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びっと、暗躍するの巻
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昨年末、ハタさんが希望者だけで忘年会やると言った。
集まった人は、ハタさん、キヨダ君、ムラさん。その三人が「社長の娘も誘おう!」となって最終的に四人。
娘はまだ社長と仲違い中である。
それぞれの思わくは
ハタさん → 親子喧嘩に関わりたくない
キヨダ君 → 仲直りすればいいのに!
心配!心配!
ムラさん → 親子の問題 静観
と予想する。
ちなみに、びっとは「面倒くさい」である。
年明け。
ハタさんがさっそく楽しげに報告しにきた。
「娘さんがずっと嫌な老人がいる、って愚痴ってて。僕は『カッシーさん(社長の彼氏)のことだな』って、ぼんやり話を聞いてたんだけど、キヨダ君は知らないから『むむっ、なんて非道い奴だ!最低な老人ですね!』って一緒になって怒ってて・・・」
ニヤニヤしながら聞いてたらしい。
いい酒の肴だね。
その数日後、ワシも社長の娘に用事があって、ついでにメシでも食いましょうと会合する。
「なんか、ムラさんが忘年会でハタさんと喧嘩になったって言ってましたけど、大丈夫でしたか?巻き込まれませんでしたか?」
と聞く。
ハタさんは普段は穏やかな人だが、酒が入るとケンカ上等になる。見た目ヤンキーである。
「実は○○さんの件で、ムラさんが早く対処しましょうって言ってたのに、ハタさんが放って置いてたから問題になってて『だから僕言ったじゃないですか!』って言い合いになって・・・」
キヨダ君もムラさん派で止める人がいなかったので、彼女が「まあまあまあ、言いたいこと言ってスッキリしたよね?」と、間に入ってなだめたとのこと。
へー、その○○さんの件、知らなかったなあ。
社長も知らないんだろうなあ。心のメモに書いておく。
帰りがけ
「社長が死んだら、帰ってくればいいじゃないですか。」
と言う。
「そうね~」
「まあ、ぜんぜん元気ですけど。」
「そうね~」
と笑う。
その気なさそうだなあ。彼女には彼女の望む仕事がほかにあるから。
本当は会社、継いでよ。と言いたかった。
うーん。
◆ムラさん
No.2の一人。仕事が早い。
やっぱり社長に叱られる人。
びっとは密かに「虹色侍」と心のなかで呼んでいる。ずまくんに似てる。
集まった人は、ハタさん、キヨダ君、ムラさん。その三人が「社長の娘も誘おう!」となって最終的に四人。
娘はまだ社長と仲違い中である。
それぞれの思わくは
ハタさん → 親子喧嘩に関わりたくない
キヨダ君 → 仲直りすればいいのに!
心配!心配!
ムラさん → 親子の問題 静観
と予想する。
ちなみに、びっとは「面倒くさい」である。
年明け。
ハタさんがさっそく楽しげに報告しにきた。
「娘さんがずっと嫌な老人がいる、って愚痴ってて。僕は『カッシーさん(社長の彼氏)のことだな』って、ぼんやり話を聞いてたんだけど、キヨダ君は知らないから『むむっ、なんて非道い奴だ!最低な老人ですね!』って一緒になって怒ってて・・・」
ニヤニヤしながら聞いてたらしい。
いい酒の肴だね。
その数日後、ワシも社長の娘に用事があって、ついでにメシでも食いましょうと会合する。
「なんか、ムラさんが忘年会でハタさんと喧嘩になったって言ってましたけど、大丈夫でしたか?巻き込まれませんでしたか?」
と聞く。
ハタさんは普段は穏やかな人だが、酒が入るとケンカ上等になる。見た目ヤンキーである。
「実は○○さんの件で、ムラさんが早く対処しましょうって言ってたのに、ハタさんが放って置いてたから問題になってて『だから僕言ったじゃないですか!』って言い合いになって・・・」
キヨダ君もムラさん派で止める人がいなかったので、彼女が「まあまあまあ、言いたいこと言ってスッキリしたよね?」と、間に入ってなだめたとのこと。
へー、その○○さんの件、知らなかったなあ。
社長も知らないんだろうなあ。心のメモに書いておく。
帰りがけ
「社長が死んだら、帰ってくればいいじゃないですか。」
と言う。
「そうね~」
「まあ、ぜんぜん元気ですけど。」
「そうね~」
と笑う。
その気なさそうだなあ。彼女には彼女の望む仕事がほかにあるから。
本当は会社、継いでよ。と言いたかった。
うーん。
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