アイテムボックスだけで異世界生活

shinko

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第二十六話.イチリルの町 25 トリオ初給金

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 昼からも順調に狩りが進み、ウサギ3羽、赤鶏2羽の成果。午前ウサギ1羽狩れたので、合計6羽だ。

 アルフィーも香草採取し、ベジルンの葉10束を2つ、サランの葉10束を3つ採取した。

 香草は、10束ごとの買取だ。端数がでると無駄になる。

 だが、アイテムボックスに入れておけば痛まないので、端数でも問題ない。

「昨日はあんまり寝てないし、早めに帰ろう」

「はい」「うん」

 3ドロル払い、門をくぐる。

残金 301ドロル 銀貨3.01枚

 

 冒険者ギルドでカレンさんに報告する。

「香草の状態がいいわ、まるで摘みたてね。きちんと処理してあるし、束ねてあるわ。アル。ギルドの仕事が無くなるじゃない。そのまま売れるわ」

 香草を採ってきて出すだけの冒険者が多いそうだ。形の悪い物や、鮮度の悪い物が多く、高く買い取れないらしい。

 アルは綺麗に処理して、束ね、懐紙で作った簡易な袋に入れてあるのだ。

 見るからに綺麗だ。束ねたところでアイテムボックスに収納するので、新鮮だ。

 さすがアルフィー。

 香草はベジルン10束銅貨5枚×2 サラン10束銅貨6枚×3 で買い取ってもらえた。

 合わせて、銀貨1.88枚受け取る。カレンさんにお礼をいってギルドを出る。

残金 489ドロル 銀貨4.89枚

「エル。今日からどこで泊まるの?」

 確実にほくほく亭を、期待している。

 キラキラした目のシルフィー。

 こんにゃろめ。贅沢になりおって。

「ああ、シルの期待通りほくほく亭だ」

「やったー!」

 シルフィーが小躍りする。

「いいんですか?」

 アルフィーもうれしそうだ。

「ああ、そのかわり。今夜はお楽しみだぞ」

 今夜だけじゃなく毎日だけどな。

 アルもシルも真っ赤になる。

「わっ私は、…はっはいっ…がんばります」

 アルフィーの顔から、湯気が出そうだ。

 赤い。

 うわーかわいいーー。

 いかん。考えたら興奮してきてしまった。

 ズボンが張り出し前かがみになる。

 なんとか位置をずらして立て直す。



 ほくほく亭に入った。女将がいる。

「まあ、今日は3人でお泊りですか」

 嫁が増えているので驚いているようだ。そりゃそうだ。もう増えないから安心してくれ。

「そうなんですよ。3人部屋で、2食付でお願いします」

「はい。ありがとうございます。3人部屋は大銅貨9枚、2食3人で4.5枚。合わせて銀貨1.35枚です」

「しばらくその部屋を拠点にしたいと思っています。明日の分も支払いますのでお願いします」

「連泊ですね。ありがとうございます。では銀貨2.7枚です。連泊サービスの手ぬぐいです」

 小さな手ぬぐいを3枚くれた。結構助かるぞ。

残金 219ドロル 銀貨2.19枚

 鍵を貰って、案内された部屋へ入る。2人部屋より一回り大きい。

 ベッドが3つと大き目のクローゼットと机がある。 

 十分だな。

「広ーい。当分はここで暮らせるのね。エル」

「いい部屋ですね」

 アルもシルもうれしそうだ。

「ああ、そうだ。しっかり働いてくれよ」

「任せといて」

「がんばります」

 二人でうんうん言っている。

「ここはアルがおすすめだと言っていたが、来た事はあるのか?」

「実は初めてなんです。おすすめしているのは、冒険者ギルドとしてであって…。だから本当にうれしいです」

「そうじゃないかと思ったんだ。じゃあかけ湯も初めてだろ」

「そうなんです。楽しみです」

「じゃあ、楽しんでこいよ。あっそうそう。シルの裸をみたらびっくりするぞ」

「えっ何かあるんですか」

 アルフィーがシルフィーの体を見る。

 シルフィーが右手を上げてセクシーポーズをしながらクネクネする。


 全然セクシーじゃない。


「ああ、ものすごい竜の刺青があるんだ」

「えっ!」

 アルが目をまるくする。

「そんなもんあるか!」

 シルが怒る。

「まぁ見ればわかるさ。かけ湯に行こうぜ」

「えっまさか混浴?」

 アルフィーがはっとする。

「お前もかっ! いや、別々だよ。意外と面白いなアル」

「ほら。エルの言い方が悪いんだって。一緒に行くように聞こえるんだって。ねーアルフィーさん」

「はい、いえ。そうなのかなって思っちゃいました」

「そうか。じゃあ一緒にはいるか」

「えっ」

 アルフィーが赤くなる。

「ほら。もーウソばっかだよ。アルフィーさん行こう。エル。荷物だして」

 荷物をだして二人に渡した。



 先にかけ湯から上がって部屋で待っていると、しばらくして二人が戻ってきた。二人とも浴衣だがすごい。ものすごいボリューム巨乳だ。

 ぷりんぷりんと、たゆんたゆんだ。

 わかってはいたが。特にアルフィーのはすごい。浴衣がぱっつんぱっつんだ。

 しかも湯上りで上気した顔に、ほんのり汗ばんだ感じがものすごくエロい。

 ヤバイ!押し倒したい!浴衣をめくって、生おっぱいにむしゃぶりつきたい。

 しまった!夕食の後に風呂にすればよかった。

 ガマンできる気がしない……。


 行くか? 


 いやいや。まだだ。まだ。慌てる時間じゃない。

 勝利は確定している。夕食が終われば、俺を阻むものは何もないのだ。よし。

 ここは。我慢だ。できる。俺はやればできる子だ。


 絶えて見せる。


 こうなればあれだ。

 できるだけおっぱいを見ないようにしよう。

「かけ湯って本当にいいですね。こんなに気持ちいいとは思いませんでした」

「そうでしょうそうでしょう」

 なぜかシルフィーが得意げだ。

「アル。シルの裸はどうだった?」


 質問が完全にエロ親父だ。

 場合によっては通報されかねない。


「すごくスタイルがいいんでびっくりしました。本当。こんなに胸が大きいとは思いませんでした。胸当てはやめたほうがいいと思います」

 シルフィーがまたセクシーポーズをする。

 くねくねするうえに豊満な胸をアピールしてくる…チラリしそうだ。

 うわっエロイ。

 おっぱいがあるだけでこんなに違うのか……。

 
 やめろ! 頼む…今だけはやめてくれ。


「そうだぞ。シル。アルの言うとおりだ。合わない胸当てはやめておけ。当分はウサギ狩りがメインだから。防具も必要ないはずだ。」

 くくくっ、これで常にシルもプルンプルンだ。

「そうね。そうするわ。苦しかったしね」

「よし、じゃあすぐに夕飯にいこう」

「はい!」「うん!」

 
 楽しみだ。
 
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