ULTIMATE〜BETRAYAL 暗雲の光 〜Captive and imprisoned (2206)E.O.D 不発の憎しみ

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ

ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第18話

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主要登場人物一覧
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属  隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属  隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官  2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
正随緋斗(24)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊所属 隊士長
貴内伸介(35)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊 小隊管理官 1等隊尉
伊村零也(41)…警衛庁 警務隊 刑事課 第1小隊長 1等士官
西岳慶寿(58)…警衛庁 警務隊長 隊将
磯末克斗(43)…警衛庁 警務隊 総務管理官 1等将士
新城彪駕(28)…警衛庁 警務隊 上級幹部付き庶務担当管理官 2等隊尉
澤田新太(33)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 主任 3等士官
青村聡士(28)…警衛庁 東部地区警務中隊 第1機動班 隊士長
堀峰幸治(50)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 課長
新薪晃平(43)…関東信越厚生局 麻薬取締部横浜分室 広域機動取締課 係長
鳴濱航輔(23)…元警衛官
近添祐臣(23)…元警衛官
樋田淳太(24)…元警衛官

階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「お疲れ様です」
横浜駐屯地 医務室に入ってきた国家機関厳正委員会 委員長の大林を見るなり委員会の男たちはその場で敬礼した。
「こいつと2人にしてくれ」
そう言いながら大林は治療を受ける翠谷に目をやった。
「わかりました」
男たちが出ていくと大林は翠谷を治療していた衛生科隊員に目をやった。
「お前もだよ。」
「え?あ、はい」
隊員は慌てるようにして部屋から出て行った。
「申し訳ありません。今、彼らは全力で私の部下が捜索をしております」
翠谷が言うと大林は机に置いてあった花瓶を手に取った。
「そうか。お前の部下がか。使えねー部下だよな。」
「え?」
「あんなに包囲して逃げられんのか。警務隊に顔向けができねーようにしてくれてどうしてくれるんだ?なー」
「申し訳ありません」
翠谷が頭を下げると大林は壁に向かって花瓶を投げつけるとそのまま翠谷の頭を鷲掴みにした。
「お前さ、言われたこともできねーのに、よく、のうのうと治療なんか受けてるよな。ポリで居場所の無かったキャリア官僚さんを助けたのはどこのどいつだっけ?」
「大林さんです」
「感謝とかそういうのはねーの?顔に泥を塗るとかさお前やってること、やべーよな?」
「はい」
翠谷が返事すると同時に大林は顔を近づけた。
「しっかりと頼むで。なー。お前には期待してんだから。」
「はい」
大林が部屋から出ていくと翠谷は軽くため息を吐きながら天井を見上げた。
その頃
警衛庁 警務隊長室には国家機関厳正委員会の委員と警務隊幹部が集結していた。
「まさかあそこで逃されるとは、思っても無かったよな」
そう言うと西岳は軽く足を組んだ。
「今回の件につきまして、我々の実力不足であり、以後同様の事態が発生しないよう委員会内でも対策を考えていく方針です」
委員会 理事の森脇が言うと西岳は軽く笑いながらその場に立ち上がった。
「知ったこっちゃねーんだわ。対策がどーとか言われても。明らかにあんたらに任せてから事態は悪化してるようにしか思えんだろ。人員も出せるだけ出してこの結果だろ?もうあんたらじゃあ無理って事なんじゃねーのか?答え出ちまってんじゃん。なー?」
「隊長、そろそろその辺に」
横にいた磯末が言うと西岳は軽く口を鳴らした。
「我々、警務隊としましては、本作戦を中断させることもできない。今さら人員整理なんて現実的では無い。そう判断しております。その代わり、今度は指揮権を警務隊に譲って頂き委員会の方々には後方支援という形で立場を全くの逆転させるという案が出ております。いかがでしょうか?」
「そうですね。今さら我々に交渉の余地など無いでしょう。わかりました。お任せします」
森脇が言うと磯末は西岳に目をやった。
「お前でまとめといてくれや。今から招集かけてくっから」 
そう言うと西岳はそのまま会議室から出ていった。
その時だった、1本の電話が西岳のもとに入ってきた。
「あ?本当か?」
西岳が怒鳴るとそれを見た磯末はすかさず西岳に目をやった。
「わかった。すぐ隊員を増員させる。」
西岳はそう言い電話を切ると急いで走り出した。
同じ頃
嶹津らは新城が借りているマンションの一室にいた。
「にしてもすげーな。ここ。結構家賃高いんじゃねーか?」 
貴内が言うと新城は軽く笑った。
「30ちょいですね。」
「30ちょいって、こいつなんか言い方腹立つよな」
冴浪が言うと高梨は軽く笑った。
「幹部になれば誰でも30超えるんでね。余裕っすよ。」
「にしてもなんでこうやって部屋借りてるんだ?住んでる場所は違うんだろ?見た感じ、生活感無さそうだし」
藤浦が言った。
「セカンドハウスですよ。各方面隊の管轄内にこうやって家借りてて、出張の時とか住めるようにしてあるんです。幹部になれば出張なんて日常茶飯事ですから。ま、方面隊同士で顔を売り会って、わいわいはしゃぐだけの無駄な出張ですけどね。」
新城が言うと来島が口を開けた。
「んな事はどうでもいい。こっからどうするかだ。嶹津らを匿ってる以上好き勝手に動く事はできない。」
「そうだよな」
今西が言うと嶹津が口を開けた。
「この場でやりたい事やって、俺はそのまま出頭します」
嶹津の言葉に一同は静まり返った。
「出頭するだ?ふざけんな。ここまで来て」
吉瀬が怒鳴ると新城は軽く目をつぶった。
「死ぬ覚悟が揃ってるって事か?お前は」
来島が聞くと嶹津は軽く頷いた。
「もうこうなった時からそんなの覚悟出来てますよ。一生逃げ続ける人生なんて疲れるでしょ。だからもういいんすよ。俺。」
嶹津が言うと樋田が口を開けた。
「本人がそう言うんならいいんじゃないのか。リスクしかない事ばっかやっても誰も恵まれねーだろ。」
「恵まれる恵まれねーの話じゃねーんだよ。今。」
吉瀬が言うと樋田は軽く吉瀬を睨みつけた。
「とりあえず、もう時間も遅いし今日はそのまま寝よう。」
貴内が言うと新城は押し入れから布団を取り出した。
その時だった、部屋のインターホンが鳴り響いた。
「俺、出るわ」
そう言うと新城は玄関の方に向かった。
「はい」
ドアを開けるとそこには制服を着た警察官が2名立っていた。
「あ、どうも。神奈川県警の者なんですけどさっき通報があって。騒音での。それで、ちょっと中確認させて貰えないかなと思いまして」
「中?」
「はい。何か事件性があるかもしれないなと。あくまで可能性の話でね?」
「お断りします。騒音に関しては申し訳ありませんでした。今、友達呼んでて、それでちょっと騒いでました」
「なるほど。てかあなた、どこかで見たことあるような」
そう言うと一人の警察官は新城の顔を凝視した。
「あ、思い出した。警務隊の幹部の方ですよね?」
「えぇー、そうですけど。何か?」
新城が少し目を逸らすと同時にその警察官は家の中に入ってきた。
「ちょ、何勝手に入ってんだよ、」
止めようとする新城をもう1人の警察官が羽交い締めにして取り押さえた。
「なんかうるせーな。玄関」
そう言い貴内がリビングのドアを開けた時だった、1人の警察官がそのまま中に入ってきた。
「やっぱりか、」
そう言うと警察官は嶹津に目をやった。
「くっそ、」
そう言うと嶹津はその場に立ち上がった。
「大人しくしろ。」
そう言うと警察官は拳銃を構えた。
「後をつけられてたのか、こいつらポリじゃねーぞ」
そう言うと正随は持っていた拳銃を構えた。
「は?どういう意味だよ。着てる制服ポリだぜ?」
近添が言うと警察官は軽くニヤリと笑った。
「正随、お前って奴は勘がいいよな」
そう言うと男は着ていた警察官の上着を脱ぎ捨てた。
「警衛隊の制服じゃん、」
貴内が呟くと男は嶹津に銃口を向けながら怒鳴った。
「俺らは容赦しねーぞ。どこぞの委員会みたいにへまはやらかさねーぜ。下を見ればいい。このマンションも全て包囲してある。」
そう言いながら男は嶹津を追い込んだ。
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