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第1部
フェーズ3-6
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今日は帰らなくていいんだ。お風呂を出て、家から持ってきたお気に入りのパジャマを着てベッドに入った。
初めてのお泊まりなのに、私は不思議と落ち着いていた。卒業するまでしないという、例の決め事があるからだろう。
ふかふかのベッドで涼の香りが残る枕に頬をすり寄せると、心地よい安心感に包まれた。このまま眠ってしまいそうになる。
「あの話、聞かせて?」
寝る前に私は聞きたいことがあった。
「あの話?」
「私の両親に挨拶したときに言ってたこと。私の治療をしてるときから今後もずっと守りたいと思ってた、って。それっていつから?」
「まだ憶えてたのか」
涼が苦笑いを浮かべる。
「忘れないよ。ずっと気になってるんだから。ねえ、いつから?」
質問を繰り返すと涼は観念して話し始めた。
「たぶん、外来で診察してたときから」
つまり入院する前だ。
「そんなに前!?」
「はっきりとはわからない。徐々に。検査結果が出揃って、診察室で手術の説明をしたとき、彩の後ろで聞いてたお母さんが泣いてたの気づいてた?」
あのとき、診察室の丸椅子に座る私の後ろで、母はもう一脚用意してもらった椅子に座り、主治医からの説明を一緒に聞いていた。私はずっと前を向いていたけれど、すぐ後ろで時折母が鼻をすする音が聞こえた。娘が手術をすることになり、ショックで泣いていたんだと思う。
「うん、なんとなく」
手術の説明を受けた日なんて、入院する前どころか出会って間もない頃だ。
「なのに本人は気丈にしてて、顔色ひとつ変えずに俺にいろいろ質問なんかして。まだ十七歳で手術なんて怖いだろうに、しっかりしてる、強い子だと思った」
実感がなかったんだ。自分のことのように思えてなかった。だからこそいろいろ聞けたんだと思う。
「それが入院して手術が近づいてくると、本当は怯えてることがわかった。眠れなくて心細い顔しながら、夜中に廊下をうろついてるんだからな。それからだ。安心させたい、守ってやりたいと思うようになったのは。そんなかわいい子が、退院前に俺と離れたくないって泣くんだからたまらない」
自分から訊いておきながら恥ずかしくなってきた。困った、今夜は眠れないかもしれない。
「あと、お前に抱きつかれたとき、肌に馴染む感じだったり匂いだったり、妙にしっくりきたんだ。引き離すの大変だったよ」
なんのことだろう。私の腑に落ちない顔を見て、涼が訊ねた。
「もしかして、憶えてないのか?」
抱きついた? 私から涼に? 入院中にそんな大胆なことをした憶えはない。できるわけがない。そんな気安く触れていい相手ではないことはわかっていた。
「やっぱりな。お前、寝ぼけてたからな。術後の夜中にうなされてたことがあったろ。傷口が痛むのかと思って俺が起こしたら、抱きついてきたじゃないか」
私は絶句した。同室だった人妻と涼がいちゃいちゃしている悪夢を見た晩だ。目が覚めたら目の前に涼がいて、安堵したことはなんとなく憶えている。あのとき、混乱しながら思わず抱きついてしまったの? 全然知らない。憶えてない。
「ごめんね」
今さら謝っても遅い。恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいになる。穴があったら入りたい。
「もういいけどな」
その上屋上で「抱きしめてください」なんてお願いしてしまった。自分から抱きついておいてよく言う。
「屋上でも無理なことお願いしてごめん」
「あれがあったから今こうしてるんだろ」
「そっか、そうだよね」
勇気を出してよかったんだ。患者でしかも未成年の私に、涼が自分から行動を起こすはずはないのだから。
「あのまま私が退院してお別れになってたら、少しは寂しく思ってくれてた?」
「少しどころじゃない」
うれしいことを即答してくれたけど、涼はすでにうとうとしている。
「おやすみ」
手術が怖いと打ち明けた私を励ましてくれたとき、涼の眼差しがとても優しく感じたのは、彼が私の主治医だからだけではなかったんだ。退院直前に屋上で抱きしめてとお願いしたときにキスをしてくれたのも、私を退院させるために仕方なくしたわけではなかったのね。初めて知ることができた彼の本心に、心が温かくなった。私は涼の寝顔にそっと口づけた。
自分の部屋とは違う天井が目の前に広がっていた。そうだ。私、涼の部屋に泊まったんだ。顔だけ横に向けると目の前に涼の寝顔があった。仰向けで寝ている私の胸の膨らみのすぐ下に涼の腕が回され、脚も絡められている。まるで抱き枕だ。状況を理解したところではっとした。その脚の付け根にあるものが私の太ももに当たってるんですが!
抱きついてるのは涼のほうだ。離れられない。このままでいいのかな。悶々としていると涼も目を覚ました。
「おはよ」
眠そうに挨拶だけするとまた目を閉じて続けた。
「起きたら彩が隣で寝てるのはいいな。さっき一度目が覚めてしばらく寝顔を見てたけど、いつの間にかまた寝てた。お前、全然起きないから」
同じベッドで涼と一緒に寝るなんて、緊張して眠れないかと思ってた。実際には全然そんなことはなかった。不思議なくらい安心しきって朝まで熟睡だった。
「なんか、心地よくて」
今は太ももに当たってるもののせいで全然そんなことないけど。
「俺もだ。すっごい相性よさそう」
相性ってなんの!
「朝の公園でも散歩しようか。帰りに公園前のパン屋でパン買って、朝飯にする?」
「うん。じゃあすぐに着替え……」
起き上がってベッドから出ようとしたら、腕を引っ張られて連れ戻された。
「もう少し」
だから当たって……。涼に抱きしめられ、甘えられている。この人、けっこう朝が弱い気がする。麗子さんとキスしてしまった次の朝も、寝ぼけていたせいで余計なことを言って私にバレた。意外な弱点かもしれない。
初めてのお泊まりなのに、私は不思議と落ち着いていた。卒業するまでしないという、例の決め事があるからだろう。
ふかふかのベッドで涼の香りが残る枕に頬をすり寄せると、心地よい安心感に包まれた。このまま眠ってしまいそうになる。
「あの話、聞かせて?」
寝る前に私は聞きたいことがあった。
「あの話?」
「私の両親に挨拶したときに言ってたこと。私の治療をしてるときから今後もずっと守りたいと思ってた、って。それっていつから?」
「まだ憶えてたのか」
涼が苦笑いを浮かべる。
「忘れないよ。ずっと気になってるんだから。ねえ、いつから?」
質問を繰り返すと涼は観念して話し始めた。
「たぶん、外来で診察してたときから」
つまり入院する前だ。
「そんなに前!?」
「はっきりとはわからない。徐々に。検査結果が出揃って、診察室で手術の説明をしたとき、彩の後ろで聞いてたお母さんが泣いてたの気づいてた?」
あのとき、診察室の丸椅子に座る私の後ろで、母はもう一脚用意してもらった椅子に座り、主治医からの説明を一緒に聞いていた。私はずっと前を向いていたけれど、すぐ後ろで時折母が鼻をすする音が聞こえた。娘が手術をすることになり、ショックで泣いていたんだと思う。
「うん、なんとなく」
手術の説明を受けた日なんて、入院する前どころか出会って間もない頃だ。
「なのに本人は気丈にしてて、顔色ひとつ変えずに俺にいろいろ質問なんかして。まだ十七歳で手術なんて怖いだろうに、しっかりしてる、強い子だと思った」
実感がなかったんだ。自分のことのように思えてなかった。だからこそいろいろ聞けたんだと思う。
「それが入院して手術が近づいてくると、本当は怯えてることがわかった。眠れなくて心細い顔しながら、夜中に廊下をうろついてるんだからな。それからだ。安心させたい、守ってやりたいと思うようになったのは。そんなかわいい子が、退院前に俺と離れたくないって泣くんだからたまらない」
自分から訊いておきながら恥ずかしくなってきた。困った、今夜は眠れないかもしれない。
「あと、お前に抱きつかれたとき、肌に馴染む感じだったり匂いだったり、妙にしっくりきたんだ。引き離すの大変だったよ」
なんのことだろう。私の腑に落ちない顔を見て、涼が訊ねた。
「もしかして、憶えてないのか?」
抱きついた? 私から涼に? 入院中にそんな大胆なことをした憶えはない。できるわけがない。そんな気安く触れていい相手ではないことはわかっていた。
「やっぱりな。お前、寝ぼけてたからな。術後の夜中にうなされてたことがあったろ。傷口が痛むのかと思って俺が起こしたら、抱きついてきたじゃないか」
私は絶句した。同室だった人妻と涼がいちゃいちゃしている悪夢を見た晩だ。目が覚めたら目の前に涼がいて、安堵したことはなんとなく憶えている。あのとき、混乱しながら思わず抱きついてしまったの? 全然知らない。憶えてない。
「ごめんね」
今さら謝っても遅い。恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいになる。穴があったら入りたい。
「もういいけどな」
その上屋上で「抱きしめてください」なんてお願いしてしまった。自分から抱きついておいてよく言う。
「屋上でも無理なことお願いしてごめん」
「あれがあったから今こうしてるんだろ」
「そっか、そうだよね」
勇気を出してよかったんだ。患者でしかも未成年の私に、涼が自分から行動を起こすはずはないのだから。
「あのまま私が退院してお別れになってたら、少しは寂しく思ってくれてた?」
「少しどころじゃない」
うれしいことを即答してくれたけど、涼はすでにうとうとしている。
「おやすみ」
手術が怖いと打ち明けた私を励ましてくれたとき、涼の眼差しがとても優しく感じたのは、彼が私の主治医だからだけではなかったんだ。退院直前に屋上で抱きしめてとお願いしたときにキスをしてくれたのも、私を退院させるために仕方なくしたわけではなかったのね。初めて知ることができた彼の本心に、心が温かくなった。私は涼の寝顔にそっと口づけた。
自分の部屋とは違う天井が目の前に広がっていた。そうだ。私、涼の部屋に泊まったんだ。顔だけ横に向けると目の前に涼の寝顔があった。仰向けで寝ている私の胸の膨らみのすぐ下に涼の腕が回され、脚も絡められている。まるで抱き枕だ。状況を理解したところではっとした。その脚の付け根にあるものが私の太ももに当たってるんですが!
抱きついてるのは涼のほうだ。離れられない。このままでいいのかな。悶々としていると涼も目を覚ました。
「おはよ」
眠そうに挨拶だけするとまた目を閉じて続けた。
「起きたら彩が隣で寝てるのはいいな。さっき一度目が覚めてしばらく寝顔を見てたけど、いつの間にかまた寝てた。お前、全然起きないから」
同じベッドで涼と一緒に寝るなんて、緊張して眠れないかと思ってた。実際には全然そんなことはなかった。不思議なくらい安心しきって朝まで熟睡だった。
「なんか、心地よくて」
今は太ももに当たってるもののせいで全然そんなことないけど。
「俺もだ。すっごい相性よさそう」
相性ってなんの!
「朝の公園でも散歩しようか。帰りに公園前のパン屋でパン買って、朝飯にする?」
「うん。じゃあすぐに着替え……」
起き上がってベッドから出ようとしたら、腕を引っ張られて連れ戻された。
「もう少し」
だから当たって……。涼に抱きしめられ、甘えられている。この人、けっこう朝が弱い気がする。麗子さんとキスしてしまった次の朝も、寝ぼけていたせいで余計なことを言って私にバレた。意外な弱点かもしれない。
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