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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ
ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第1話
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主要登場人物一覧
嶹津舜(20)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(19)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
高梨樹李(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
冴浪透也(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
関口智也(25)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
吉瀬淳也(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(43)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(31)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(36)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(46)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(38)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(31)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
田嶋昌暢(48)…警衛庁 警務大隊 首席監察官 2等将士
脇坂康誠(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊 主任 1等士官
聖藤黎汰(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 2等士官
栗坂啓二(35)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 3等士官
千景将(48)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(42)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(42)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(41)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
聖藤淳倖(58)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊 隊長 3等将士
崇地彪眞(50)…警衛庁 副 幕僚総監
鳥島信孝(54)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(20)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
倉北來人(36)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「俺が?なんで?」
「わかんないすけど、何かやばいっすよ。さっさとこれ、姿出した方がいいんじゃないすか?」
「わかったよ。考えるから」
飛松からの電話を切ると伊村は軽くため息を吐いた。
「何したんだよ。警務隊からあんた指名手配されてんじゃんかよ」
警務隊から送られてきた速報通達をパソコン上で確認しながら嶹津が言った。
「多分、保全隊にメスを入れるって電話してたろ?それが原因なんじゃねーのかな」
登梨が言った。
「確かに、それかもな。保全隊は警務隊にとって最重要な部隊だからな。」
藤浦が言うと伊村は軽く俯いた。
「な?で、どうするんだ?このまま出頭でもすんのか?」
嶹津に言われ伊村はすぐに嶹津を見上げた。
「今ここで捕まれば、まー後悔しかねーだろうな。あんたも同業だったらわかるだろ?警務隊の連中はろくに話なんて聞かねーだろ。」
「捜査を円滑に進めるために、多少強引にでも進めろと教えられてるからな」
「そうなんか。なら尚更だろ。」
「保全隊を取り締まる。最終的にそうなるとしても俺は下がる事は無い。」
「ほぉー笑」
「やってやるよ。」
そう言うと伊村はその場に立ち上がった。
その頃
警衛庁 第2庁舎に臨時で設置された作戦本部では、本作戦に指揮官として任命された 刑事課 第1小隊 主任の脇坂康誠 1等士官が会議の準備を行っていた。
伊村とは新隊員教育隊の同期であり、警務隊入隊時も同時期である。
「なぁ、お前絶対に持ってんだろ?」
唐突に後ろから声をかけられ脇坂は振り返った。
そこには同じく同期の聖藤がいた。
「あ?何が?」
「いや、だから個人的な恨みとか。ほらそういうやつ。」
「当たり前だろ。あいつのせいで俺は特殊科選抜に落ちたんだ。」
「まだ引きずってんのかよ」
そう言うと聖藤はその場に腰掛けた。
「この怪我を見ても同じこと言えっか?」
そう言うと脇坂は足の怪我を見せた。
「あいつのせいで靭帯を切った。それでもう特殊科どころか前線職種は全てパーだ。」
「お前、前線行きたがってたもんな。」
「当たり前だろ。後方職種なんてベンチ外のようなものだ。」
「今のお前、後方職種だけどな?笑」
「うるせーよ。この恨み、憎しみをぶつけてやるんよ。伊村の野郎に」
「大丈夫かよ。無理すんなよ」
「うるせー。前線職種の適性が無いイコールどうなるかお前にわかるか?」
「どうなるって?」
「幹部の選抜も受けれないんだ。幹部の選抜試験の中に、部隊指揮の過程がある。それは5日間、数人の部隊員と共に戦闘訓練をしながら山を登っていくというやつだ。それに俺は行くことが出来ない。だから、俺は士官長で終わりなんだ」
「まぁまぁ、そんな怒んなよ。」
そう言うと聖藤は脇坂の肩を軽く組んだ。
「お前のその気持ちわかるよ。うん。」
「何様だ?お前」
「落ち着けって。あくまで警衛隊の基準だろ?前線職種の適性が無いってのは。他だったらお前はなれるんだから」
「何が言いたい?」
「これ、見ろよ」
そう言うと聖藤はスマホをその場に置いた。
そこには、日本からそう遠くは無いとある国の名前があった。
「東亜共和国、」
脇坂が呟くと聖藤は軽く頷いた。
「天湾から独立した新国家って一時期話題になってたろ?そこだよ」
「ここの軍に入れと?」
「ほら、外人部隊ってのを募集してるんだとよ。これにお前応募しろよ。お前の実力じゃあ受かるだろ?体力検定1級バッチつけてんだから。」
そう言うと聖藤は脇坂の胸元に付いているバッチを軽く叩いた。
「お前これはやばいだろ。この国、日本が指定してる不成立国家の1つだろ?」
「まぁそうだな。この警衛隊とは敵対関係になるよな」
「やべーだろ。んなの行かねーよ。」
「そんなかっかすんなよ。ここいいとこかもだぜ?」
「どこがだよ。」
「今、警衛隊OBがこの国の傭兵に何人か雇われてるんだとよ。」
「どこ情報だよ。それ」
「俺の親父が情報保全隊の隊長やってるのは知ってるだろ?」
「んだよ。また、親自慢か?」
「違うって。んで、その親父から聞いたんだよ。」
「情報保全隊がその東亜共和国と結び付きがあるって事か?」
「よく考えてみろよ。今その東亜共和国があるおかげで警衛隊はアジア圏内で力を世界に見せつけられてる。上の連中はこれで日本の地位が年々、上がり続けてるとも騒いでるだろ?こないだも日本近海で軍事演習してたってニュースなってたろ?」
「よく知らねーけど。上の事なんて。ニュースもあんま見ねーし」
「んで、んで、考えてみろよ?その東亜共和国にこの先もそれなりに活動してもらうには。アジア圏内で最新装備を揃えてるのは?中国は人の数だろ?韓国もいまいちだろ?」
「日本か?」
「そうなるとすれば?わかってくるだろ?日本から東亜共和国に対して武器とかの横流しをしてるって事も想像だけどできるだろ?」
「お前、それは無いだろ。流石に」
「本当にそう言えるか?」
そう言うと聖藤は軽く笑いながら部屋を後にした。
その日の夜
崇地は情報保全隊長の聖藤淳倖 3等将士を連れ警衛庁近くの小料理屋にいた。
「この小料理屋な、よく幹部会合で使ったりするんだよ。ここのご飯上手くてな」
崇地が言うと聖藤は軽く会釈しながら日本酒を少し飲んだ。
「それよりなんです?改まって話って」
「最近、部隊活動報告書を見てなくてな。君のところの。」
「幕僚総監から、直接通してくれたらいいと言われまして。副総監には提出せずに直接、総監の方に提出してまして」
「そうか。なら次からは俺にも提出してくれ。」
「わ、わかりました」
「うん。頼んだよ」
「あ、あともう1つこの機会を使って1つお聞きしたいことが、」
「何だ?」
「以前、発足当初は隊員のSNS管理等、任務はそれなりにあり、我々としても仕事のやり甲斐はありました。ですが最近、本隊から送られてきた情報をただ監視するだけの任務へと変わりました。」
「そうだな。今はお前ら保全隊に情報の保護を頼んでるな。」
「はい。そのファイルの中身は見ないとしても、一体そのファイルを守るだけでその、なんと言いますか」
「単純すぎて面白くないか?」
「え?」
「そう言いたいんだろ?まー、面白くは無いだろうな。その情報保護のためにEODサイトを君たちに使ってもらってる。疑問に思うのも無理は無いよな。」
「それに、我々が保護している情報への侵入があればサイトに名前を記載するよう指示があって、記載した名前の隊員が行方不明になってるのを知りました。」
「これ以上は言えんよ」
「し、しかし」
「日本を守るためだ。国家防衛のために、黙ることを覚えろ。な?」
そう言うと崇地は部屋の外に待機していた警護担当隊員と共に駐車場へと向かった。
嶹津舜(20)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(19)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
高梨樹李(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
冴浪透也(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
関口智也(25)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
吉瀬淳也(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(43)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(31)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(36)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(46)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(38)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(31)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
田嶋昌暢(48)…警衛庁 警務大隊 首席監察官 2等将士
脇坂康誠(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊 主任 1等士官
聖藤黎汰(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 2等士官
栗坂啓二(35)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 3等士官
千景将(48)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(42)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(42)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(41)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
聖藤淳倖(58)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊 隊長 3等将士
崇地彪眞(50)…警衛庁 副 幕僚総監
鳥島信孝(54)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(20)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
倉北來人(36)…対日武闘派戦線 ELU メンバー
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「俺が?なんで?」
「わかんないすけど、何かやばいっすよ。さっさとこれ、姿出した方がいいんじゃないすか?」
「わかったよ。考えるから」
飛松からの電話を切ると伊村は軽くため息を吐いた。
「何したんだよ。警務隊からあんた指名手配されてんじゃんかよ」
警務隊から送られてきた速報通達をパソコン上で確認しながら嶹津が言った。
「多分、保全隊にメスを入れるって電話してたろ?それが原因なんじゃねーのかな」
登梨が言った。
「確かに、それかもな。保全隊は警務隊にとって最重要な部隊だからな。」
藤浦が言うと伊村は軽く俯いた。
「な?で、どうするんだ?このまま出頭でもすんのか?」
嶹津に言われ伊村はすぐに嶹津を見上げた。
「今ここで捕まれば、まー後悔しかねーだろうな。あんたも同業だったらわかるだろ?警務隊の連中はろくに話なんて聞かねーだろ。」
「捜査を円滑に進めるために、多少強引にでも進めろと教えられてるからな」
「そうなんか。なら尚更だろ。」
「保全隊を取り締まる。最終的にそうなるとしても俺は下がる事は無い。」
「ほぉー笑」
「やってやるよ。」
そう言うと伊村はその場に立ち上がった。
その頃
警衛庁 第2庁舎に臨時で設置された作戦本部では、本作戦に指揮官として任命された 刑事課 第1小隊 主任の脇坂康誠 1等士官が会議の準備を行っていた。
伊村とは新隊員教育隊の同期であり、警務隊入隊時も同時期である。
「なぁ、お前絶対に持ってんだろ?」
唐突に後ろから声をかけられ脇坂は振り返った。
そこには同じく同期の聖藤がいた。
「あ?何が?」
「いや、だから個人的な恨みとか。ほらそういうやつ。」
「当たり前だろ。あいつのせいで俺は特殊科選抜に落ちたんだ。」
「まだ引きずってんのかよ」
そう言うと聖藤はその場に腰掛けた。
「この怪我を見ても同じこと言えっか?」
そう言うと脇坂は足の怪我を見せた。
「あいつのせいで靭帯を切った。それでもう特殊科どころか前線職種は全てパーだ。」
「お前、前線行きたがってたもんな。」
「当たり前だろ。後方職種なんてベンチ外のようなものだ。」
「今のお前、後方職種だけどな?笑」
「うるせーよ。この恨み、憎しみをぶつけてやるんよ。伊村の野郎に」
「大丈夫かよ。無理すんなよ」
「うるせー。前線職種の適性が無いイコールどうなるかお前にわかるか?」
「どうなるって?」
「幹部の選抜も受けれないんだ。幹部の選抜試験の中に、部隊指揮の過程がある。それは5日間、数人の部隊員と共に戦闘訓練をしながら山を登っていくというやつだ。それに俺は行くことが出来ない。だから、俺は士官長で終わりなんだ」
「まぁまぁ、そんな怒んなよ。」
そう言うと聖藤は脇坂の肩を軽く組んだ。
「お前のその気持ちわかるよ。うん。」
「何様だ?お前」
「落ち着けって。あくまで警衛隊の基準だろ?前線職種の適性が無いってのは。他だったらお前はなれるんだから」
「何が言いたい?」
「これ、見ろよ」
そう言うと聖藤はスマホをその場に置いた。
そこには、日本からそう遠くは無いとある国の名前があった。
「東亜共和国、」
脇坂が呟くと聖藤は軽く頷いた。
「天湾から独立した新国家って一時期話題になってたろ?そこだよ」
「ここの軍に入れと?」
「ほら、外人部隊ってのを募集してるんだとよ。これにお前応募しろよ。お前の実力じゃあ受かるだろ?体力検定1級バッチつけてんだから。」
そう言うと聖藤は脇坂の胸元に付いているバッチを軽く叩いた。
「お前これはやばいだろ。この国、日本が指定してる不成立国家の1つだろ?」
「まぁそうだな。この警衛隊とは敵対関係になるよな」
「やべーだろ。んなの行かねーよ。」
「そんなかっかすんなよ。ここいいとこかもだぜ?」
「どこがだよ。」
「今、警衛隊OBがこの国の傭兵に何人か雇われてるんだとよ。」
「どこ情報だよ。それ」
「俺の親父が情報保全隊の隊長やってるのは知ってるだろ?」
「んだよ。また、親自慢か?」
「違うって。んで、その親父から聞いたんだよ。」
「情報保全隊がその東亜共和国と結び付きがあるって事か?」
「よく考えてみろよ。今その東亜共和国があるおかげで警衛隊はアジア圏内で力を世界に見せつけられてる。上の連中はこれで日本の地位が年々、上がり続けてるとも騒いでるだろ?こないだも日本近海で軍事演習してたってニュースなってたろ?」
「よく知らねーけど。上の事なんて。ニュースもあんま見ねーし」
「んで、んで、考えてみろよ?その東亜共和国にこの先もそれなりに活動してもらうには。アジア圏内で最新装備を揃えてるのは?中国は人の数だろ?韓国もいまいちだろ?」
「日本か?」
「そうなるとすれば?わかってくるだろ?日本から東亜共和国に対して武器とかの横流しをしてるって事も想像だけどできるだろ?」
「お前、それは無いだろ。流石に」
「本当にそう言えるか?」
そう言うと聖藤は軽く笑いながら部屋を後にした。
その日の夜
崇地は情報保全隊長の聖藤淳倖 3等将士を連れ警衛庁近くの小料理屋にいた。
「この小料理屋な、よく幹部会合で使ったりするんだよ。ここのご飯上手くてな」
崇地が言うと聖藤は軽く会釈しながら日本酒を少し飲んだ。
「それよりなんです?改まって話って」
「最近、部隊活動報告書を見てなくてな。君のところの。」
「幕僚総監から、直接通してくれたらいいと言われまして。副総監には提出せずに直接、総監の方に提出してまして」
「そうか。なら次からは俺にも提出してくれ。」
「わ、わかりました」
「うん。頼んだよ」
「あ、あともう1つこの機会を使って1つお聞きしたいことが、」
「何だ?」
「以前、発足当初は隊員のSNS管理等、任務はそれなりにあり、我々としても仕事のやり甲斐はありました。ですが最近、本隊から送られてきた情報をただ監視するだけの任務へと変わりました。」
「そうだな。今はお前ら保全隊に情報の保護を頼んでるな。」
「はい。そのファイルの中身は見ないとしても、一体そのファイルを守るだけでその、なんと言いますか」
「単純すぎて面白くないか?」
「え?」
「そう言いたいんだろ?まー、面白くは無いだろうな。その情報保護のためにEODサイトを君たちに使ってもらってる。疑問に思うのも無理は無いよな。」
「それに、我々が保護している情報への侵入があればサイトに名前を記載するよう指示があって、記載した名前の隊員が行方不明になってるのを知りました。」
「これ以上は言えんよ」
「し、しかし」
「日本を守るためだ。国家防衛のために、黙ることを覚えろ。な?」
そう言うと崇地は部屋の外に待機していた警護担当隊員と共に駐車場へと向かった。
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