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話し合い
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るいはともちゃんが外出していることを確認してから、ともちゃんのお母さんのところを訪ねた。
「こんにちは、お母さん。突然、お邪魔してごめんなさい。」
「良いのよ、るいくんにちょうど聞きたいことがあったのよ。」
「ともちゃんの結婚のことですか?」
「ええ。ともみの彼氏さんってどんな人?」
「一言でいうなら、優しすぎる人です。アツヤさんのこと気になるんですか?」
「いいえ…。るいくんはともみのことどう思っているの?」
「もちろん、大好きです…。けど…。」
「けど…。何かしら?」
「僕はともちゃんと付き合うこともできません…。」
「どうして?」
「僕には婚約者がいるので…。」
「そうだったの…。私はるいくんにともみを幸せにして欲しかったのに…。」
「ごめんなさい…。今日はお母さんと約束したことを謝りにきたんです。」
「良いのよ…。ともみとるいくんは考えていることが一緒だったのよ。あの約束をして、数日経った時にそう思ったの。」
「そうだったんですか。ともちゃんの笑顔を守るって約束を知ってるんですか、ともちゃんは?」
「知らないわよ。いつも、るいくんを笑わせてみせるって言ってたわよ。おかしいでしょ、るいくんはこっそり笑ってるのに…。」
「確かに、わからないように笑ってました。さすが、お母さんですね…。」
「話を戻すけど、アツヤさんにともみを任せて良いと思う?」
「それは大丈夫です。僕があの人がともちゃんを幸せにするって保障しますよ。じゃなきゃ、お母さんも僕も結婚を許しませんよ。」
「そうね…。ありがとう、るいくん。幸せになってね。」
「はい、お母さん。僕の婚約のことはしばらく黙っててください。」
「わかったわ、じゃあ、またね。」
「はい、また。」
るいはともちゃんの家をあとにした。
その晩…。
「ともみ、ちょっと良い?」
「何、お母さん?」
「結婚のことだけど…。」
「まだ、反対するつもりなの?」
「いいえ、良いわよ。」
「えっ!結婚許してくれるの?」
「良いわよ…。」
「ありがとう、お母さん!」とともみはお母さんに抱きついた。
「ともみ、そういえばプロポーズされたの?」
「ちゃんとしたプロポーズはされてない…。」
「そう、楽しみね。さっそく電話したら?」
「うん!」とともみはリビングを出ていった。
「こんにちは、お母さん。突然、お邪魔してごめんなさい。」
「良いのよ、るいくんにちょうど聞きたいことがあったのよ。」
「ともちゃんの結婚のことですか?」
「ええ。ともみの彼氏さんってどんな人?」
「一言でいうなら、優しすぎる人です。アツヤさんのこと気になるんですか?」
「いいえ…。るいくんはともみのことどう思っているの?」
「もちろん、大好きです…。けど…。」
「けど…。何かしら?」
「僕はともちゃんと付き合うこともできません…。」
「どうして?」
「僕には婚約者がいるので…。」
「そうだったの…。私はるいくんにともみを幸せにして欲しかったのに…。」
「ごめんなさい…。今日はお母さんと約束したことを謝りにきたんです。」
「良いのよ…。ともみとるいくんは考えていることが一緒だったのよ。あの約束をして、数日経った時にそう思ったの。」
「そうだったんですか。ともちゃんの笑顔を守るって約束を知ってるんですか、ともちゃんは?」
「知らないわよ。いつも、るいくんを笑わせてみせるって言ってたわよ。おかしいでしょ、るいくんはこっそり笑ってるのに…。」
「確かに、わからないように笑ってました。さすが、お母さんですね…。」
「話を戻すけど、アツヤさんにともみを任せて良いと思う?」
「それは大丈夫です。僕があの人がともちゃんを幸せにするって保障しますよ。じゃなきゃ、お母さんも僕も結婚を許しませんよ。」
「そうね…。ありがとう、るいくん。幸せになってね。」
「はい、お母さん。僕の婚約のことはしばらく黙っててください。」
「わかったわ、じゃあ、またね。」
「はい、また。」
るいはともちゃんの家をあとにした。
その晩…。
「ともみ、ちょっと良い?」
「何、お母さん?」
「結婚のことだけど…。」
「まだ、反対するつもりなの?」
「いいえ、良いわよ。」
「えっ!結婚許してくれるの?」
「良いわよ…。」
「ありがとう、お母さん!」とともみはお母さんに抱きついた。
「ともみ、そういえばプロポーズされたの?」
「ちゃんとしたプロポーズはされてない…。」
「そう、楽しみね。さっそく電話したら?」
「うん!」とともみはリビングを出ていった。
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