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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ
ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第15話
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主要登場人物一覧
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
正随緋斗(24)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊所属 隊士長
貴内伸介(35)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官 1等隊尉
伊村零也(41)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長 1等士官
西岳慶寿(58)…警衛庁 警務隊長 隊将
磯末克斗(43)…警衛庁 警務隊 総務管理官 1等将士
新城彪駕(28)…警衛庁 警務隊 上級幹部付き庶務担当管理官 2等隊尉
澤田新太(33)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 主任 3等士官
青村聡士(28)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 隊士長
堀峰幸治(50)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 課長
新薪晃平(43)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 係長
鳴濱航輔(23)…元警衛官
近添祐臣(23)…元警衛官
樋田淳太(24)…元警衛官
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「お前から誘ってくるって珍しいな」
耀阪に言われ正随は軽く笑った。
「そうか?」
「お前とこうやって話すことねーだろ。二人で。どうだ?久しぶりに飲みに行かねーか?」
「最近、忙しいからな」
「あれ?お前なんか丸くなった?前まで俺たちに敵意丸出しだったのに」
「丸出しって笑」
2人が話していると腕を組んで見ていた冴浪が口を開けた。
「盛り上がってるところ悪いけど、本題は?」
「ここだけ同窓会してやろーぜ。本題はあの人に聞こうや」
そう言いながら今西は新城に目をやった。
「俺たち、公安の隊員に隊舎にどうして集まるように頼んできたのか。」
今西が言うと新城は話し始めた。
「本題に入る。嶹津捜索の間だけ俺たち3人と別働隊で同盟を結びたく今回ここに集まってもらった。」
新城の言葉に別働隊員らは互いに目を合わせた。
「戸惑う気持ちも、わかるが、」
話す新城を止め来島が口を開けた。
「何がどーなってこうなってるが知らんが、お前らが警務隊からのS(スパイ)だって事は充分に有り得る。その状況で素直にお前らを別働隊に入れれると思うか?こっちは職種柄、周りに敵が多いタイプでな。普段から人を疑うことに慣れてるんだよ。」
「それはこっちも一緒だよ」
貴内が言うと来島は貴内に目をやった。
「なんで同盟を?」
来島の質問に新城は貴内に耳打ちをした。
その後、貴内は軽く後ろに下がり新城が前に出た。
「嶹津を捜索するにあたり、確保時における方法に俺たちと本隊とで意見のすれ違いがあった。そのため、同盟を組みたいと考えている。」
新城が言うと今西が軽く目を見開いた。
「意見のすれ違いとは?」
今西が聞くと今度は、貴内が答えた。
「生け捕りか、殺害か。生かすか死なせるかの問題だ。本隊は嶹津の殺害を目論んでいる。俺たちが捕まえることができたらちょっとぐらい大目に見てやるよ。公安。科の存続だけは約束してやる」
「んな事言われてもなー」
冴浪が言うと高梨が口を開けた。
「けどどっちみち、でかくねーか?警務隊の情報がもしかしたら掴めるかもだし。何より人員が増えればその分、見つけやすくもなる。」
「それと、」
新城が唐突に言葉を発した。
「ん?まだなんかあんのか?」
来島が言うと正随が軽くとめた。
「流石にそれは、」
「隠す意味が無いだろ」
そう言うと新城は来島に目をやった。
「分駐所を燃やしたのは警務隊だ。指揮役とかまでは分からないが嶹津捜索からお前ら公安を遠ざけるために敢えて分駐所を燃やしたと聞いている。」
「警務隊が放火。なんか笑えるな。それがまじだとしたら」
冴浪が呟いた。
「にしてもだ。いきなり同盟を組みたいとか言ったり、嶹津に関することで何か動きがあったということだよな?」
吉瀬が聞いた。
「本日未明、匿名で嶹津の情報を告げる電話が警衛庁 受付センター宛に連絡があったらしい。そのまま警務隊に回線を回し話を聞いていく中で信ぴょう性が高いと上が判断した。これが最終的な答えだ」
貴内が応えると吉瀬は軽く頷きながら来島に目をやった。
「お前らを信用するのには短時間では無理がある。通信機器は全て俺が預かる。スマホもだ。それと嶹津捜索の間、つまり作戦の間は俺ら別働隊の誰かと公私共にしてもらう。それでいいのならお前らの要求を飲み込んでやるよ。どうだ?」
「仕方ない。飲むよ」
貴内が言うと来島は今西に目をやった。
それを見て今西はその場にあったカゴを手に持った。
「ここに通信機器を全て入れてくれ。」
貴内らは指定されたカゴにスマホなどを入れ始めた。
全て出し終えると簡単な身体検査を受けその後、自由時間となった。
「そんなに信用出来ないか?って。まぁそうだよな」
耀阪と屋上に着くなり正随が口を開けた。
「来島さん。あんな感じの人だから。あんま気にすんなよ。な?」
「別にそんぐらい知ってるよ。警務隊にいればな、色んな不祥事事案が入ってくる。過去の事案もすぐに見つけれる環境だ。来島って人。あの人はかなりの大物だよ。」
「大物?」
「俺は、あそこまでリストアップされてる隊員を見たことない。それぐらいの大物なんだよ。あの人は」
「まぁ色々やってきたからな。あの人は笑」
「嶹津を拘束して無理やり退職させて嘱託で雇ってるのも本当なんだろ?」
「詳しいことまでは知らんよ。俺も。けど概ね合ってるんじゃねーかな。」
「やべーだろ。普通に、それなら。前代未聞すぎんだろ。それは」
そう言いながら正随は軽く寝転がった。
すると遠くの方から声がした。
「ここ居たのかよ」
そう言いながら夢丸が屋上にやってきた。
「なんだ?」
耀阪が聞くと夢丸は軽く首を横に振った。
「いや、お前ら2人していきなり部屋からいなくなってるからよ。どこ行ったのかなーって」
そう言いながら夢丸は耀阪の横に座った。
「正随、久しぶりだな。元気してたんか?」
夢丸に聞かれ正随は軽く笑った。
「そう見えるか?警務隊なんて毎日、精神削られて大変だぜ。来月なったら自殺対策強化月間とかで、隊員心理調査業務ってのが始まるんだよ。普通の仕事にプラスしてこれだからな。仕事量が年々増えててもうよくわかんねーよ。新隊員の頃は暇でよかったよな。あーあ」
正随は欠伸をしながら寝転がった。
その時だった、夢丸は駐車場から出ていく車列がふと目に入った。
「あ、あれって」
夢丸が言うと耀阪は軽く目を擦りながら駐車場に目をやった。
「あれ、警務隊車両じゃねーかよ」
正随はそう言うとその場に立ち上がるなりスマホを操作し片耳に近づけた。
「あ、正随です。貴内さんすか?」
「なんだ?」
「警務隊動きました。車列が出ていくのが目に入って。多分動きがあったんかと」
「お前に言われんでも尾行始めてるよ。」
「え?」
「お前も準備終わったらすぐ来いよ。後でGPS送るし。あれだろ?同期たちでいるんだろ?」
「はい」
「ま、同窓会程々にしてさっさと来いよな。」
そう言うと貴内は電話を切った。
「なんだって?」
耀阪に聞かれ正随はスマホをポケットにしまった。
「とにかく動くぞ。すぐに車出してくれ」
「お、おう」
耀阪は夢丸と共にそのまま屋上を後にした。
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
正随緋斗(24)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊所属 隊士長
貴内伸介(35)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官 1等隊尉
伊村零也(41)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長 1等士官
西岳慶寿(58)…警衛庁 警務隊長 隊将
磯末克斗(43)…警衛庁 警務隊 総務管理官 1等将士
新城彪駕(28)…警衛庁 警務隊 上級幹部付き庶務担当管理官 2等隊尉
澤田新太(33)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 主任 3等士官
青村聡士(28)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 隊士長
堀峰幸治(50)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 課長
新薪晃平(43)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 係長
鳴濱航輔(23)…元警衛官
近添祐臣(23)…元警衛官
樋田淳太(24)…元警衛官
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「お前から誘ってくるって珍しいな」
耀阪に言われ正随は軽く笑った。
「そうか?」
「お前とこうやって話すことねーだろ。二人で。どうだ?久しぶりに飲みに行かねーか?」
「最近、忙しいからな」
「あれ?お前なんか丸くなった?前まで俺たちに敵意丸出しだったのに」
「丸出しって笑」
2人が話していると腕を組んで見ていた冴浪が口を開けた。
「盛り上がってるところ悪いけど、本題は?」
「ここだけ同窓会してやろーぜ。本題はあの人に聞こうや」
そう言いながら今西は新城に目をやった。
「俺たち、公安の隊員に隊舎にどうして集まるように頼んできたのか。」
今西が言うと新城は話し始めた。
「本題に入る。嶹津捜索の間だけ俺たち3人と別働隊で同盟を結びたく今回ここに集まってもらった。」
新城の言葉に別働隊員らは互いに目を合わせた。
「戸惑う気持ちも、わかるが、」
話す新城を止め来島が口を開けた。
「何がどーなってこうなってるが知らんが、お前らが警務隊からのS(スパイ)だって事は充分に有り得る。その状況で素直にお前らを別働隊に入れれると思うか?こっちは職種柄、周りに敵が多いタイプでな。普段から人を疑うことに慣れてるんだよ。」
「それはこっちも一緒だよ」
貴内が言うと来島は貴内に目をやった。
「なんで同盟を?」
来島の質問に新城は貴内に耳打ちをした。
その後、貴内は軽く後ろに下がり新城が前に出た。
「嶹津を捜索するにあたり、確保時における方法に俺たちと本隊とで意見のすれ違いがあった。そのため、同盟を組みたいと考えている。」
新城が言うと今西が軽く目を見開いた。
「意見のすれ違いとは?」
今西が聞くと今度は、貴内が答えた。
「生け捕りか、殺害か。生かすか死なせるかの問題だ。本隊は嶹津の殺害を目論んでいる。俺たちが捕まえることができたらちょっとぐらい大目に見てやるよ。公安。科の存続だけは約束してやる」
「んな事言われてもなー」
冴浪が言うと高梨が口を開けた。
「けどどっちみち、でかくねーか?警務隊の情報がもしかしたら掴めるかもだし。何より人員が増えればその分、見つけやすくもなる。」
「それと、」
新城が唐突に言葉を発した。
「ん?まだなんかあんのか?」
来島が言うと正随が軽くとめた。
「流石にそれは、」
「隠す意味が無いだろ」
そう言うと新城は来島に目をやった。
「分駐所を燃やしたのは警務隊だ。指揮役とかまでは分からないが嶹津捜索からお前ら公安を遠ざけるために敢えて分駐所を燃やしたと聞いている。」
「警務隊が放火。なんか笑えるな。それがまじだとしたら」
冴浪が呟いた。
「にしてもだ。いきなり同盟を組みたいとか言ったり、嶹津に関することで何か動きがあったということだよな?」
吉瀬が聞いた。
「本日未明、匿名で嶹津の情報を告げる電話が警衛庁 受付センター宛に連絡があったらしい。そのまま警務隊に回線を回し話を聞いていく中で信ぴょう性が高いと上が判断した。これが最終的な答えだ」
貴内が応えると吉瀬は軽く頷きながら来島に目をやった。
「お前らを信用するのには短時間では無理がある。通信機器は全て俺が預かる。スマホもだ。それと嶹津捜索の間、つまり作戦の間は俺ら別働隊の誰かと公私共にしてもらう。それでいいのならお前らの要求を飲み込んでやるよ。どうだ?」
「仕方ない。飲むよ」
貴内が言うと来島は今西に目をやった。
それを見て今西はその場にあったカゴを手に持った。
「ここに通信機器を全て入れてくれ。」
貴内らは指定されたカゴにスマホなどを入れ始めた。
全て出し終えると簡単な身体検査を受けその後、自由時間となった。
「そんなに信用出来ないか?って。まぁそうだよな」
耀阪と屋上に着くなり正随が口を開けた。
「来島さん。あんな感じの人だから。あんま気にすんなよ。な?」
「別にそんぐらい知ってるよ。警務隊にいればな、色んな不祥事事案が入ってくる。過去の事案もすぐに見つけれる環境だ。来島って人。あの人はかなりの大物だよ。」
「大物?」
「俺は、あそこまでリストアップされてる隊員を見たことない。それぐらいの大物なんだよ。あの人は」
「まぁ色々やってきたからな。あの人は笑」
「嶹津を拘束して無理やり退職させて嘱託で雇ってるのも本当なんだろ?」
「詳しいことまでは知らんよ。俺も。けど概ね合ってるんじゃねーかな。」
「やべーだろ。普通に、それなら。前代未聞すぎんだろ。それは」
そう言いながら正随は軽く寝転がった。
すると遠くの方から声がした。
「ここ居たのかよ」
そう言いながら夢丸が屋上にやってきた。
「なんだ?」
耀阪が聞くと夢丸は軽く首を横に振った。
「いや、お前ら2人していきなり部屋からいなくなってるからよ。どこ行ったのかなーって」
そう言いながら夢丸は耀阪の横に座った。
「正随、久しぶりだな。元気してたんか?」
夢丸に聞かれ正随は軽く笑った。
「そう見えるか?警務隊なんて毎日、精神削られて大変だぜ。来月なったら自殺対策強化月間とかで、隊員心理調査業務ってのが始まるんだよ。普通の仕事にプラスしてこれだからな。仕事量が年々増えててもうよくわかんねーよ。新隊員の頃は暇でよかったよな。あーあ」
正随は欠伸をしながら寝転がった。
その時だった、夢丸は駐車場から出ていく車列がふと目に入った。
「あ、あれって」
夢丸が言うと耀阪は軽く目を擦りながら駐車場に目をやった。
「あれ、警務隊車両じゃねーかよ」
正随はそう言うとその場に立ち上がるなりスマホを操作し片耳に近づけた。
「あ、正随です。貴内さんすか?」
「なんだ?」
「警務隊動きました。車列が出ていくのが目に入って。多分動きがあったんかと」
「お前に言われんでも尾行始めてるよ。」
「え?」
「お前も準備終わったらすぐ来いよ。後でGPS送るし。あれだろ?同期たちでいるんだろ?」
「はい」
「ま、同窓会程々にしてさっさと来いよな。」
そう言うと貴内は電話を切った。
「なんだって?」
耀阪に聞かれ正随はスマホをポケットにしまった。
「とにかく動くぞ。すぐに車出してくれ」
「お、おう」
耀阪は夢丸と共にそのまま屋上を後にした。
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