけど、英雄なんて何年振りだ? 百年? もっとか? そいつ、平民として育ってたけど本当は王族の血が入ってるとか!」
「四大公爵家子息だっけ? 羨ましいねえ」
「噂じゃ王女と結婚するとか」
「ああ、王女様がかなり熱をあげているって話だ」
は? 結婚……するのか? 俺を差し置いて! というかレオンと王女、どっちに対しての嫉妬だ? いずれにしてもレオンはすでに俺のことなんて忘れて、今までの暗い過去を取り戻そうとしているんだろう。
「お兄さん――お兄さん!」
「ジル! どうかしたか?」
ああ……
「すまない。えっと……俺は王都から来たが、詳しくは分からない」
「英雄のことも知らないのかい?」
「……知らない」
「なんだ。これだけ話題になってるのに」
女が期待外れ、という表情を作りつつカウンターの方へ行ったので、俺は内心で溜息をついてから視線を上げると、ガイが心配そうな目をしてこっちを見ていた。
「平気か? なんか様子がおかしいけど」
「ああ大丈夫だ。こういう場所に慣れていないだけだ」
その後運ばれてきた食事は、田舎の安い食堂にしては悪くなかった。煮込まれた野菜と肉は味付けが濃いめで、エールがどんどん飲めた。何杯飲んだのか覚えられないくらいに杯数を重ねた。
薄暗くなった道をほろ酔い気分でガイと歩く。こんなことは今までになかった。もう、公爵家嫡男の貴公子だったことなど忘れて、平民として開き直るのもいいかもしれない。周りの目も気にする必要がないから、酔っ払って歩けるし。
そう、今夜の俺は酔っている。多分普段はあまり飲まない酒を飲みすぎたせいと、疲れと、寂しさと……
ふらふらと歩く俺をガイが腰に手を回して支えてくれた。家に着く頃には何も考えられなくなり、隣でガイが何か言っていることも耳に入らなかった。
「あ~あ、こんな可愛い子だって知らなかったし。ずっといて欲しいけど、いつまで我慢できるか……」
あなたにおすすめの小説
婚約破棄を提案したら優しかった婚約者に手篭めにされました
多崎リクト
BL
ケイは物心着く前からユキと婚約していたが、優しくて綺麗で人気者のユキと平凡な自分では釣り合わないのではないかとずっと考えていた。
ついに婚約破棄を申し出たところ、ユキに手篭めにされてしまう。
ケイはまだ、ユキがどれだけ自分に執着しているのか知らなかった。
攻め
ユキ(23)
会社員。綺麗で性格も良くて完璧だと崇められていた人。ファンクラブも存在するらしい。
受け
ケイ(18)
高校生。平凡でユキと自分は釣り合わないとずっと気にしていた。ユキのことが大好き。
pixiv、ムーンライトノベルズにも掲載中
俺の名前を呼んでください
東院さち
BL
双子の妹ローレッタの代わりに王妃様のお話相手になるべく王宮にでかけたルーファスは、王太子様に庭に置き去りにされ風邪をひいてしまう。看病をされていたはずなんだけど、大人の嗜みを教わることになって……。「え、そんなことを皆やってるの?」大人の世界って怖い。
他サイト様で投稿済み。同人誌も出してます。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
贖罪公爵長男とのんきな俺
侑希
BL
異世界転生したら子爵家に生まれたけれど自分以外一家全滅という惨事に見舞われたレオン。
貴族生活に恐れ慄いたレオンは自分を死んだことにして平民のリオとして生きることにした。
一方公爵家の長男であるフレドリックは当時流行っていた児童小説の影響で、公爵家に身を寄せていたレオンにひどい言葉をぶつけてしまう。その後すぐにレオンが死んだと知らされたフレドリックは、以降十年、ひたすらそのことを悔いて生活していた。
そして十年後、二人はフレドリックとリオとして再会することになる。
・フレドリック視点は重め、レオン及びリオ視点は軽め
・異世界転生がちょいちょい発生する世界。色々な世界の色々な時代からの転生者の影響で文明が若干ちぐはぐ。
・世界観ふんわり 細かいことは気にしないで読んでください。
・CP固定・ご都合主義・ハピエン
・他サイト掲載予定あり
腐男子♥異世界転生
よしの こひな
BL
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。
目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。
トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、Caitaさん、PIXIVさんでも掲載しています。
僕に双子の義兄が出来まして
サク
BL
この度、この僕に双子の義兄が出来ました。もう、嬉し過ぎて自慢しちゃうよ。でも、自慢しちゃうと、僕の日常が壊れてしまう気がするほど、その二人は人気者なんだよ。だから黙って置くのが、吉と見た。
そんなある日、僕は二人の秘密を知ってしまった。ん?知っているのを知られてしまった?が正しいかも。
ごめんよ。あの時、僕は焦っていたんだ。でもね。僕の秘密もね、共有して、だんだん仲良くなったんだよ。
…仲良くなったと、そう信じている。それから、僕の日常は楽しく、幸せな日々へと変わったんだ。そんな僕の話だよ。
え?内容紹介が内容紹介になってないって?気にしない、気にしない。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
ひとりぼっちの嫌われ獣人のもとに現れたのは運命の番でした
angel
BL
目に留めていただき有難うございます!
姿を見るだけで失禁するほどに恐ろしい真っ黒な獣人。
人々に嫌われ恐れられ山奥にただ一人住んでいた獣人のもとに突然現れた真っ白な小さな獣人の子供。
最初は警戒しながらも、次第に寄り添いあい幸せに暮らはじめた。
後悔しかなかった人生に次々と幸せをもたらしてくれる小さな獣人との平和な暮らしが、様々な事件に巻き込まれていき……。
最後はハッピーエンドです!