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欲望の怨嗟
side02 証明できない殺人
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あれから1週間、僕は少し水分量多めの米なら固形物として口にすることができるようになっていた。胃もある程度強くなったのかはわからないが、戻すことも少なっていた。
そんな僕は、紀里谷花音と共に過ごす昼休みと放課後以外は基本的に一人で過ごしている。少しファンタジー色が混じった作品のように、授業範囲を超えて勉強のできる人は出席さえすればいい、などという都合のいいルールでもあれば僕は教室にいなくてよくなるのだが、現実はそんなに甘くない。
おかげで、教室内で一人読書をする僕は浮いている存在だろう。だが、いじめを受けているわけではない。まあ、誰にも認知されていないのはそういうことなのではと思われるかもしれないが、なにも干渉してこないならそれでいい。
僕の理想とするクラスメイトとの関係性は、卒業して次の日にはそんな人いたなとなるレベルに影の薄い関係性だ。もう、それを実現することは絶対にできない人物もいるのだが、ノーカウントとしよう。
そんな僕の一番の敵はノート提出を求めてくる教員だ。つまらない授業をするくせにノートをとれと、拷問でもしたいのだろうか?
そもそも、色分けている暇があるのなら、その時間を覚える時間にでも使えるだろうに。綺麗さよりも、授業の質を優先したらどうだろうか?
まあ、みんながそうしているし、こんなつまらないことで留年するのも嫌だから仕方ない。
どうせ試験というものも大したものではないはずだ。それまでの授業でやったことしかやらないというし、この中の全員が解けるような問題ばかりらしい。
僕が間違える理由などない。
そんな感じで過ごしていると、ある休み時間に声をかけられる。
「なあ―――」
「……君は、隣のクラスの出席番号3番の『板倉芙美』だね?」
「なんだ?あたしのこと知ってるのか?」
「知らないよ。ただ僕は入学式の個人名点呼の時にすべて覚えた」
「へぇ……あれ?あなたのクラスの位置だと、私たちのクラスは後ろのはずだけど?」
「誰が君の顔を覚えたと言ったんだい?声だよ。君のその声と入学式の時に該当する声で返事をした時の名前がそれだっただけだ」
「……」
顔を見なくてもわかる。彼女は絶句しているのだろう。だが、僕には興味のないこと―――読書の邪魔だからさっさと失せてほしいものだ。
そう思っていると。彼女は思い出したかのように用件を話し始めた。
「そうだ―――あんた、花音とどういう関係なんだ?」
「紀里谷花音の友人かい?―――本当に彼女に友人がいたとは……」
「あんた、人を馬鹿にしてるのか?」
「僕にそんなつもりはない。だが、彼女はどちらかといえば内向的だろう?友人なのにそんなこともわからないのかい?」
僕がそう言うと、彼女はわなわなと怒りをあらわにしたようなしぐさを見せる。本当のことを言われて怒るのなら僕にかかわらなければいいだけのことだ。
それでも話しかけてこようとするのは、僕には理解しがたい行動でもある。それか、本当に大事な話なのか。しかし、こんな変哲のない彼女がそこまでの話題を持っているとも思えない。
「あんたは……もういい。質問に答えてくれ」
「なぜ君に答える必要がある?君の許しがないと彼女とともにいることも許されないのかい?」
「っ!?」
パァン!
なぜか僕は頬を打ち抜かれた。
さすがの状況にクラス全員の視線が集まる。僕も突然の出来事に硬直することしかできなかった。
「な、なにしてるの!?」
そうしていると所用で席を外していた紀里谷花音が戻ってきた。
教室に入って、一番最初に見た光景を前に彼女は声を出してしまっているようだった。
「花音……」
「ねえ、芙美―――零蘭君になにしてるの?」
「わ、私は……」
「今叩いてたよね?暴力はダメだって、前にも言ったよね?」
「でも……」
「でも、じゃないよ。前にも言ったでしょ?零蘭君は友達だって」
僕でも見たことない紀里谷花音の剣幕に板倉芙美は押されていた。僕のことを責めていたとは思えないほどに彼女は小さな声で話していた。
僕にしていたように叫べばいいじゃないか。なぜそうしない?
「で、でも―――花音だって嫌な思いしてきたじゃん?」
「そりゃ、そうだけど……だからって芙美に交友関係を縛られるいわれはないよ。幼馴染だし、これからも仲良くしたいけど、これじゃあ―――」
紀里谷花音はまだ言いたいことがあるみたいだったが、そこでチャイムが鳴った。
さすがに授業に遅れるわけにはいかないので、板倉芙美は自身のクラスへと帰っていく。
彼女が姿を消したのを確認した後、紀里谷花音は僕に話しかけてきた。
「ごめんね―――芙美、悪い人じゃないから……」
「よくわからないが、幼馴染というもの―――君にとっては大事にしなくてはならないものなのだろう?」
「そう、だね。そんな大仰なものじゃないけど―――でも、まだ中学生の頃のこと気にしてるんだ」
「それ、僕は聞いたほうがいいのかい?」
「ううん、別にどっちでもいいかな。もうかかわることもないし、わざわざ思い出さなきゃいけないことじゃないし」
「そうか、なら僕が聞くことはないな。君とはシュピーゲルの作品について語り合っているほうが楽しい」
「そ、そう……それなら、うれしい―――かな?」
僕の言葉に彼女は曖昧に答える。そのあいまいさはどこから来るものかはわからないが、彼女も僕との作品の会話を楽しいと思ってくれているのならいいことだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ある日の夜―――
「はぁ……はぁ……」
男が息を切らしながら必死に走っていた。
体力もそろそろ限界を迎え、走ることすら辛くなっていた彼は少し休憩と近くの電柱に背を預けた。
「なんなんだよ……なんなんだよ、あれ……っ!」
その声は恐怖に満ちており、状況から何かから逃げているのは明らかだった。
しかし、彼の視界にはそれらしき影はいない。もう撒けたのかと考え一息つくのだが、現実はそう甘くない。
「逃げ切れると思ったか?」
「ひっ!?な、なんなんだよ!俺が、俺がなにしたっていうんだ!」
「なにをした?忘れたとは言わせない。一人の女の子を泣かせたこと―――男として最低の行為を忘れたとは!」
「女……?まさかお前、神代か!?」
「裁きを受けろ!」
「ぐっ!?」
現れた人影が手をかざした瞬間、追いかけられていた男は胸のあたりを押さえながらうめき声をあげて倒れた。
翌日発見された彼は、変わり果てた―――つまり死体で発見された。
その死体は、どこにも外傷がないというのに、心臓だけがつぶれていたのだった。
そんな僕は、紀里谷花音と共に過ごす昼休みと放課後以外は基本的に一人で過ごしている。少しファンタジー色が混じった作品のように、授業範囲を超えて勉強のできる人は出席さえすればいい、などという都合のいいルールでもあれば僕は教室にいなくてよくなるのだが、現実はそんなに甘くない。
おかげで、教室内で一人読書をする僕は浮いている存在だろう。だが、いじめを受けているわけではない。まあ、誰にも認知されていないのはそういうことなのではと思われるかもしれないが、なにも干渉してこないならそれでいい。
僕の理想とするクラスメイトとの関係性は、卒業して次の日にはそんな人いたなとなるレベルに影の薄い関係性だ。もう、それを実現することは絶対にできない人物もいるのだが、ノーカウントとしよう。
そんな僕の一番の敵はノート提出を求めてくる教員だ。つまらない授業をするくせにノートをとれと、拷問でもしたいのだろうか?
そもそも、色分けている暇があるのなら、その時間を覚える時間にでも使えるだろうに。綺麗さよりも、授業の質を優先したらどうだろうか?
まあ、みんながそうしているし、こんなつまらないことで留年するのも嫌だから仕方ない。
どうせ試験というものも大したものではないはずだ。それまでの授業でやったことしかやらないというし、この中の全員が解けるような問題ばかりらしい。
僕が間違える理由などない。
そんな感じで過ごしていると、ある休み時間に声をかけられる。
「なあ―――」
「……君は、隣のクラスの出席番号3番の『板倉芙美』だね?」
「なんだ?あたしのこと知ってるのか?」
「知らないよ。ただ僕は入学式の個人名点呼の時にすべて覚えた」
「へぇ……あれ?あなたのクラスの位置だと、私たちのクラスは後ろのはずだけど?」
「誰が君の顔を覚えたと言ったんだい?声だよ。君のその声と入学式の時に該当する声で返事をした時の名前がそれだっただけだ」
「……」
顔を見なくてもわかる。彼女は絶句しているのだろう。だが、僕には興味のないこと―――読書の邪魔だからさっさと失せてほしいものだ。
そう思っていると。彼女は思い出したかのように用件を話し始めた。
「そうだ―――あんた、花音とどういう関係なんだ?」
「紀里谷花音の友人かい?―――本当に彼女に友人がいたとは……」
「あんた、人を馬鹿にしてるのか?」
「僕にそんなつもりはない。だが、彼女はどちらかといえば内向的だろう?友人なのにそんなこともわからないのかい?」
僕がそう言うと、彼女はわなわなと怒りをあらわにしたようなしぐさを見せる。本当のことを言われて怒るのなら僕にかかわらなければいいだけのことだ。
それでも話しかけてこようとするのは、僕には理解しがたい行動でもある。それか、本当に大事な話なのか。しかし、こんな変哲のない彼女がそこまでの話題を持っているとも思えない。
「あんたは……もういい。質問に答えてくれ」
「なぜ君に答える必要がある?君の許しがないと彼女とともにいることも許されないのかい?」
「っ!?」
パァン!
なぜか僕は頬を打ち抜かれた。
さすがの状況にクラス全員の視線が集まる。僕も突然の出来事に硬直することしかできなかった。
「な、なにしてるの!?」
そうしていると所用で席を外していた紀里谷花音が戻ってきた。
教室に入って、一番最初に見た光景を前に彼女は声を出してしまっているようだった。
「花音……」
「ねえ、芙美―――零蘭君になにしてるの?」
「わ、私は……」
「今叩いてたよね?暴力はダメだって、前にも言ったよね?」
「でも……」
「でも、じゃないよ。前にも言ったでしょ?零蘭君は友達だって」
僕でも見たことない紀里谷花音の剣幕に板倉芙美は押されていた。僕のことを責めていたとは思えないほどに彼女は小さな声で話していた。
僕にしていたように叫べばいいじゃないか。なぜそうしない?
「で、でも―――花音だって嫌な思いしてきたじゃん?」
「そりゃ、そうだけど……だからって芙美に交友関係を縛られるいわれはないよ。幼馴染だし、これからも仲良くしたいけど、これじゃあ―――」
紀里谷花音はまだ言いたいことがあるみたいだったが、そこでチャイムが鳴った。
さすがに授業に遅れるわけにはいかないので、板倉芙美は自身のクラスへと帰っていく。
彼女が姿を消したのを確認した後、紀里谷花音は僕に話しかけてきた。
「ごめんね―――芙美、悪い人じゃないから……」
「よくわからないが、幼馴染というもの―――君にとっては大事にしなくてはならないものなのだろう?」
「そう、だね。そんな大仰なものじゃないけど―――でも、まだ中学生の頃のこと気にしてるんだ」
「それ、僕は聞いたほうがいいのかい?」
「ううん、別にどっちでもいいかな。もうかかわることもないし、わざわざ思い出さなきゃいけないことじゃないし」
「そうか、なら僕が聞くことはないな。君とはシュピーゲルの作品について語り合っているほうが楽しい」
「そ、そう……それなら、うれしい―――かな?」
僕の言葉に彼女は曖昧に答える。そのあいまいさはどこから来るものかはわからないが、彼女も僕との作品の会話を楽しいと思ってくれているのならいいことだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ある日の夜―――
「はぁ……はぁ……」
男が息を切らしながら必死に走っていた。
体力もそろそろ限界を迎え、走ることすら辛くなっていた彼は少し休憩と近くの電柱に背を預けた。
「なんなんだよ……なんなんだよ、あれ……っ!」
その声は恐怖に満ちており、状況から何かから逃げているのは明らかだった。
しかし、彼の視界にはそれらしき影はいない。もう撒けたのかと考え一息つくのだが、現実はそう甘くない。
「逃げ切れると思ったか?」
「ひっ!?な、なんなんだよ!俺が、俺がなにしたっていうんだ!」
「なにをした?忘れたとは言わせない。一人の女の子を泣かせたこと―――男として最低の行為を忘れたとは!」
「女……?まさかお前、神代か!?」
「裁きを受けろ!」
「ぐっ!?」
現れた人影が手をかざした瞬間、追いかけられていた男は胸のあたりを押さえながらうめき声をあげて倒れた。
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