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プライベート。
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「カオリさま、今度、水族館に行くらしいよ。」
と、ハタさんが言った。
寝耳に水である。
「・・・えっ?・・・」
「この間、びっと君がいない時に言ってた。」
ショックを受けるワシ。
「・・・なんで?ハタさんに?・・・ワシ、カオリさまのプライベート聞いたことないです・・・」
「いやいや!俺から聞いたわけじゃないよ?向こうから!世間話のように!」
なぜかセクハラをごまかすように慌てるハタさん。
ワシの方が、カオリさまといっぱいしゃべってるのに!
「・・・誰と行くのかな。」
「プライベートなにも知らないですよね。ワシらはすべてをさらけ出しているのに。」
そう。税理士さんは、ワシらの給料も住所も家族構成も保険なにに入ってるかも、全部知っているのだ。
まさに、その話をした日の夕方。
メールで
「夏休み中に仕事のメールしてすみません。」って送ったら
「台風を避けて早く帰ってきたんで大丈夫ですよ。」
って返信きた。
やった!やった!カオリさまのプライベート!
そっち方面に行ってたのか~
実家?旅行?
気になる~
と、影で我々が盛り上がっていることを、カオリさまは知らない・・・
と、ハタさんが言った。
寝耳に水である。
「・・・えっ?・・・」
「この間、びっと君がいない時に言ってた。」
ショックを受けるワシ。
「・・・なんで?ハタさんに?・・・ワシ、カオリさまのプライベート聞いたことないです・・・」
「いやいや!俺から聞いたわけじゃないよ?向こうから!世間話のように!」
なぜかセクハラをごまかすように慌てるハタさん。
ワシの方が、カオリさまといっぱいしゃべってるのに!
「・・・誰と行くのかな。」
「プライベートなにも知らないですよね。ワシらはすべてをさらけ出しているのに。」
そう。税理士さんは、ワシらの給料も住所も家族構成も保険なにに入ってるかも、全部知っているのだ。
まさに、その話をした日の夕方。
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「夏休み中に仕事のメールしてすみません。」って送ったら
「台風を避けて早く帰ってきたんで大丈夫ですよ。」
って返信きた。
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