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おこぼれ話305 チカ釣りよりヒトデ取り

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小学1~3年生の頃は毎年1~2回ほど小樽に家族でチカ釣りに行っていた。
ちなみにチカとはワカサギによく似た魚で天ぷらにするとうまい!毎回数十匹釣ってはその日の夜は天ぷらにしていただいていた。釣ってきたチカの天ぷらは格別にうまい!

…だが釣りとは忍耐。いつもバンバン釣れるわけじゃないし引っ掛かるまで待ってる時間が果てしない時だってある。釣れない時間が長引けば子供にはきつい時間。そこでそんな時はそこら辺を散歩するわけだ。もちろん海に落ちないように気をつけてね。
で、堤防には度々干からびたヒトデがくっついている。これを集めるのが釣りの時の隠れた楽しみであった。
堤防の壁や道端にくっついているヒトデをひっぺがすあの感覚が楽しかった。時には釣った魚と同じぐらいの数を集めたこともあった。
姿も大きさも万別なヒトデたちを集めたあとの達成感は格別であった。

集めた後は持ち帰ったりはしない。かわいそうだから海に返すのだ。
それでもたくさん集めた感動はずっと残っている。
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