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2章偽りの平和
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キングスナイツ達は悪の権現として断罪され、白の英雄雄牙の手によって王国にも平和が戻ったと人々は信じていた。
だが、悪魔達も10年の月日を持って覚醒し始めていた。
「ロゼ、目覚めたか?」
「ああ、力も完全に戻った。どうだ、他の器に入った悪魔たちは?」
「それなら、筒がなく目覚め、各々に四方の国に向けて移動した。」
「ほお、俺が最後だったということか…。で、この国の現状はどうなっている?」
「復興が終わり、白の英雄雄牙の名は完全に知れ渡った、予定通りだ。」
「そうか、ならこの国には結界を掛ける。そうすることでここには攻めてこれない。闇の力を持つもの以外は…。」
「闇の力を持つものはこちら側の器となっている、何か懸念するものがあるのか?」
「雄牙だよ、あいつは魂を切り離している。こちらに対抗するつもりだろう。」
「魂のみの存在では、器たちを倒すことはできない、心配する必要は…。」
「ないというのか…。あいつは光属性の力を持っている…。早々に始末しろ、いいな!」
「わかった…。」
「それと器と言うな!これからは四凶と言え。」
「わかった…。誰を差し向ける?」
「ハガだ、あいつを差し向ける。」
「あいつは死んだはずでは…。」
「キングスナイツは俺の魔法で肉体と能力のみを復元した。やることをやれ、いいな?」
「わかった…。」
「雄牙、修行は終わりだ…。これからどうする?」
「やることは変わらないさ、魂だけの存在ではどうにもならない、器がいる…。」
「器か…。宛はあるのか?」
「ああ…。コウタさんの身体を使う。」
「残ってるのか?」
「たぶんね、ゼロなら恐らくそうするよ…。」
「どうやって侵入するのじゃ?」
「魂のみという強みを活かすのさ。」
「ほお、なるほど。帰りはどうする?」
「黒い穴を作る。コウタさんの身体を使えばできるはずだ。」
「じゃあ、気をつけていくのじゃぞ。」
「了解です。」
魂となり、空に向けて飛び立った。
だが、悪魔達も10年の月日を持って覚醒し始めていた。
「ロゼ、目覚めたか?」
「ああ、力も完全に戻った。どうだ、他の器に入った悪魔たちは?」
「それなら、筒がなく目覚め、各々に四方の国に向けて移動した。」
「ほお、俺が最後だったということか…。で、この国の現状はどうなっている?」
「復興が終わり、白の英雄雄牙の名は完全に知れ渡った、予定通りだ。」
「そうか、ならこの国には結界を掛ける。そうすることでここには攻めてこれない。闇の力を持つもの以外は…。」
「闇の力を持つものはこちら側の器となっている、何か懸念するものがあるのか?」
「雄牙だよ、あいつは魂を切り離している。こちらに対抗するつもりだろう。」
「魂のみの存在では、器たちを倒すことはできない、心配する必要は…。」
「ないというのか…。あいつは光属性の力を持っている…。早々に始末しろ、いいな!」
「わかった…。」
「それと器と言うな!これからは四凶と言え。」
「わかった…。誰を差し向ける?」
「ハガだ、あいつを差し向ける。」
「あいつは死んだはずでは…。」
「キングスナイツは俺の魔法で肉体と能力のみを復元した。やることをやれ、いいな?」
「わかった…。」
「雄牙、修行は終わりだ…。これからどうする?」
「やることは変わらないさ、魂だけの存在ではどうにもならない、器がいる…。」
「器か…。宛はあるのか?」
「ああ…。コウタさんの身体を使う。」
「残ってるのか?」
「たぶんね、ゼロなら恐らくそうするよ…。」
「どうやって侵入するのじゃ?」
「魂のみという強みを活かすのさ。」
「ほお、なるほど。帰りはどうする?」
「黒い穴を作る。コウタさんの身体を使えばできるはずだ。」
「じゃあ、気をつけていくのじゃぞ。」
「了解です。」
魂となり、空に向けて飛び立った。
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