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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ
ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第6話
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主要登場人物一覧
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
正随緋斗(24)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊所属 隊士長
貴内伸介(35)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官 1等隊尉
伊村零也(41)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長 1等士官
西岳慶寿(58)…警衛庁 警務隊長 隊将
磯末克斗(43)…警衛庁 警務隊 総務管理官 1等将士
新城彪駕(28)…警衛庁 警務隊 上級幹部付き庶務担当管理官 2等隊尉
澤田新太(33)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 主任 3等士官
青村聡士(28)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 隊士長
堀峰幸治(50)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 課長
新薪晃平(43)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 係長
鳴濱航輔(23)…元警衛官
近添祐臣(23)…元警衛官
樋田淳太(24)…元警衛官
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
準備を始めて2時間後、会議室に関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課の捜査員達が続々と入ってきた。
「例の言ってた奴ってあいつじゃないすか?」
そう言いながら貴内は伊村に軽く耳打ちをした。
「ん?あーそうだな。あのちょっと背が高い奴が課長の堀峰って奴だ。挨拶だけしといてくれ。」
「わかりました」
そう言うと貴内は堀峰のもとに駆け寄った。
「マトリの?」
貴内から声をかけられ堀峰は軽く頷いた。
「警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官してる貴内って言います。」
そう言うと貴内は自分の名刺を渡した。
「1尉で小隊の管理官ですか?」
堀峰が聞くと貴内は想定外の質問に軽く目を見開いた。
「元警衛官とかすか?」
「え?私ですか?幹部候補生で入って2年だけいました。」
「あ、なるほど。自分はまだ警務隊配属になって2年目の新米なんで、歴の長い伊村が小隊長をしてるって感じです。」
「なるほど。」
そう言うと堀峰は横にいた新薪に目をやった。
「もう準備終わったのか?」
「はい。もう終わりましたね」
「そうか」
そう言うと堀峰は貴内に軽く頭を下げるとそのまま用意されていた席に向かった。
「あれか?」
会議室の中の様子をドアの隙間から見ながら吉瀬が呟いた。
「あれだな。やっぱり噂通りだったんだ」
冴浪が言うと吉瀬は冴浪に目をやった。
「噂って?」
「いや、マトリとの合同って噂。」
「マトリとの?どういう事だよ?」
「合成麻薬のATSBPってやつが嶹津のいたガールズバーから見つかったんだとよ。それで、神奈川県警と関東信越厚生局がそのガールズバーに捜査に入ってるって。」
「ガールズバー?嶹津がそこにいたんか?」
「お前、なんも知らねーのかよ。」
「いや、反対にお前どこでその情報掴んできたんだよ。」
「教えれっかよ笑」
そう言いながら冴浪はゆっくりとドアを閉めた。
「つまり、嶹津は神奈川にいるってことなんか?」
「いやぁーわかんねーだろ。もう、神奈川出てるって想像も無理じゃねーだろ?」
「範囲デカすぎなんだよ」
「とにかく報告だな」
冴浪と吉瀬はそのまま公安科長室に向かった。
部屋に着くと幸崎と千景がいた。
「どうだった?」
そう聞きながら幸崎は椅子から軽く体を起こした。
「マトリとの合同って噂、本当っぽいっすね」
冴浪が言うと千景は幸崎に目をやった。
「つまり、嶹津はATSBPに手を出してたってことか?」
「わかんないすけど、その可能性もあるんじゃないすかね」
「大麻ってなると俺達も庇いきれないでしょ」
千景が言うと幸崎は机の上にあった紙切れを手に持った。
「公安を守りきれないかもしれない。」
幸崎の言葉に冴浪と吉瀬は軽く顔を上げた。
「大麻使用の隊員を生み出した。大麻は常習性がある。在籍時から使っていた事も否定できない。そう言われれば別働隊だけでなく、公安科そのものが解散ってのも有り得る話になってくる」
そう言うと幸崎は持っていた紙を千景に渡した。
受け取った千景は2人に紙を見せた。
「活動停止命令、」
紙に書かれてあった太枠の文字を見て吉瀬が呟いた。
「幕僚官房室から今朝、届いた通達だ。別働隊は活動停止。公安科は警務隊監視のもと、一部活動停止だそうだ」
「まじすか、」
吉瀬が呟くと部屋に別働隊の隊員達が入ってきた。
「既に、こいつらには事情は話してある」
そう言いながら幸崎はその場に立ち上がった。
「嶹津が大麻、ありえねーだろ」
耀阪が呟くと幸崎は部屋中を歩きながら口を開けた。
「別働隊は言った通り、今日から活動停止となる。それにあたり、嶹津の捜索についてだが警務隊からの監視体制も強くなることが予想される。」
「まさか、捜索打ち切りって事か」
来島が言うと千景が口を開けた。
「いや、打ち切りすれば、嶹津が捕まれば少なくとも何人かの首が飛ぶことは確かだ。打ち切りなんてしたら自分の首が飛ぶことも想像ぐらいできるだろ。」
そう言いながら千景は幸崎を見上げた。
「別働隊にいた者は明日から、用意してある部屋に行ってくれ。公安科の隊員名簿からはお前たちは消してあることになってる。」
「え、じゃあ俺ら今、所属は?」
松石が聞くと千景が答えた。
「財務科だ」
「財務科?いや、俺お金の計算とかそういうのできないっすよ?てかなんで財務、に?」
佐塚が聞くと千景が口を開けた。
それを見てすかさず幸崎が答えた。
「俺の幹部候補生時代の同期が財務科で科長しててな、事情説明したら、いいよって。」
「いいよって笑 なんか軽いな笑」
冴浪が言うと千景が咳払いをした。
「財務科に部隊資材管理中隊ってのがある。色んな部隊の資材、お金を管理してる中隊だ。そこにお前らは移籍することになった。用意してある部屋はその中隊が借りてる民間の雑居ビルの一室にある。お前らは明日からそこに行ってもらう。何か質問は?」
「え?そしたらあなた達は?どうするんですか?」
高梨が聞くと来島が答えた。
「そのまま公安に残る。」
「いや、お前は財務だぜ?」
千景が言うと来島は軽く目を見開いた。
「いや、だってお前、別働隊の管理官補佐じゃん。」
千景に言われ来島は軽くため息を吐いた。
「わかったよ。かったりーな」
来島が言うと幸崎は軽く頷きながら手を叩いた。
「てことで、解散。明日からよろしくね」
集会が解散すると隊員達は部屋から出て行った。
それと同時に正随と2人の隊員が入ってきた。
「失礼します。警務隊です。幸崎 科長と千景 統括官で?」
正随が言うと千景は幸崎に目をやった。
「そうだけど、」
そう言いながら幸崎は軽く正随を睨んだ。
「こいつらは私の部下です。今日から公安科の監視を担当することになりました。それでは、」
正随が言うと2人は正随に目をやった。
「何か?」
正随が言うと1人の隊員が口を開けた。
「お前の部下になったつもりないぜ?階級も年齢も歴もこっちが上だからな。そこ忘れんなよ。」
隊員が言うと正随は鼻で軽く笑った。
それを見て隊員はすかさず正随の胸ぐらを掴んだ。
「そんなの知るかよ。全ては運なんだよ。この手離さねーと、どうなるか、わかるよな?な?」
「くそが」
そう怒鳴ると隊員は胸ぐらから手を離した。
それを見て正随は軽く俯きながら口を開けた。
「それじゃあ頼みますよ」
そう言い残し正随は部屋を後にした。
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
正随緋斗(24)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊所属 隊士長
貴内伸介(35)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官 1等隊尉
伊村零也(41)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長 1等士官
西岳慶寿(58)…警衛庁 警務隊長 隊将
磯末克斗(43)…警衛庁 警務隊 総務管理官 1等将士
新城彪駕(28)…警衛庁 警務隊 上級幹部付き庶務担当管理官 2等隊尉
澤田新太(33)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 主任 3等士官
青村聡士(28)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 隊士長
堀峰幸治(50)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 課長
新薪晃平(43)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 係長
鳴濱航輔(23)…元警衛官
近添祐臣(23)…元警衛官
樋田淳太(24)…元警衛官
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
準備を始めて2時間後、会議室に関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課の捜査員達が続々と入ってきた。
「例の言ってた奴ってあいつじゃないすか?」
そう言いながら貴内は伊村に軽く耳打ちをした。
「ん?あーそうだな。あのちょっと背が高い奴が課長の堀峰って奴だ。挨拶だけしといてくれ。」
「わかりました」
そう言うと貴内は堀峰のもとに駆け寄った。
「マトリの?」
貴内から声をかけられ堀峰は軽く頷いた。
「警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官してる貴内って言います。」
そう言うと貴内は自分の名刺を渡した。
「1尉で小隊の管理官ですか?」
堀峰が聞くと貴内は想定外の質問に軽く目を見開いた。
「元警衛官とかすか?」
「え?私ですか?幹部候補生で入って2年だけいました。」
「あ、なるほど。自分はまだ警務隊配属になって2年目の新米なんで、歴の長い伊村が小隊長をしてるって感じです。」
「なるほど。」
そう言うと堀峰は横にいた新薪に目をやった。
「もう準備終わったのか?」
「はい。もう終わりましたね」
「そうか」
そう言うと堀峰は貴内に軽く頭を下げるとそのまま用意されていた席に向かった。
「あれか?」
会議室の中の様子をドアの隙間から見ながら吉瀬が呟いた。
「あれだな。やっぱり噂通りだったんだ」
冴浪が言うと吉瀬は冴浪に目をやった。
「噂って?」
「いや、マトリとの合同って噂。」
「マトリとの?どういう事だよ?」
「合成麻薬のATSBPってやつが嶹津のいたガールズバーから見つかったんだとよ。それで、神奈川県警と関東信越厚生局がそのガールズバーに捜査に入ってるって。」
「ガールズバー?嶹津がそこにいたんか?」
「お前、なんも知らねーのかよ。」
「いや、反対にお前どこでその情報掴んできたんだよ。」
「教えれっかよ笑」
そう言いながら冴浪はゆっくりとドアを閉めた。
「つまり、嶹津は神奈川にいるってことなんか?」
「いやぁーわかんねーだろ。もう、神奈川出てるって想像も無理じゃねーだろ?」
「範囲デカすぎなんだよ」
「とにかく報告だな」
冴浪と吉瀬はそのまま公安科長室に向かった。
部屋に着くと幸崎と千景がいた。
「どうだった?」
そう聞きながら幸崎は椅子から軽く体を起こした。
「マトリとの合同って噂、本当っぽいっすね」
冴浪が言うと千景は幸崎に目をやった。
「つまり、嶹津はATSBPに手を出してたってことか?」
「わかんないすけど、その可能性もあるんじゃないすかね」
「大麻ってなると俺達も庇いきれないでしょ」
千景が言うと幸崎は机の上にあった紙切れを手に持った。
「公安を守りきれないかもしれない。」
幸崎の言葉に冴浪と吉瀬は軽く顔を上げた。
「大麻使用の隊員を生み出した。大麻は常習性がある。在籍時から使っていた事も否定できない。そう言われれば別働隊だけでなく、公安科そのものが解散ってのも有り得る話になってくる」
そう言うと幸崎は持っていた紙を千景に渡した。
受け取った千景は2人に紙を見せた。
「活動停止命令、」
紙に書かれてあった太枠の文字を見て吉瀬が呟いた。
「幕僚官房室から今朝、届いた通達だ。別働隊は活動停止。公安科は警務隊監視のもと、一部活動停止だそうだ」
「まじすか、」
吉瀬が呟くと部屋に別働隊の隊員達が入ってきた。
「既に、こいつらには事情は話してある」
そう言いながら幸崎はその場に立ち上がった。
「嶹津が大麻、ありえねーだろ」
耀阪が呟くと幸崎は部屋中を歩きながら口を開けた。
「別働隊は言った通り、今日から活動停止となる。それにあたり、嶹津の捜索についてだが警務隊からの監視体制も強くなることが予想される。」
「まさか、捜索打ち切りって事か」
来島が言うと千景が口を開けた。
「いや、打ち切りすれば、嶹津が捕まれば少なくとも何人かの首が飛ぶことは確かだ。打ち切りなんてしたら自分の首が飛ぶことも想像ぐらいできるだろ。」
そう言いながら千景は幸崎を見上げた。
「別働隊にいた者は明日から、用意してある部屋に行ってくれ。公安科の隊員名簿からはお前たちは消してあることになってる。」
「え、じゃあ俺ら今、所属は?」
松石が聞くと千景が答えた。
「財務科だ」
「財務科?いや、俺お金の計算とかそういうのできないっすよ?てかなんで財務、に?」
佐塚が聞くと千景が口を開けた。
それを見てすかさず幸崎が答えた。
「俺の幹部候補生時代の同期が財務科で科長しててな、事情説明したら、いいよって。」
「いいよって笑 なんか軽いな笑」
冴浪が言うと千景が咳払いをした。
「財務科に部隊資材管理中隊ってのがある。色んな部隊の資材、お金を管理してる中隊だ。そこにお前らは移籍することになった。用意してある部屋はその中隊が借りてる民間の雑居ビルの一室にある。お前らは明日からそこに行ってもらう。何か質問は?」
「え?そしたらあなた達は?どうするんですか?」
高梨が聞くと来島が答えた。
「そのまま公安に残る。」
「いや、お前は財務だぜ?」
千景が言うと来島は軽く目を見開いた。
「いや、だってお前、別働隊の管理官補佐じゃん。」
千景に言われ来島は軽くため息を吐いた。
「わかったよ。かったりーな」
来島が言うと幸崎は軽く頷きながら手を叩いた。
「てことで、解散。明日からよろしくね」
集会が解散すると隊員達は部屋から出て行った。
それと同時に正随と2人の隊員が入ってきた。
「失礼します。警務隊です。幸崎 科長と千景 統括官で?」
正随が言うと千景は幸崎に目をやった。
「そうだけど、」
そう言いながら幸崎は軽く正随を睨んだ。
「こいつらは私の部下です。今日から公安科の監視を担当することになりました。それでは、」
正随が言うと2人は正随に目をやった。
「何か?」
正随が言うと1人の隊員が口を開けた。
「お前の部下になったつもりないぜ?階級も年齢も歴もこっちが上だからな。そこ忘れんなよ。」
隊員が言うと正随は鼻で軽く笑った。
それを見て隊員はすかさず正随の胸ぐらを掴んだ。
「そんなの知るかよ。全ては運なんだよ。この手離さねーと、どうなるか、わかるよな?な?」
「くそが」
そう怒鳴ると隊員は胸ぐらから手を離した。
それを見て正随は軽く俯きながら口を開けた。
「それじゃあ頼みますよ」
そう言い残し正随は部屋を後にした。
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