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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿
ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第4話
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主要登場人物一覧
赤眞翔平(23)…11代目主人公 東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
成濱佑汰(23)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
前原裕季哉(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
芦澤柊太(33)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
青村聡士(31)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
澤田新太(36) …東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
今西遙駕(49)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官 1等士官
千景将(54)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長 3等将士
寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士
東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中)
柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中)
水谷悠心(34)…警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長 2等士官
椎津愛虎(28)…警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官 3等士官
大林隆陽(54)…国家機関厳正委員会 委員長
翠谷敦也(30)…国家機関厳正委員会 統括官
在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「この度は誠に申し訳ありませんでした」
「頼みますよ。これ以上また何かあった場合、隊員の指導項目の更新書を請求させて頂きます」
そう言うと東部地区警務中隊 域内巡回 統括官の大村はそのまま中隊長室を後にした。
「大村くんもかなり、怒ってたな」
そう言うと寺淵は軽く足を組みながら笑った。
「申し訳ありません。」
千景は寺淵に向け軽く頭を下げた。
「いや、いいよ。いいよ。気になるのも無理では無いと思う。駐屯地内に収容所。前代未聞だもんな」
「そ、そうですね」
「とりあえず、まぁ対象の隊員、えーっと誰だっけ?」
「成濱 2士と赤眞2士です」
「そうそう。その2人には厳重注意という形でやっといてくれ。わかったか?」
「はい」
「にしてもどう思う?」
「え?」
「警務隊のトップ1、2が委員会から来てる出向組だろ?流石に委員会の思うがままの人事って言うか、」
「ま、まーそうですよね。私もそう思います。」
「そうか?ほら、新城っていう男いたろ?」
「今は確か公安科で科長をしてますね。」
「てっきりあの人が警務隊で上り詰めるんかと思ってたからさ。じゃあまさかの委員会にうつって、今は公安だろ?畑違いにも程があるよな」
「そ、そうですね」
「ま、今回のことはそこまで重要視してない。それが中隊長伝達事項だ。」
「ありがとうございます」
そう言うと千景は一礼しそのままその場を後にした。
小隊事務室に戻ると千景は赤眞と成濱、
澤田を小隊長室に呼び出した。
「さっき、中隊長から中隊長伝達事項を貰った。今回の件は重要視してないと。厳重注意で済ませるようにと言われた」
「すいません。俺の指導不足でした」
澤田はその場で軽く頭を下げた。
「指導不足か。まぁいい。それより2人はどう思ってる?」
「はい。自分の勝手な判断だけで動いてしまいました。申し訳ありませんでした」
成濱が頭を下げると千景は軽く咳払いをした。
「それでどうだった?収容所の中は?何か見えたか?」
「え?」
赤眞が聞き返すと千景は赤眞を軽く睨んだ。
「だから、何かわかったかって?上は何も教えてくれないんだよ。何も情報が降りてこない。だから気になって仕方が無いんだ。どうだった?何かわかったか?」
「手錠をかけられた人が数名。中は薄暗かったので詳細は分かりませんでしたが、旧 車両整備工場が使われていました。」
「あそこかー」
そう言うと千景は駐屯地内の地図を広げた。
「まだ談話室にいるんだよな?例の団体は」
「はい。そのようです。今、前原と芦澤に対応させてます」
澤田が言うと千景は軽く頷いた。
「なら、帰るように説得するよう伝えてくれ。いつまでもこの駐屯地に居座られるのは迷惑だ。」
「わかりました」
「それと、赤眞、成濱。君たち2人には域内巡回の動向監視を極秘で頼みたい。通常、薬物となれば我々の捜査が必要となってくる。すぐ動けるためにも欠かさず随時報告してくれ。」
「わかりました」
赤眞が言うと千景は軽く頷いた。
「それと、次見つかればそれなりの処分が君たちにも俺にも下ることは目に見えてる。それは避けたい。そのためにも、次は見つからないようにやってくれ」
「わかりました」
赤眞の言葉に成濱は軽く目をやった。
「その、我々だけでは見つかる場合が高いかと。何か、その、」
成濱の言葉に千景は軽く笑った。
「まぁ心配になるのはわかるよ。そう言われると思って手は打ってある。小隊から何人か使っていい。今だとこの5人が何も担当案件は無い状態だ。だからこいつらは自由に使ってやってくれ」
そう言うと千景は刑事第1小隊の隊員リストを机の上に出した。
「失礼します」
そう言いリストを受け取ると成濱は横にいた赤眞に渡した。
「じゃあもういいよ」
千景が言うと2人は一礼し部屋を後にした。
「どうする?使えって言われても俺ら1番下っ端だし、そのお願いしますって言ってついてくるかな」
成濱が言うと赤眞はリストを丸めポケットに入れた。
「誰も使わん。俺らだけでやる。」
「俺らだけでやる?どうやって?」
「数少ない同期を使って、何とかやるって事しかねーだろ?」
「市ヶ谷に配属された同期なんていたっけか?」
「いねーな。思い出したら」
「なんだよ。そしたらなんもできねーじゃん。」
「域内巡回小隊の何人かを味方に回すしか無さそうだよな。やっぱり」
「どうやって?そんなの無理ゲーに近いだろ?」
そう言いながら成濱は周りを歩いていた隊員に目をやり少し声のトーンを下げた。
「俺らみたいな感じで研修士の奴がいなかったか?」
「まぁー居ないことは無いだろうな。けど階級とか歴とか一緒とは限んねーし。」
「研修士なんて、警務について何も分かってない。そうだろ?」
そう言うと赤眞は自分の制服につけてある部隊章に目をやった。
「俺らがつけてるこの部隊章って中隊ごとだろ?小隊事に分かれてないよな?」
「まぁそうだと思う。」
「じゃあ俺らが域内巡回の小隊フロアにいても何も不思議では無いという事だろ?」
「お前、大胆だな笑 すげーよ。それ思いつくの」
「そうと決まれば、行くまでだ」
そう言うと赤眞は歩き出した。
域内巡回は警務中隊に所属している小隊で、主に駐屯地週内 週外の巡回を実施し何か異変があれば各専門の科部隊に連絡を入れるという仕組みだ。
小隊は第1~第5まであり、警務中隊が各方面隊本部がある駐屯地にのみあるのに対し、域内巡回小隊は各駐屯地、分屯地、基地に常駐している。
域内巡回小隊の連絡隊舎に入ると赤眞は軽く大声を出した。
それを見てすかさず成濱が止めに入った。
「ちょ、お前急になんだよ」
「うるせーって。俺に付き合えや。」
小声でそう言うと赤眞は成濱の肩を軽く叩いた。
「疲れたよな。いやーさー。収容所だっけ?周りだけで何周すんねんって話じゃね?笑」
そう言いながら赤眞は成濱を連れ非常階段のところに連れて行った。
「お前、急にどうしたんだよ」
成濱が言うと赤眞は成濱の顔を軽く触った。
「顔、強ばってたからさ。お前。そんな怖い顔で隊舎戻るやついねーだろ?休憩か室内勤務のみしか隊舎戻らねーだろ?あーあと、帰る時と来る時か。そんな怖い顔で隊舎戻るやつはいねーっつーの。だから緊張を解してやったんだよ」
「そういう事か。お前のことだからてっきり、頭いかれたんかと思ったよ」
そう言いながら成濱は軽く笑った。
「うるせーよ。とりあえず行くぞ。」
「行くってどこの階に?つか何しに隊舎来たんだよ。俺ら」
「え?そんなの簡単だろ。収容所の鍵を取りに来たんだよ。」
「鍵?」
「バレないようにってなったらもう収容所の中に潜入するしかねーだろ。多分、鍵なら4階にある総務事務室にあると思うんだよな。」
「総務事務室?4階にそんなのあるのか?詳しいな」
「馬鹿か。さっき見たんだよ。ほら、あったろ?全フロアの案内板みたいな」
「あー。」
「そこに突っ込む。このままな。」
「やっぱお前、ぶっ飛んでる。」
「あ?」
「いや、収容所の中に何日もいるんだろ?食料とかどうすんだよ」
「食料?んなもんそーっと収容所から出て食いに行ったらいいんだよ。交代交代でな?」
「んだよ。それ。急に収容所で暴動起きたら?あいつら薬物やってんだぜ?副作用も何もかもわかんねーのに」
「心配すんなよ。その時はその時だろ?お前。大丈夫だって。な?」
そう言いながら赤眞は軽く微笑んだ。
赤眞翔平(23)…11代目主人公 東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
成濱佑汰(23)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
前原裕季哉(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊付き研修士 2等隊士
芦澤柊太(33)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
青村聡士(31)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
澤田新太(36) …東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 3等士官
今西遙駕(49)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊管理官 1等士官
千景将(54)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長 3等将士
寺淵蒋汏(50)…東部地区警務中隊長 1等将士
東崎亨也(43)…警衛庁 警務隊長(国家機関厳正委員会から出向中)
柿倉仁(36)…警衛庁 警務隊 管理官 (国家機関厳正委員会から出向中)
水谷悠心(34)…警衛庁 警務隊 規律統制委員会 委員長 2等士官
椎津愛虎(28)…警衛庁 警務隊 規律統制委員会 管理官 3等士官
大林隆陽(54)…国家機関厳正委員会 委員長
翠谷敦也(30)…国家機関厳正委員会 統括官
在暁舜也(28)…国家機関厳正委員会 統括官補佐
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「この度は誠に申し訳ありませんでした」
「頼みますよ。これ以上また何かあった場合、隊員の指導項目の更新書を請求させて頂きます」
そう言うと東部地区警務中隊 域内巡回 統括官の大村はそのまま中隊長室を後にした。
「大村くんもかなり、怒ってたな」
そう言うと寺淵は軽く足を組みながら笑った。
「申し訳ありません。」
千景は寺淵に向け軽く頭を下げた。
「いや、いいよ。いいよ。気になるのも無理では無いと思う。駐屯地内に収容所。前代未聞だもんな」
「そ、そうですね」
「とりあえず、まぁ対象の隊員、えーっと誰だっけ?」
「成濱 2士と赤眞2士です」
「そうそう。その2人には厳重注意という形でやっといてくれ。わかったか?」
「はい」
「にしてもどう思う?」
「え?」
「警務隊のトップ1、2が委員会から来てる出向組だろ?流石に委員会の思うがままの人事って言うか、」
「ま、まーそうですよね。私もそう思います。」
「そうか?ほら、新城っていう男いたろ?」
「今は確か公安科で科長をしてますね。」
「てっきりあの人が警務隊で上り詰めるんかと思ってたからさ。じゃあまさかの委員会にうつって、今は公安だろ?畑違いにも程があるよな」
「そ、そうですね」
「ま、今回のことはそこまで重要視してない。それが中隊長伝達事項だ。」
「ありがとうございます」
そう言うと千景は一礼しそのままその場を後にした。
小隊事務室に戻ると千景は赤眞と成濱、
澤田を小隊長室に呼び出した。
「さっき、中隊長から中隊長伝達事項を貰った。今回の件は重要視してないと。厳重注意で済ませるようにと言われた」
「すいません。俺の指導不足でした」
澤田はその場で軽く頭を下げた。
「指導不足か。まぁいい。それより2人はどう思ってる?」
「はい。自分の勝手な判断だけで動いてしまいました。申し訳ありませんでした」
成濱が頭を下げると千景は軽く咳払いをした。
「それでどうだった?収容所の中は?何か見えたか?」
「え?」
赤眞が聞き返すと千景は赤眞を軽く睨んだ。
「だから、何かわかったかって?上は何も教えてくれないんだよ。何も情報が降りてこない。だから気になって仕方が無いんだ。どうだった?何かわかったか?」
「手錠をかけられた人が数名。中は薄暗かったので詳細は分かりませんでしたが、旧 車両整備工場が使われていました。」
「あそこかー」
そう言うと千景は駐屯地内の地図を広げた。
「まだ談話室にいるんだよな?例の団体は」
「はい。そのようです。今、前原と芦澤に対応させてます」
澤田が言うと千景は軽く頷いた。
「なら、帰るように説得するよう伝えてくれ。いつまでもこの駐屯地に居座られるのは迷惑だ。」
「わかりました」
「それと、赤眞、成濱。君たち2人には域内巡回の動向監視を極秘で頼みたい。通常、薬物となれば我々の捜査が必要となってくる。すぐ動けるためにも欠かさず随時報告してくれ。」
「わかりました」
赤眞が言うと千景は軽く頷いた。
「それと、次見つかればそれなりの処分が君たちにも俺にも下ることは目に見えてる。それは避けたい。そのためにも、次は見つからないようにやってくれ」
「わかりました」
赤眞の言葉に成濱は軽く目をやった。
「その、我々だけでは見つかる場合が高いかと。何か、その、」
成濱の言葉に千景は軽く笑った。
「まぁ心配になるのはわかるよ。そう言われると思って手は打ってある。小隊から何人か使っていい。今だとこの5人が何も担当案件は無い状態だ。だからこいつらは自由に使ってやってくれ」
そう言うと千景は刑事第1小隊の隊員リストを机の上に出した。
「失礼します」
そう言いリストを受け取ると成濱は横にいた赤眞に渡した。
「じゃあもういいよ」
千景が言うと2人は一礼し部屋を後にした。
「どうする?使えって言われても俺ら1番下っ端だし、そのお願いしますって言ってついてくるかな」
成濱が言うと赤眞はリストを丸めポケットに入れた。
「誰も使わん。俺らだけでやる。」
「俺らだけでやる?どうやって?」
「数少ない同期を使って、何とかやるって事しかねーだろ?」
「市ヶ谷に配属された同期なんていたっけか?」
「いねーな。思い出したら」
「なんだよ。そしたらなんもできねーじゃん。」
「域内巡回小隊の何人かを味方に回すしか無さそうだよな。やっぱり」
「どうやって?そんなの無理ゲーに近いだろ?」
そう言いながら成濱は周りを歩いていた隊員に目をやり少し声のトーンを下げた。
「俺らみたいな感じで研修士の奴がいなかったか?」
「まぁー居ないことは無いだろうな。けど階級とか歴とか一緒とは限んねーし。」
「研修士なんて、警務について何も分かってない。そうだろ?」
そう言うと赤眞は自分の制服につけてある部隊章に目をやった。
「俺らがつけてるこの部隊章って中隊ごとだろ?小隊事に分かれてないよな?」
「まぁそうだと思う。」
「じゃあ俺らが域内巡回の小隊フロアにいても何も不思議では無いという事だろ?」
「お前、大胆だな笑 すげーよ。それ思いつくの」
「そうと決まれば、行くまでだ」
そう言うと赤眞は歩き出した。
域内巡回は警務中隊に所属している小隊で、主に駐屯地週内 週外の巡回を実施し何か異変があれば各専門の科部隊に連絡を入れるという仕組みだ。
小隊は第1~第5まであり、警務中隊が各方面隊本部がある駐屯地にのみあるのに対し、域内巡回小隊は各駐屯地、分屯地、基地に常駐している。
域内巡回小隊の連絡隊舎に入ると赤眞は軽く大声を出した。
それを見てすかさず成濱が止めに入った。
「ちょ、お前急になんだよ」
「うるせーって。俺に付き合えや。」
小声でそう言うと赤眞は成濱の肩を軽く叩いた。
「疲れたよな。いやーさー。収容所だっけ?周りだけで何周すんねんって話じゃね?笑」
そう言いながら赤眞は成濱を連れ非常階段のところに連れて行った。
「お前、急にどうしたんだよ」
成濱が言うと赤眞は成濱の顔を軽く触った。
「顔、強ばってたからさ。お前。そんな怖い顔で隊舎戻るやついねーだろ?休憩か室内勤務のみしか隊舎戻らねーだろ?あーあと、帰る時と来る時か。そんな怖い顔で隊舎戻るやつはいねーっつーの。だから緊張を解してやったんだよ」
「そういう事か。お前のことだからてっきり、頭いかれたんかと思ったよ」
そう言いながら成濱は軽く笑った。
「うるせーよ。とりあえず行くぞ。」
「行くってどこの階に?つか何しに隊舎来たんだよ。俺ら」
「え?そんなの簡単だろ。収容所の鍵を取りに来たんだよ。」
「鍵?」
「バレないようにってなったらもう収容所の中に潜入するしかねーだろ。多分、鍵なら4階にある総務事務室にあると思うんだよな。」
「総務事務室?4階にそんなのあるのか?詳しいな」
「馬鹿か。さっき見たんだよ。ほら、あったろ?全フロアの案内板みたいな」
「あー。」
「そこに突っ込む。このままな。」
「やっぱお前、ぶっ飛んでる。」
「あ?」
「いや、収容所の中に何日もいるんだろ?食料とかどうすんだよ」
「食料?んなもんそーっと収容所から出て食いに行ったらいいんだよ。交代交代でな?」
「んだよ。それ。急に収容所で暴動起きたら?あいつら薬物やってんだぜ?副作用も何もかもわかんねーのに」
「心配すんなよ。その時はその時だろ?お前。大丈夫だって。な?」
そう言いながら赤眞は軽く微笑んだ。
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