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3章 虚構の偶像
初めまして?
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ーーーーサンド=ラシール
ーーーー3等星配下、腐星「ミュール」
「ゴホ! ゴホ! やっぱ埃が凄いな」
「とりあえず、片付けからね。チャム!一緒に来て」
「カシコマリ」
「僕は……何か食料を探してくるよ」
俺達はミザリー討伐後、半日以上かけて腐星「ミュール」にやってきた。
腐星と言っても、惑星樹が活動している間は、気候諸々他の惑星と変わるところはない。
ただ宙域から見えた惑星樹は枯れかけていて、チャムの見立てではもってあと1年ということだった。
そしてこのミュールは惑星樹付近から100平方キロメートルが砂漠地帯という特徴がある。
そこには『ピラミッド』とか言う三角錐の建物や、『ツリーチャーチ』という教会があって、俺達が産まれる前などは人気の観光星だったらしい。
これらの情報はチャムが言っていた事だが、チャムもネットの情報を言っているだけなのであくまで『らしい』としか言えないが。
正直に言えばちょっと興味がある。アールしか居なかった俺は砂漠なんて見たこともないし、ピラミッドとかいうのも見てみたい。
ただ、そんな俺の期待はクリスの1言で砕け散る。
「砂漠? 暑いのは嫌よ。暑いから」
「そ、そうか」
「確かに……な」
などと言う、意見と理由がまるっきり一緒だが、抜群に破壊力のある説得力で押し通された。
うん、まぁ確かに暑いのは嫌だけどさぁ…
ただ、ちょっとユリウスもがっかりしてたのは面白かったけど。
そんなこんなで旅立つ時にちょこっと見れれば良いね。という風に纏まった。
で、現在は砂漠地帯から300km程離れた所にある街の近くに来ている。
ほぼ星の反対側なのでここまで離れると、街並みは少し経済水域が低いアールとあまり変わらない。ただ、人っ子一人居ない街というのが斬新で少し心が奪われた。
街外れの林の所にまで足を向けると、大きなログハウスが見えた。
きっとこの辺りのお金持ちの別荘だったのだろうか?豊富にユグドラシルが使われているため、損傷も少なく、近くに川が流れているため洗濯も出来る。
満場一致で今日はここに泊まろうという事になり、ログハウス近くにジャルールとヱラウルフを停止させた。
これで休めると意気揚々に扉を開けたのだが、長年放置されていたので埃が凄まじく、先のような会話に繋がっている。
ーーーー約2時間後
「掃除完了! もう俺は寝るぞぉお!」
「私も~。流石に疲れたわ」
「もう、今日は寝ようか」
もう辺りは夜だ。ユリウスはとっておきの食材を拾ったと言ってたが、クリスが熱の入った掃除マニアで手伝わされた俺はもうクタクタだ。
いや、全員クタクタだった。
食材を調理する気力も体力もないので、明日の楽しみにしようということで、クリスが買ってきていた『ヒガシカタ』のりんごジュースで胃袋を満たし、俺達は早々にベッドに入る。
なんかチャムがソワソワしてるなぁ。てかよく見たらなんであんなもん動いて喋ってるんだ?
まぁいいや。もう寝よう。
ーーーー翌朝
とても香ばしい、いい匂いがする。
もう朝か。
あー、お腹空いたなぁ。リュカ、今日の朝ごはんは……ん?
「リューー!」
「おはよう……サンド」
「寝すぎよ! サンドが起きないと食べられないじゃない!」
「あ、あー、うん。悪い、寝過ぎた」
そっか、そうだよな。
起きると、テーブルの上に3人分の焼いた肉と4つのコップがあった。
俺は目を擦りながら、昨日から今にかけての情報を整理し、手早く顔を洗ってテーブルについた。
「あ、ユリウスが料理してくれたんだ」
「うん……クリスがやるって言ってくれたんだけど、チャムがね」
「そうなのよ! 私の手料理で皆をハッピーにしようと思ってたのに! チャムったら失礼しちゃうわ!」
「クリス、折角ノ仲間ヲ殺スナンテ許シマセン」
「ひどくない!?」
涙目のクリスは手をぶんぶんと振るが、チャムは『ホホホノホー』と言いながらぴょんぴょんと軽快に避けている。仲のいい姉弟みたいだ。
兄妹か……
「てかユリウスって料理出来るんだな」
「まぁこの職業やっていればね。多少は出来るようになるよ」
へぇ、そんなもんか。それにしても、軍服でエプロンで男で美系って色々要素入れすぎて突っ込めないな。
「冷めないうちに食べようか」
「ああ、そうだな悪い。それじゃ」
「「いただきます」」
俺とクリスは早速とその料理を一口食べる。
あれ? 上手くね?
な! なんていう事だッ! 美味いじゃねーか!
しかし、凄いなユリウス。一人何役までこなせるんだ?
「く、悔しいけど美味しいじゃない。やるわね!」
「そうかな? ただ焼いただけなんだけど」
「いやいや、凄く美味いよ。ユリウスって剣さばきは超人だし料理も出来るんだな」
「……」
ん? 反応がないのが気になった俺とクリスは、気になってユリウスを見る。
そこには顔を真っ赤にしたユリウスがいた…
「「照れた!?」」
マジかよ! どんだけ慣れてないの?あまりの出来事に全員笑ってしまう。チャムなんか笑いすぎて頭からりんごジュースを吹き出していた。正直汚い。
「あんまり……いじめないでくれよ」
いや、褒めてるんだけどなぁ。まぁこれ以上は失礼か。
「さ、昨日は色々あったけど、自己紹介でもしましょうか」
クリスの提案に、なるほどと思ってしまった。そう言えばこうやってゆっくり顔を合わせたのは今日が初めてだったけか。
「じゃあ言い出しっぺの私からね」
と言ってクリスは椅子から立ち上がる。あ、立つんだ。
「クリス=ジャル、天才よ。ジャルールの設計から携わってるわ。ユグドラシルの扱いで分からない事は無いから、機体のトラブルに関しては安心して頂戴。以上よ」
おおまじか、自分で天才って言ったよ。
まぁでもきっとクリスは凄い良い奴だ。ちょっと発言に天然の爆弾を仕込む事があるけど。
「デハ、次ハ私デスネ」
チャムは脚をピンと伸ばして皆を見る。律儀だなこのロボット。
「名前ハ、チャム。クリスニ造ラレマシタ」
「「造った!?」」
俺とユリウスはハモってしまう。ヤバイなクリス。この人天才だわ。
めっちゃドヤってるのが鼻につくけど、正真正銘天才だわ。チャムはずっと何か言ってたけど頭に入ってこなかった。
「じゃあ次は僕だね。名前はユリウス=グラッデン。グラッデン流剣術の師範代で、剣以外に取り柄はない。その……よろしく」
え? 終わり?
うーん、もっと言う事いっぱいありそうだけどなぁ。でも剣だけは別格だよなこの人。
と、ラストは俺か
「サンド=ラシール。昨日は、ちょっと感情的になって色々迷惑かけて申し訳ない。他は、と、まぁ特技になるんだろうけど」
と言って、俺は立ったまま自分のフォークを手に持ち、テーブルの肉の上で突き刺さる用に刃を下側に向ける。
そしてフォークを落とす。その瞬間
「止まれ!」
ーーピタ!
空中でフォークが停止する。そのすきに、テーブルの上にある肉をずらす。
「刺され!」
ーービュン! ぐさッ!
すると、フォークは方向を変え、肉に突き刺さった。
「とまぁ、こんなんが出来る。以上だ」
「「おお~」」
もっと命懸けの死線で同じ事をやったけど、こう言う場でやるとやっぱり驚いてくれるものだ。
「凄いな」
「サンド、やっぱりあなた面白いわね。ちょっとあとで調べさせて」
「お手柔らかにな」
こうして俺達は1日を経て初めての自己紹介をした。
ーーーー3等星配下、腐星「ミュール」
「ゴホ! ゴホ! やっぱ埃が凄いな」
「とりあえず、片付けからね。チャム!一緒に来て」
「カシコマリ」
「僕は……何か食料を探してくるよ」
俺達はミザリー討伐後、半日以上かけて腐星「ミュール」にやってきた。
腐星と言っても、惑星樹が活動している間は、気候諸々他の惑星と変わるところはない。
ただ宙域から見えた惑星樹は枯れかけていて、チャムの見立てではもってあと1年ということだった。
そしてこのミュールは惑星樹付近から100平方キロメートルが砂漠地帯という特徴がある。
そこには『ピラミッド』とか言う三角錐の建物や、『ツリーチャーチ』という教会があって、俺達が産まれる前などは人気の観光星だったらしい。
これらの情報はチャムが言っていた事だが、チャムもネットの情報を言っているだけなのであくまで『らしい』としか言えないが。
正直に言えばちょっと興味がある。アールしか居なかった俺は砂漠なんて見たこともないし、ピラミッドとかいうのも見てみたい。
ただ、そんな俺の期待はクリスの1言で砕け散る。
「砂漠? 暑いのは嫌よ。暑いから」
「そ、そうか」
「確かに……な」
などと言う、意見と理由がまるっきり一緒だが、抜群に破壊力のある説得力で押し通された。
うん、まぁ確かに暑いのは嫌だけどさぁ…
ただ、ちょっとユリウスもがっかりしてたのは面白かったけど。
そんなこんなで旅立つ時にちょこっと見れれば良いね。という風に纏まった。
で、現在は砂漠地帯から300km程離れた所にある街の近くに来ている。
ほぼ星の反対側なのでここまで離れると、街並みは少し経済水域が低いアールとあまり変わらない。ただ、人っ子一人居ない街というのが斬新で少し心が奪われた。
街外れの林の所にまで足を向けると、大きなログハウスが見えた。
きっとこの辺りのお金持ちの別荘だったのだろうか?豊富にユグドラシルが使われているため、損傷も少なく、近くに川が流れているため洗濯も出来る。
満場一致で今日はここに泊まろうという事になり、ログハウス近くにジャルールとヱラウルフを停止させた。
これで休めると意気揚々に扉を開けたのだが、長年放置されていたので埃が凄まじく、先のような会話に繋がっている。
ーーーー約2時間後
「掃除完了! もう俺は寝るぞぉお!」
「私も~。流石に疲れたわ」
「もう、今日は寝ようか」
もう辺りは夜だ。ユリウスはとっておきの食材を拾ったと言ってたが、クリスが熱の入った掃除マニアで手伝わされた俺はもうクタクタだ。
いや、全員クタクタだった。
食材を調理する気力も体力もないので、明日の楽しみにしようということで、クリスが買ってきていた『ヒガシカタ』のりんごジュースで胃袋を満たし、俺達は早々にベッドに入る。
なんかチャムがソワソワしてるなぁ。てかよく見たらなんであんなもん動いて喋ってるんだ?
まぁいいや。もう寝よう。
ーーーー翌朝
とても香ばしい、いい匂いがする。
もう朝か。
あー、お腹空いたなぁ。リュカ、今日の朝ごはんは……ん?
「リューー!」
「おはよう……サンド」
「寝すぎよ! サンドが起きないと食べられないじゃない!」
「あ、あー、うん。悪い、寝過ぎた」
そっか、そうだよな。
起きると、テーブルの上に3人分の焼いた肉と4つのコップがあった。
俺は目を擦りながら、昨日から今にかけての情報を整理し、手早く顔を洗ってテーブルについた。
「あ、ユリウスが料理してくれたんだ」
「うん……クリスがやるって言ってくれたんだけど、チャムがね」
「そうなのよ! 私の手料理で皆をハッピーにしようと思ってたのに! チャムったら失礼しちゃうわ!」
「クリス、折角ノ仲間ヲ殺スナンテ許シマセン」
「ひどくない!?」
涙目のクリスは手をぶんぶんと振るが、チャムは『ホホホノホー』と言いながらぴょんぴょんと軽快に避けている。仲のいい姉弟みたいだ。
兄妹か……
「てかユリウスって料理出来るんだな」
「まぁこの職業やっていればね。多少は出来るようになるよ」
へぇ、そんなもんか。それにしても、軍服でエプロンで男で美系って色々要素入れすぎて突っ込めないな。
「冷めないうちに食べようか」
「ああ、そうだな悪い。それじゃ」
「「いただきます」」
俺とクリスは早速とその料理を一口食べる。
あれ? 上手くね?
な! なんていう事だッ! 美味いじゃねーか!
しかし、凄いなユリウス。一人何役までこなせるんだ?
「く、悔しいけど美味しいじゃない。やるわね!」
「そうかな? ただ焼いただけなんだけど」
「いやいや、凄く美味いよ。ユリウスって剣さばきは超人だし料理も出来るんだな」
「……」
ん? 反応がないのが気になった俺とクリスは、気になってユリウスを見る。
そこには顔を真っ赤にしたユリウスがいた…
「「照れた!?」」
マジかよ! どんだけ慣れてないの?あまりの出来事に全員笑ってしまう。チャムなんか笑いすぎて頭からりんごジュースを吹き出していた。正直汚い。
「あんまり……いじめないでくれよ」
いや、褒めてるんだけどなぁ。まぁこれ以上は失礼か。
「さ、昨日は色々あったけど、自己紹介でもしましょうか」
クリスの提案に、なるほどと思ってしまった。そう言えばこうやってゆっくり顔を合わせたのは今日が初めてだったけか。
「じゃあ言い出しっぺの私からね」
と言ってクリスは椅子から立ち上がる。あ、立つんだ。
「クリス=ジャル、天才よ。ジャルールの設計から携わってるわ。ユグドラシルの扱いで分からない事は無いから、機体のトラブルに関しては安心して頂戴。以上よ」
おおまじか、自分で天才って言ったよ。
まぁでもきっとクリスは凄い良い奴だ。ちょっと発言に天然の爆弾を仕込む事があるけど。
「デハ、次ハ私デスネ」
チャムは脚をピンと伸ばして皆を見る。律儀だなこのロボット。
「名前ハ、チャム。クリスニ造ラレマシタ」
「「造った!?」」
俺とユリウスはハモってしまう。ヤバイなクリス。この人天才だわ。
めっちゃドヤってるのが鼻につくけど、正真正銘天才だわ。チャムはずっと何か言ってたけど頭に入ってこなかった。
「じゃあ次は僕だね。名前はユリウス=グラッデン。グラッデン流剣術の師範代で、剣以外に取り柄はない。その……よろしく」
え? 終わり?
うーん、もっと言う事いっぱいありそうだけどなぁ。でも剣だけは別格だよなこの人。
と、ラストは俺か
「サンド=ラシール。昨日は、ちょっと感情的になって色々迷惑かけて申し訳ない。他は、と、まぁ特技になるんだろうけど」
と言って、俺は立ったまま自分のフォークを手に持ち、テーブルの肉の上で突き刺さる用に刃を下側に向ける。
そしてフォークを落とす。その瞬間
「止まれ!」
ーーピタ!
空中でフォークが停止する。そのすきに、テーブルの上にある肉をずらす。
「刺され!」
ーービュン! ぐさッ!
すると、フォークは方向を変え、肉に突き刺さった。
「とまぁ、こんなんが出来る。以上だ」
「「おお~」」
もっと命懸けの死線で同じ事をやったけど、こう言う場でやるとやっぱり驚いてくれるものだ。
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