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第四章
【第64話】役者交代
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「シロ、お前にシリアス展開は似合わない…
さっきのはただの自己紹介だ」
俺は大きなため息をついた
「あ、バレた?
でも主様も意地悪だよね~、乗ってくれても良かったのに」
「主様はくだらない茶番に付き合うほど馬鹿ではありません」
「あー!クロがバカって言った!バカって言ったらいけないんだよー!」
「馬鹿は馬鹿なのでしょうが無いでしょう」
そうこうしてるうちに2人は取っ組み合いのケンカになってしまった
あー、やっぱりこの2人にしたのは失敗だった……
「シロ、クロ、ハウス」
そう告げると2人は消えその場には2つのお面とマントだけが残った
俺は素早くそれらを拾うとゲートに投げ込んだ
次ケンカしたら2枚とも割って薪にしてやろう
「さて、それじゃあ取り調べを再開しましょうか
その前に、部屋を綺麗にしましょう」
俺は壁や床にベットリとついた血を浮かせると自分の刀に取り込み、切れた男の腕は魔法で接合したので綺麗に治った
「さて、それでは説明してもらいましょうか、国王様?」
「は?突然何を言い出すんですか?
私が何をしたって言うんですか!」
「唐突に申し訳ない(笑)
うーん、なんと言うか…
単刀直入に言えば
あんたさ、魔王の力で魔物を操れるだろ?
あんたは戦いが嫌いだ。なら、兵士が死ぬのも嫌いなはずだ
だからあんたは操った魔物を捨て駒として使い、俺のいるユキリスを襲わせた」
「何故僕がユキリスを襲わせる必要があるんだ!
私の憧れであるあなたがいるのを知っていたのに!」
「俺が居たからだろう?」
俺の顔から笑顔が消えた
「あんたは俺がユキリスの国王を殺したのを知ってたんじゃないか?
元々は1つの力だ。ユキリスの国王が死んだ事によって変化があっても不思議じゃない
そしてあんたは自分が殺される事を恐れた
理由は、そうだな…
真面目なあんただ、自分が死んだ後にこの国が他国から責められる事を恐れたのだろう
それにしてもザイナーさん、貴方の演技には恐れ入ったよ
ナナシもすまなかった、もう戻っていいぞ」
黒ずくめの男はコクンと頷くとその姿は消え、男のいた場所には無地の仮面が転がっていた
「え、演技だと……?」
国王はザイナーを改めて見る
「こう見えて私は昔役者を目指していましてね
いやはや、シロさんに言われた時は驚きましたが楽しかったですな!」
流石だな、こいつも呑気だわ
「流石は私の憧れた人だ
しかしあなたはひとつ勘違いをしている
私 が い つ 操 る だ け だ と 言 っ た?」
国王のその声を合図に部屋に4つの魔法陣が浮き上がる
そこに召喚されたのは4体のミノタウロスだった
さっきのはただの自己紹介だ」
俺は大きなため息をついた
「あ、バレた?
でも主様も意地悪だよね~、乗ってくれても良かったのに」
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「あー!クロがバカって言った!バカって言ったらいけないんだよー!」
「馬鹿は馬鹿なのでしょうが無いでしょう」
そうこうしてるうちに2人は取っ組み合いのケンカになってしまった
あー、やっぱりこの2人にしたのは失敗だった……
「シロ、クロ、ハウス」
そう告げると2人は消えその場には2つのお面とマントだけが残った
俺は素早くそれらを拾うとゲートに投げ込んだ
次ケンカしたら2枚とも割って薪にしてやろう
「さて、それじゃあ取り調べを再開しましょうか
その前に、部屋を綺麗にしましょう」
俺は壁や床にベットリとついた血を浮かせると自分の刀に取り込み、切れた男の腕は魔法で接合したので綺麗に治った
「さて、それでは説明してもらいましょうか、国王様?」
「は?突然何を言い出すんですか?
私が何をしたって言うんですか!」
「唐突に申し訳ない(笑)
うーん、なんと言うか…
単刀直入に言えば
あんたさ、魔王の力で魔物を操れるだろ?
あんたは戦いが嫌いだ。なら、兵士が死ぬのも嫌いなはずだ
だからあんたは操った魔物を捨て駒として使い、俺のいるユキリスを襲わせた」
「何故僕がユキリスを襲わせる必要があるんだ!
私の憧れであるあなたがいるのを知っていたのに!」
「俺が居たからだろう?」
俺の顔から笑顔が消えた
「あんたは俺がユキリスの国王を殺したのを知ってたんじゃないか?
元々は1つの力だ。ユキリスの国王が死んだ事によって変化があっても不思議じゃない
そしてあんたは自分が殺される事を恐れた
理由は、そうだな…
真面目なあんただ、自分が死んだ後にこの国が他国から責められる事を恐れたのだろう
それにしてもザイナーさん、貴方の演技には恐れ入ったよ
ナナシもすまなかった、もう戻っていいぞ」
黒ずくめの男はコクンと頷くとその姿は消え、男のいた場所には無地の仮面が転がっていた
「え、演技だと……?」
国王はザイナーを改めて見る
「こう見えて私は昔役者を目指していましてね
いやはや、シロさんに言われた時は驚きましたが楽しかったですな!」
流石だな、こいつも呑気だわ
「流石は私の憧れた人だ
しかしあなたはひとつ勘違いをしている
私 が い つ 操 る だ け だ と 言 っ た?」
国王のその声を合図に部屋に4つの魔法陣が浮き上がる
そこに召喚されたのは4体のミノタウロスだった
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