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ULTIMATE 〜国防最前線
ULTIMATE 〜国防最前線第10話
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主要登場人物一覧
望月輝人(26)…3代目主人公 近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
片倉陵(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
河内慶六(23)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松山和也(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松浦風雅(33)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班主任
水島慶太(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
赤木龍一(47)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班班長
藤原克巳(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
三島和志(50)…近畿方面隊長
岸田正龍(38)…国家保安庁地方方面隊統括官
長内貴也(66)…国家保安庁初代長官 死亡
……………………………………………………………
「緊張してるか?」
「いや、全然」
望月ら出動する国保メンバーらは隊舎の倉庫で装備品の装着を行っていた。
「お前ら、さっさと準備しろよ。時間ねーぞー」
藤原が急かしながら言ってきた。
「そんなに急かさんでもいいだろ。終わった者から第1隊庭に集合しろ。しっかりつけろ。少しでも不備があれば死ぬぞ」
そう言いながら松浦はヘルメットを手に持ちながら倉庫から出ていった。
数分後
装着し終えた出動予定の隊員らは第1隊庭に集まった。
「これより、警視庁、大阪府警、国家保安庁との合同でのペガサス制圧を行う。今から渡す無線は警察、国保共通の連絡用無線だ。何か異常事態があればこれで知らせるように。そしてもしものために衛生科にも出動してもらう。以上だ。健闘を祈る」
そう言うと三島はそのままマイクを下ろした。
午後4時
若干、雨が降りしきる中、警察官、隊員らを乗せたヘリはペガサスの事務所に向けて離陸した。
4時半
事務所前にヘリが次々と着陸していった。
小雨はいつの間にかゲリラ豪雨へと変わりつつあった。
「なんか嫌な予感がするな。」
そう言いながら藤原はヘリから降りた。
「総員、突入だ」
指揮本部から岸田からの指示が下りると部隊の先頭にいた松浦が事務所前にあるインターホンを押した。
しばらくして1人の若いチンピラが出てきた。
「んだ。お前ら」
「国家保安庁の者だ。制圧命令に従い現時刻より制圧を開始する」
そう言うと松浦は男をその場で倒しそのまま中に入っていった。
「大人しくしろ」
望月達は機関銃を構えながら建物内には突入した。
するとメンバーらは上の階へと逃げていった。
「逃がすな。追え、追え」
絶対に逃がすか…
望月ら国保隊員らは長内の仇を倒すため男たちを追い続けた。
警官らは、目の前の事件を解決するベく追い続けた。
2階に上がるといきなり武装した男たちが襲いかかってきた。
怒号が飛び交う中、武装した男たちと国保、警察の連合部隊が衝突した。
「3階に行くぞ。」
望月は松山に声をかけた。
「お、おう」
3階に上がるとそこには遊びまくるメンバー達の姿があった。女の姿も見える
「国家保安庁だ。全員、手を上げろ」
望月が怒鳴ると男たちは銃を構えた。
「何、お前ら。勝手に入ってきてんじゃねーよ」
「おい、どうするんだよ。このまま逃げるか?」
背後から松山が聞いた。
「馬鹿野郎。そんな事出来るわけねーだろ」
望月はその場で銃を構えた。
「お前ら2人で俺らを倒すんか?笑笑。笑わせんなよ。」
1人の男が叫んだ。
「お、応援を呼んでくる」
そう言いながら松山は下の階へと戻った。
「逃がすか」
松山を追いかけようと動き出した男たちに向け部屋のドアを閉め望月は必死に止めた。
「ここは俺が食い止める。絶対に行かせねーよ。下に」
しばらくして少しずつ力が奪われていった。
「もう無理だ」
望月は少しでも負担を軽くするため装備品の一部をその場で外した。
望月輝人(26)…3代目主人公 近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
片倉陵(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
河内慶六(23)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松山和也(21)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属準隊員
松浦風雅(33)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班主任
水島慶太(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
赤木龍一(47)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班班長
藤原克巳(30)…近畿方面隊警備科第4区域機動第1作戦班所属正隊員
三島和志(50)…近畿方面隊長
岸田正龍(38)…国家保安庁地方方面隊統括官
長内貴也(66)…国家保安庁初代長官 死亡
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「緊張してるか?」
「いや、全然」
望月ら出動する国保メンバーらは隊舎の倉庫で装備品の装着を行っていた。
「お前ら、さっさと準備しろよ。時間ねーぞー」
藤原が急かしながら言ってきた。
「そんなに急かさんでもいいだろ。終わった者から第1隊庭に集合しろ。しっかりつけろ。少しでも不備があれば死ぬぞ」
そう言いながら松浦はヘルメットを手に持ちながら倉庫から出ていった。
数分後
装着し終えた出動予定の隊員らは第1隊庭に集まった。
「これより、警視庁、大阪府警、国家保安庁との合同でのペガサス制圧を行う。今から渡す無線は警察、国保共通の連絡用無線だ。何か異常事態があればこれで知らせるように。そしてもしものために衛生科にも出動してもらう。以上だ。健闘を祈る」
そう言うと三島はそのままマイクを下ろした。
午後4時
若干、雨が降りしきる中、警察官、隊員らを乗せたヘリはペガサスの事務所に向けて離陸した。
4時半
事務所前にヘリが次々と着陸していった。
小雨はいつの間にかゲリラ豪雨へと変わりつつあった。
「なんか嫌な予感がするな。」
そう言いながら藤原はヘリから降りた。
「総員、突入だ」
指揮本部から岸田からの指示が下りると部隊の先頭にいた松浦が事務所前にあるインターホンを押した。
しばらくして1人の若いチンピラが出てきた。
「んだ。お前ら」
「国家保安庁の者だ。制圧命令に従い現時刻より制圧を開始する」
そう言うと松浦は男をその場で倒しそのまま中に入っていった。
「大人しくしろ」
望月達は機関銃を構えながら建物内には突入した。
するとメンバーらは上の階へと逃げていった。
「逃がすな。追え、追え」
絶対に逃がすか…
望月ら国保隊員らは長内の仇を倒すため男たちを追い続けた。
警官らは、目の前の事件を解決するベく追い続けた。
2階に上がるといきなり武装した男たちが襲いかかってきた。
怒号が飛び交う中、武装した男たちと国保、警察の連合部隊が衝突した。
「3階に行くぞ。」
望月は松山に声をかけた。
「お、おう」
3階に上がるとそこには遊びまくるメンバー達の姿があった。女の姿も見える
「国家保安庁だ。全員、手を上げろ」
望月が怒鳴ると男たちは銃を構えた。
「何、お前ら。勝手に入ってきてんじゃねーよ」
「おい、どうするんだよ。このまま逃げるか?」
背後から松山が聞いた。
「馬鹿野郎。そんな事出来るわけねーだろ」
望月はその場で銃を構えた。
「お前ら2人で俺らを倒すんか?笑笑。笑わせんなよ。」
1人の男が叫んだ。
「お、応援を呼んでくる」
そう言いながら松山は下の階へと戻った。
「逃がすか」
松山を追いかけようと動き出した男たちに向け部屋のドアを閉め望月は必死に止めた。
「ここは俺が食い止める。絶対に行かせねーよ。下に」
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「もう無理だ」
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