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第1章 結婚願望
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「もう一人の人は?」
気を利かせて、友達が聞いてくれた。
「仕事で遅れるって言ってたよ。」
なーんだ。ふーん。
気楽に考えながら、私はカクテルを飲み、もう一人の登場を待った。
「先に乾杯しておこうか。」
「はい。」
仕方なく、3対2で乾杯が始まる。
私はもう一人の登場を、今か今かと待ち構えていた。
シュガーボーイは、嫌いじゃない。
でも私の好みは、もっと渋めの大人的な感じの人なんだよね。
「あっ、来た来た。」
男性陣がもう一人を見つけ、私はその人を確認。
ただ、その人は……
「悪い、遅れた。」
よく知る人物だった。
私の目の前に、勢いよく座ったその人は……
「あれ?東村じゃないか。」
そう。
ウチの会社の社長だった。
「あれ?高居さん、冬佳ちゃんとお知り合い?」
「お知り合いも何も、よく知っている間柄だよな。」
社長は、ウィンクした。
何をシレッと言ってんだか。
「社……」
「あー、俺ウィスキー水割で。」
ん?
今、”社長”って言葉、阻止された?
「あの、社……」
「そうだ。皆、趣味とかある?」
益々、怪しい。
「社……」
「東村、カクテルのお代わり何にする?」
絶対怪しい。
「”高居”さん。大変ですね。お仕事何されてるんですか?」
わざと聞いてやった。
「俺は、デザイナー。いいな、東村。デザイナーで。」
「……間違ってはいないですけど。」
まさか合コン相手に、社長が来るなんて、思いもしなかった。
しかも、社長である事を隠している。
こんな合コン、意味ないよー。
私も、他の二人と話したいよー!
すると社長に、鼻で笑われた。
気を利かせて、友達が聞いてくれた。
「仕事で遅れるって言ってたよ。」
なーんだ。ふーん。
気楽に考えながら、私はカクテルを飲み、もう一人の登場を待った。
「先に乾杯しておこうか。」
「はい。」
仕方なく、3対2で乾杯が始まる。
私はもう一人の登場を、今か今かと待ち構えていた。
シュガーボーイは、嫌いじゃない。
でも私の好みは、もっと渋めの大人的な感じの人なんだよね。
「あっ、来た来た。」
男性陣がもう一人を見つけ、私はその人を確認。
ただ、その人は……
「悪い、遅れた。」
よく知る人物だった。
私の目の前に、勢いよく座ったその人は……
「あれ?東村じゃないか。」
そう。
ウチの会社の社長だった。
「あれ?高居さん、冬佳ちゃんとお知り合い?」
「お知り合いも何も、よく知っている間柄だよな。」
社長は、ウィンクした。
何をシレッと言ってんだか。
「社……」
「あー、俺ウィスキー水割で。」
ん?
今、”社長”って言葉、阻止された?
「あの、社……」
「そうだ。皆、趣味とかある?」
益々、怪しい。
「社……」
「東村、カクテルのお代わり何にする?」
絶対怪しい。
「”高居”さん。大変ですね。お仕事何されてるんですか?」
わざと聞いてやった。
「俺は、デザイナー。いいな、東村。デザイナーで。」
「……間違ってはいないですけど。」
まさか合コン相手に、社長が来るなんて、思いもしなかった。
しかも、社長である事を隠している。
こんな合コン、意味ないよー。
私も、他の二人と話したいよー!
すると社長に、鼻で笑われた。
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