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第2章 結婚できる?
①
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どうすればいいのか分からない合コンは、やっと終わりを迎えた。
「この後、二人で呑みに行かない?」
「いいよ。」
友達は、合コン相手と二人で、呑みに行ってしまった。
更に友達の友達も、連絡先を交換して、ラブラブな状況に陥っている。
「俺達も、行くか。」
社長が話しかけて来た。
「いえ、滅相もない。社……」
社長と言う前に、片手で口を塞がれた。
「そうか。ワクワクするか。それはよかった。」
はああ?
「いやいや。それは社……」
「あっ、その店は嫌か。じゃあ、あっちの店に行こうか。」
そして引きずられるようにして、私は社長に連れて行かれた。
「よし。ここまで来たら、他の奴らにバレないだろう。」
勝手に息が上がっている社長を見て、呆れた。
「社長、どうしてそんなに”社長”って言う言葉に、過剰反応するんですか?」
「俺は、奴らの中では、ただのデザイナーだという事になっている。それに、社長ですなんて言ったら、女の餌になるだけだ。」
「ぷっ。」
なんで友達なのに、社長だって事隠してるの?
しかも女の餌って、餌!
「面白過ぎて、笑いが止まりません。」
「だろうな。おまえにとっては、異次元の話だろうし。」
異次元?
今度は、異次元!?
「あはははっ。ヒーヒー。」
私はお腹がよじれる程に笑った。
「おい、いつまでも笑ってないで、どっかの店に入るぞ。」
「あっ、待って下さい。置いて行かないで。」
足のコンパスが長いだけに、社長はいつの間にか、数メートル先にいた。
必死に追いついて、社長の背中にぶつかりそうになった。
「社長、危ないじゃないですか。」
「店、ここにしよう。」
看板を見ると、怪しい小料理屋さんだった。
しかも、お店の中は汚い。
「えー社長。ちょっと雰囲気が……」
「こういう汚い店程、料理は上手いんだよ。」
「そうだ、この先のイタリアンにしません?」
「おまえに、決定権はない。」
「そんな。」
ガクっときている私の手を引き、社長は小料理屋さんへと入って行った。
「順番に座って。」
店主の言う通りだが、空いている椅子は、真ん中の二つしかない。
しかも椅子は、ガタガタ言いそうな、古い丸椅子。
「いいなぁ。この店の雰囲気。」
「はぁ……」
子供のように目をキラキラさせている社長が、私にはもう分からない。
とりあえず、メニューはと。
見れば、ビールと日本酒しかない。
「この後、二人で呑みに行かない?」
「いいよ。」
友達は、合コン相手と二人で、呑みに行ってしまった。
更に友達の友達も、連絡先を交換して、ラブラブな状況に陥っている。
「俺達も、行くか。」
社長が話しかけて来た。
「いえ、滅相もない。社……」
社長と言う前に、片手で口を塞がれた。
「そうか。ワクワクするか。それはよかった。」
はああ?
「いやいや。それは社……」
「あっ、その店は嫌か。じゃあ、あっちの店に行こうか。」
そして引きずられるようにして、私は社長に連れて行かれた。
「よし。ここまで来たら、他の奴らにバレないだろう。」
勝手に息が上がっている社長を見て、呆れた。
「社長、どうしてそんなに”社長”って言う言葉に、過剰反応するんですか?」
「俺は、奴らの中では、ただのデザイナーだという事になっている。それに、社長ですなんて言ったら、女の餌になるだけだ。」
「ぷっ。」
なんで友達なのに、社長だって事隠してるの?
しかも女の餌って、餌!
「面白過ぎて、笑いが止まりません。」
「だろうな。おまえにとっては、異次元の話だろうし。」
異次元?
今度は、異次元!?
「あはははっ。ヒーヒー。」
私はお腹がよじれる程に笑った。
「おい、いつまでも笑ってないで、どっかの店に入るぞ。」
「あっ、待って下さい。置いて行かないで。」
足のコンパスが長いだけに、社長はいつの間にか、数メートル先にいた。
必死に追いついて、社長の背中にぶつかりそうになった。
「社長、危ないじゃないですか。」
「店、ここにしよう。」
看板を見ると、怪しい小料理屋さんだった。
しかも、お店の中は汚い。
「えー社長。ちょっと雰囲気が……」
「こういう汚い店程、料理は上手いんだよ。」
「そうだ、この先のイタリアンにしません?」
「おまえに、決定権はない。」
「そんな。」
ガクっときている私の手を引き、社長は小料理屋さんへと入って行った。
「順番に座って。」
店主の言う通りだが、空いている椅子は、真ん中の二つしかない。
しかも椅子は、ガタガタ言いそうな、古い丸椅子。
「いいなぁ。この店の雰囲気。」
「はぁ……」
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とりあえず、メニューはと。
見れば、ビールと日本酒しかない。
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