ULTIMATE〜SHADOW 対峙する群僚(2203)E.O.D 不発の憎しみ

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ

ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第13話

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主要登場人物一覧
嶹津舜(20)…10代目主人公 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
耀阪榮臣(21)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
夢丸奎大(19)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等隊士
高梨樹李(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
冴浪透也(23)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
関口智也(25)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
吉瀬淳也(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 2等士官
今西遙駕(43)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 第1機動小隊長 士官長
末崎駕李(31)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 3等士官
藤浦恭介(42)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
尾浦祥暉(36)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 1等隊尉
近村泰翔(46)…警衛庁 自衛科 方面隊統括本部 東部方面隊専任統括官 2等幹士
伊村零也(38)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 2等士官
飛松晃聖(31)…警衛庁 警務大隊 首席監察部 東部方面隊 統括監察員 3等士官
田嶋昌暢(48)…警衛庁 警務大隊 首席監察官 2等将士
脇坂康誠(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊 主任 1等士官
聖藤黎汰(38)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 2等士官
栗坂啓二(35)…警衛庁 警務大隊 刑事課 第1小隊所属 3等士官
千景将(48)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 2等幹士
登梨昌磨(42)… 警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
奥木奨真(42)…警衛庁 幕僚官房室 理事官補佐 1等幹士
菊池謙祐(41)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
泉井皓太(40)…警衛庁 陸上科 陸上中央司令総隊 所属 2等士官
聖藤淳倖(58)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊 隊長 3等将士
崇地彪眞(50)…警衛庁 副 幕僚総監 
鳥島信孝(54)…警衛庁 14代目 幕僚総監
瀏 黎曖秦(20)…対日武闘派戦線 ELUリーダー
倉北來人(36)…対日武闘派戦線 ELU メンバー

階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
翌朝
朝一で千景と来島は市ヶ谷駐屯地 駐屯地司令室を訪れていた。
「さすがにそれは、」
千景から話を聞き市ヶ谷駐屯地 副駐屯地司令の小笠 幕僚官は軽く首を横に振った。
「ここで立ち止まる訳には行かないんです。そのためにも、ここから何人か出して欲しい。そしてこの駐屯地を派遣部隊の本部拠点にしたい。無理言ってるは分かります。」
千景が言うと小笠は後ろにいた駐屯地司令 蒔田 幕僚補に目をやった。
「その作戦の勝算は?」
蒔田から言われ千景は軽く上を向いた。
「勝算か、それならわからん。0か100か。成功するか失敗するか不明だ」
来島が言うと千景は軽く目を見開いた。
「そんないい加減な作戦でこの駐屯地を動かそうとお前たちはしてるのか?」
小笠が怒鳴ると来島は軽く笑った。
「何がおかしいんだ?」
小笠が言うと来島は軽く頷きながら口を開けた。
「幹部候補生は勝算を習うんですか?」
「何だと?」
小笠はソファーから立ち上がった。
「だからか。納得しましたよ。だから警衛隊は災害派遣でも1歩遅れるんだ。去年起きた、淡路島大震災でもそうだ。自衛隊と比較されて、劣ると何度も言われてる原因はその勝算ばかりを気にして動こうとしないところにあるんじゃないかってそんなのも分からないのか?」
「お前、階級上位者への言葉遣いどうなってるんだ?あ?」
小笠が怒鳴ると千景はすぐに口を開けた。
「すいません。こいつまだ、ちょっとあれなんで。でもこいつが言ってること間違ってますか?」
千景が聞くと小笠はその場に腰かけた。
「間違ってるなら言えよ」
来島が怒鳴ると千景は来島の足を軽く踏んだ。
「もういいよ。黙ってろ」
「わかったよ」
来島が言うと千景は少し前に出た。
「私は勝算ばかりを気にする作戦行動など習った覚えはありません。勝算が分からない未知の事案でも我々が動かなければ困る人がいる。そういう仕事を我々はしてるんでは無いでしょうか?確かに、今回の極秘派遣はリスクが付き物ですよね?それは分かってます。」
「リスクしかないだろ。んなの」
小笠が言うと千景は軽く頷いた。
「確かにそうですよね。規律違反を犯してやるんで。つまり失敗しても成功しても処分がおりる。提案した公安科は科部隊ごと解散、他部隊との併合もあるでしょう。デスがリスクを気にして目の前の不正を見逃すのは俺にはできません」
千景が言うと目をつぶっていた蒔田がその場に立ち上がった。
「君たちが知ってるか否か分からないから説明するが、我々が昨夜、作戦行動に帯同したのは既に、幕僚官房室も含め本隊の人間には周知の上だとおもう。だからこの駐屯地全体に対する処分はまぁ下りるだろうと。そう考えたらだ、ここで君たちからの応援要請を受けても断っても状況は変わらないということだ。そうだよな小笠?」
「そうですね。地区警務中隊の連中が勝手に押し進めたことが何故か我々の命令で行われたと本隊に報告が上がってるみたいですしね」
「なら一緒じゃんか。どっちに転がっても同じなら、手伝えよ」
来島が言うと千景が来島の頭を軽く叩いた。
「黙ってろ?って言ったろ?」
「さっきから何回も叩くなや。頭いてーんだよ。お前が叩く力。地味に強いし」
そう言うと来島は自分の頭を軽くさすった。
「君たちは面白いな。いいコンビだな」
蒔田が言うと小笠も軽く鼻で笑った。
「いいだろう。ここから何人か使いたいだけ使えよ。」
「本当ですか?」
千景が言うと蒔田は軽く頷いた。
「だがこれだけは留意して欲しい。東亜共和国と言えば観光に訪れた日本人が連続して行方不明になってる事案が多発している。警察から国際広域捜査援助要請がいつおりてもおかしくないという見解だ。つまりお前らは日本人だ。日の丸を背負った武装組織の一員だということを忘れるな。お前らはいつでも狙われる対象だということだ。わかってるな?」
「んなの余裕っすよ。大丈夫っす」
来島が言うと小笠が口を開けた。
「作戦の計画は?簡単に今聞いてもいいか?」
「はい。こちらを参考程度に目に入れて貰えたらと。」
そう言うと千景は予め起動させてあるiPadをその場に置いた。
「東亜共和国軍への潜入を行います。彼らも黄色人種ですので潜入はそこまで難航することはないかと、」
「潜入って言ってもどうするんだよ?相手は軍隊だろ?セキュリティーとかあるだろ?」
小笠が聞いた。
「そうですね。その部分に関しましては、複製して用意してありますこの制服を使います」
千景はiPadを操作しとある画面を見せた。
「これは?」
「アジア各国の装備の調査を随時実施し公安科では各国の装備の複製を行ってるんです。そしてその複製した装備等の研究も公安が行ってます」
「複製?それは、アウト、なんじゃねーよのか?」
小笠はそう言いながら蒔田に目をやった。
「グレーなところにいる部隊が多いからな。ま、アウトだろ。普通に」
「その複製したものを使って何か行動を起こせばアウトですね。」
千景が言うと小笠は軽く笑った。
「そんな平然とした顔でアウトって言うやつ初めて見たわ。」
「とにかく、留意点はさっき伝えた通りだ。それに注意して取り組んでくれ。」
蒔田が言うと千景と来島はその場に立ち上がり敬礼した。
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