ULTIMATE〜SHADOW 対峙する群僚(2203)E.O.D 不発の憎しみ

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ

ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第5話

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主要登場人物一覧
嶹津舜(20)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(19)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
高梨樹李(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
冴浪透也(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
関口智也(25)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
吉瀬淳也(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(43)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(31)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(36)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(46)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(38)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(31)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
田嶋昌暢(48)…警衛庁 警務大隊 首席監察官 2等将士
脇坂康誠(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊 主任 1等士官
聖藤黎汰(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 2等士官
栗坂啓二(35)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 3等士官
千景将(48)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(42)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(42)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(41)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
聖藤淳倖(58)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊 隊長 3等将士
崇地彪眞(50)…警衛庁 副 幕僚総監 
鳥島信孝(54)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(20)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
倉北來人(36)…対日武闘派戦線 ELU メンバー

階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………………
「よくやった。ありがとう」
崇地に言われ脇坂は軽く頭を下げた。
伊村を拘束したその日の夜、脇坂は崇地に呼ばれ副 幕僚総監室にいた。
「いえ、」
脇坂が言うと崇地は軽く笑いながら脇坂の肩を叩いた。
「どうした?顔が怖いぞ。ん?」
「い、いえ。その事なんですが、」
「どうした?」
「伊村への事情聴取、滞ってまして」
「滞ってる?とは?」
「はい。伊村は黙秘を貫いておりその、副幕僚総監が仰ていたその、情報保全隊に関する情報が何も引き出せてないのが現状です」
「事情聴取始めてからどれぐらい経った?」
「そうですね、」
そう言うと脇坂は腕時計に目を落とした。
「4時間は、経ってます」
「4時間か。話すまで拘束してろ。多少の暴行は許す。無理やりでもいいから吐かせるんだ。」
「え?」
「なんだ?」
「あ、いやそのー。このまま警務隊員として置いていても、無駄な税金が支払われるだけです。懲戒免職にし、一般人にした上で事情聴取をやるべきでは無いかと。それと、一般人にすれば彼が話したことは、うわごとだとする事も可能です。ですが現役の警務隊員が言ったとなると、メディアも黙っては無いでしょう。」
「一般人にしたら、今度は不法な民間人拘束として炎上するだろう?真実を話すまで拘束しとくんだ。メディアには言いたいように言わせておけばいい。」
「あの、」
「まだなんか?」
「その、聖藤も飛松を連れて行方不明になったというのはご存知かと思います。」
「うん。聞いたよ。で?」
「聖藤は以前、自分にある事を話してました。その詳しくは覚えてないんですが、保全隊はとてつもない不祥事を抱えていると、」
「あ?」
「ですからその、私は警務隊員です。不祥事を見逃すのは私にはできません。私はこの国防を担うこの組織を正しくあり続けるために尽力する事です。保全隊は国家転覆とも取れるようなことをしようとしてるという事も耳にしました。聞いた話なんでどこまで信ぴょう性があるか分かりませんが、それの恐れがあるものを手助けできるなど、私には到底できません。」
「そんな綺麗事聞いてねーんだわ」
そう叫ぶと崇地は脇坂の胸ぐらを掴んだ。
「綺麗事ぬかすのなんてな?100年早いんだよ?な?」
「はい」
「伊村は保全隊の秘密を何か握ってるはずだ。必ず吐かせろ。それだけだ」
そう怒鳴ると崇地は部屋を後にした。

4時間前………
建物に入った嶹津らは建物横に設置してある非常口に進んだ。
「なんで非常口なんだよ」
吉瀬が言うと嶹津はすぐに答えた。
「こんな真昼間で、何が出来る?ここで夜になるまで待機するしかないだろ?」
「確かに、夜になるまで待機するしかないな。でも、それだったら今の時間、無駄にならねーか?」
関口が言った。
「確かに、そうだな。」
そう言うと嶹津は周囲に目をやった。
「服装集めるか。今着てるやつだったら不審がられるだろ?」
嶹津が言うと吉瀬は軽く首を傾げた。
「どうやって?」
「腕っ節だけはあるからな笑」
そう言うと嶹津は近くを歩いていた隊員に声をかけた。
「保全隊の人?」
「え?そ、そうですが。あなたは?」
「ちょっとこっち来てよ。ちょっと」
「は、はぁ~」
隊員が近づいてきたその時、嶹津は回し蹴りでその隊員を気絶させた。
「な?みたいな感じ」
嶹津が言うと吉瀬と関口は互いに目を合わせた。
「やべーだろ」
吉瀬が呟くと嶹津は近くにいたもう1人の隊員に拳銃を構えた。
「おら、手を上げて跪け」
「は?」
隊員が振り返ると嶹津は隊員を睨みつけた。
「マジかよ、」
隊員はゆっくりと手を上げるとその場に跪いた。
「よし、いい子だ。そのままじっとしとけよ」
嶹津が言ったその時、たまたま近くを歩いていた守衛科隊員が声を荒らげた。
「そこ、何してるんだ?」
「やっべ。お前ら逃げんぞ」
嶹津が叫ぶと関口と吉瀬はその場から走り出した。
「待ちなさい」
守衛科隊員は無線機を構えながら走り出した。
4時間後
駐屯地の中にある多目的トイレに隠れてから4時間が経過していた。
「もうそろ出てもいいんじゃねーか?」
吉瀬が言うと嶹津はゆっくりとドアを開けた。
「制服盗めなかったな。」
関口が呟いた。
「てかなんで、ここの隊員はみんな制服着用なんだよ。戦闘服1人もいないって」
吉瀬が言った。
「幕僚官房室直轄だからだよ。それに戦闘服着るのは、陸海空科と特殊科、あとは、守衛科ぐらいだからな。それでもここの警備担当の守衛隊員は、幕僚官房室からの施設警備認可を直接受けた隊員のみで構成されてっから所属は守衛だけど、実質、幕僚官房室の人間って訳なんだ。だからここの守衛隊員も制服を着用してるんだ」
嶹津が言うと吉瀬は軽く笑った。
「お前、キモいぐらいに詳しいな。改めて思ったよ。お前キモいよ」
「あ?うるせーよ。元 守衛警備科だからな。そんぐらい当たり前だよ。ばーか」
「あ?うるせーよ。やんぞ?」
吉瀬が叫ぶと関口が2人の頭を軽く殴った。
「馬鹿か。さっさとやるぞ。」
「そうだな。」
そう言いながら吉瀬は嶹津を睨みあげた。
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