15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜 【完結】

日下奈緒

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第7章 不安の夜と、確かな腕の中で

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「へえ、ワンルームか。」

「大学生の一人暮らしなんて、こんなもんですよ。」

私は照れ笑いしながら、脱ぎっぱなしのパーカーを急いで片付けた。

玲央さんは部屋の真ん中にあるベッドに、何のためらいもなく腰を下ろした。

うちにはソファなんてないし、来客用のスペースなんて考えてなかった。

「これじゃあ、男に“襲ってください”って言ってるようなもんじゃん。」

そう言って、玲央さんはじっと私を見上げた。

「いや……考えすぎですって。」

私は慌てて台所に向かい、お茶を淹れようとごまかす。

だけど、なんだろう。玲央さんの視線がずっと背中に刺さってる気がする。

振り向くと、ベッドに座ったまま、腕を広げていた。

「ひより、ちょっと来て?」

「えっ、なに?」

「いいから。」

私はおずおずと近づき、彼の腕の中に入った。

すると、玲央さんはゆっくりと私を抱きしめた。

「ちゃんと、繋がっていたいんだよ。」

その言葉に、胸が熱くなるのを感じた。

――やっぱりこの人を、好きになってよかった。

このまま、ずっと繋がっていられたらいいのに。

そう思ったら、私の方から玲央さんにキスしていた。

「んん……」

玲央さんとのキスに感じてしまう自分がいる。

そして私はそのまま、自分のベッドに押し倒された。

「あの、繋がってるって……こういう意味?」

私は恐る恐る聞いた。

すると玲央さんはクスっと笑う。

「男は、すごく短絡的でね。」

そして自分の上着とシャツを、玲央さんは脱ぎ捨てた。

「体が繋がってると、心も繋がってるって思うんだ。」

服の下から、玲央さんの手が入ってきて、胸を柔らかく包む。

「でも、私……何度も求められるような、いい女じゃないし。」

「いい女だよ、ひよりは。」

そしてズボンも脱ぎ捨てると、下着の間から熱が入ってきた。

「俺をこんなにも、欲情させる。」

玲央さんの肌が、私の肌と重なり合う。

「もう、ひよりを失うなんて、考えられない。」

玲央さんの舌が、私の首筋を這う。

二人の吐息が混ざって、いつもの部屋が別世界に見える。

「ああ、ひより……俺、ひよりの中にいる。」

その言葉が、私を淫らにしていく。

「んはぁ……玲央さんの……熱い……」

あの誕生日の夜より、今の玲央さんの方が熱い。

ー男はね、好きな女とする時は、いつだって特別に想うよ -

誠一の言葉、今になって思い出す。

「ひより、俺だけを見て。俺だけ、真っ直ぐ……」

玲央さんの欲情の目を見ると、それだけで体がうねる。

「あっ、あっ、れ、玲央さんっ!」

だんだん早くなるスピードに追い付かない。

「欲しいよ、ひより。ひよりの全部、欲しい。」

そして、玲央さんの熱情が奥まで届いたその時。

「ああんっ!」
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