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欲望の怨嗟
side02 温もり
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昨日の一件から紀里谷花音が話しかけてくることはない。
まあ、簡単に飲み込めるほど強い人物でないことは知っている。それに、人に辛く当たることも慣れていないということも知っている。
それゆえに、話しかけてこないながらも、彼女はこちらをちらちらと見てくる。
図書室にいる間も僕の読んでいる本を見て、どうしても話したそうにしている。
彼女の性格を鑑みれば仕方のないことだが、なんだか少しもどかしい。
ここは僕から話しかけるべきだろうか?
そう思い、僕は席を立った。
「やあ、参考までに君の感想を聞きたいのだけれど、いいかな?」
「っ……う、うん!そ、その本はね―――!」
「図書室ではお静かにー!」
少し興奮気味にしゃべろうとした彼女に水が差される。
ただ、騒いでしまった僕たちが悪い。仕方なく本を返して、図書室を後にする。
その場を離れ、廊下で一緒に歩いていると彼女が口を開いた。
「その……昨日はごめんね」
「気にすることじゃなない。僕も少し熱くなりすぎた」
「私も、感情的すぎたよ……」
「いいや、僕の方こそ」
「私だって……」
そんなやり取りを何度か続けたころ、僕たちは目を見合わせる。
「「ぷっ!」」
思いっきり吹き出した。
二人して、同じようなやり取りをしあっていることがなんだかおもしろく思えてしまった。
「ふふ、やっぱり零蘭君は面白いや」
「君は友達がいないのかい?いつも僕と一緒にいるね」
「いいもん!私には、零蘭君も芙美もいるし。ほかに友達なんて……」
「気にしてるじゃないか」
「だ、だって……化粧とかわかんないし―――みんなキラキラしてて話しかけづらくて」
「そういうのは度胸だよ。小さいことばっかり気にしてたら窮屈だろう?」
「そうだけど……」
陰鬱そうに彼女はうつむく。さっきの理由もありそうだが、根本的に彼女と気が合わなそうというのが一番の本音のようだ。ただ、優しく、気の弱い彼女はそこまで言えない。
そういえば―――
「君たちの過去について調べた」
「調べたって……」
「僕がなにも知らない状態で言うのは、少しアンフェアかと思ってね。ただ、事実を知るのは簡単だった。地元紙や、ネットで少しさかのぼるだけで簡単に情報が見つかった。なんでも、学校側の対応の悪さで大炎上したらしいからね」
「私―――ほとんど覚えてない……」
まあ、そうだろう。情報を統合してみるに、彼女はマスコミに相当執着されていたみたいだから。落ち込んでいたこともあって、脳が無意識的に忘れようとしてしまったのだろう。
「板倉芙美の怒りは少し理解するべきものがあった。僕が受けていた仕打ちに比べるまでもないが、それだけのいじめを受けていたと認めよう」
「零蘭君が受けた仕打ち……?」
「それは今はいい。僕の認識以上に、彼女の怒りを正当化させてしまう出来事が多すぎる。だからこそ、僕の発言は不用意だった。謝意はあるが、今は僕は彼女と話すべきではないだろう」
「どうして……」
「彼女はまだ僕との扱いに困っているはずだ。まあ、その原因ははっきり言えば、君だ」
「わ、私!?」
突然自分のせいだと言われても、彼女は困るだろう。しかし、これまでに僕が集めた情報では、彼女が原因と言わざるを得ない。
「板倉芙美や神代雄真の行動理念の真ん中には、必ず君がいた。いじめられている君を助けようと、純粋な正義感や憐れみが大きな要因だ、だからこそ、板倉芙美にとって、今の状況は芳しくない。自分が守ろうと思ってきた人物が、ほかの男と一緒にいようとしている。物語で言うのなら、『寝取られ』というものだろうな」
「なんか、ニュアンスが少し違うような……?で、でも―――芙美は芙美なりに……」
「そう、彼女は彼女なりに考えている。だが、そこまで知恵が回るタイプでもない。そうなると、僕との会話ができない状態になる。だからこそ、僕は彼女と距離をとろう。これ以上、関係を悪化させるべきではないだろうね」
「……零蘭君がそう言うなら、仕方ないね。でも、いつかは仲良くしてね。芙美は私の大事な友達だから」
友達、か。
やはり彼女を見ていると、友人とはたくさん持つべきなのではないかと思ってしまう。無論、紀里谷花音の周りにそういったものが多いとは言えない。だが、それだけ自分を満たせる存在―――それは多いほうがいいのではないのだろうか。
釈然としない考えがありながらも、僕たちは校舎裏へと向かっていく。
図書室からは階を降りる必要があるので、階段を下りていたのだが―――
「あっ……」
彼女が素っ頓狂な声を上げてつまずいてしまった。
階段でそんなことになれば、危険の一言では済まない。彼女は僕のように傷一つなく済ませられるようなことはできない。なら、僕が取る行動は一つだけ。
そういうわけで、僕はとっさに彼女の前に回り込んで、体で倒れこむ彼女の体を受け止めた。
思いのほか、体にかかった体重は軽く、簡単に支えられてしまう。
だが、軽いとかそう言った感情より先に、僕の思ったことが言葉になってしまう。
「温かい……」
「ありが……へっ!?ち、ちょっと!?」
「これが、人の温もり……彼の言う通り、安らぎなのかな」
「ちょっ、零蘭君!?な、なに言って……!」
僕はあまりの感情に彼女を抱きとめていた手を少しだけ強めてしまう、無意識下であったがために、本当に彼女を求めているような気がする。
そんな僕の抱擁に、紀里谷花音は段々と抵抗の意思を失っていく。結局彼女も、僕の抱擁に返すようにして抱き返してくれた。
「もう……零蘭君、これでいい?」
「ああ、すごく温かい―――なんだか、心が休まるよ」
「ふふ、ちょっと恥ずかしいけど、こんな時間もいいかな?でも、もう解放してほしいかな」
「どうして……?」
「もうだれかにみられそうで……」
「……わかった。もうやめよう」
「……でも、二人きりの時なら私は……」
「そこまで気にする必要はない。僕もそこまで君に迷惑をかけるつもりはない」
「迷惑ってわけじゃ……」
紀里谷花音は何かを言っていたが、さっさと校舎裏に向かっていく。立ち止まる理由がないのなら、すぐにでもそこに向かいたい。本来は、本の感想を共有するために向かっていたのだからね。
紀里谷花音―――やはり、君が傍にいると、僕はなんだか幸せだ。
まあ、簡単に飲み込めるほど強い人物でないことは知っている。それに、人に辛く当たることも慣れていないということも知っている。
それゆえに、話しかけてこないながらも、彼女はこちらをちらちらと見てくる。
図書室にいる間も僕の読んでいる本を見て、どうしても話したそうにしている。
彼女の性格を鑑みれば仕方のないことだが、なんだか少しもどかしい。
ここは僕から話しかけるべきだろうか?
そう思い、僕は席を立った。
「やあ、参考までに君の感想を聞きたいのだけれど、いいかな?」
「っ……う、うん!そ、その本はね―――!」
「図書室ではお静かにー!」
少し興奮気味にしゃべろうとした彼女に水が差される。
ただ、騒いでしまった僕たちが悪い。仕方なく本を返して、図書室を後にする。
その場を離れ、廊下で一緒に歩いていると彼女が口を開いた。
「その……昨日はごめんね」
「気にすることじゃなない。僕も少し熱くなりすぎた」
「私も、感情的すぎたよ……」
「いいや、僕の方こそ」
「私だって……」
そんなやり取りを何度か続けたころ、僕たちは目を見合わせる。
「「ぷっ!」」
思いっきり吹き出した。
二人して、同じようなやり取りをしあっていることがなんだかおもしろく思えてしまった。
「ふふ、やっぱり零蘭君は面白いや」
「君は友達がいないのかい?いつも僕と一緒にいるね」
「いいもん!私には、零蘭君も芙美もいるし。ほかに友達なんて……」
「気にしてるじゃないか」
「だ、だって……化粧とかわかんないし―――みんなキラキラしてて話しかけづらくて」
「そういうのは度胸だよ。小さいことばっかり気にしてたら窮屈だろう?」
「そうだけど……」
陰鬱そうに彼女はうつむく。さっきの理由もありそうだが、根本的に彼女と気が合わなそうというのが一番の本音のようだ。ただ、優しく、気の弱い彼女はそこまで言えない。
そういえば―――
「君たちの過去について調べた」
「調べたって……」
「僕がなにも知らない状態で言うのは、少しアンフェアかと思ってね。ただ、事実を知るのは簡単だった。地元紙や、ネットで少しさかのぼるだけで簡単に情報が見つかった。なんでも、学校側の対応の悪さで大炎上したらしいからね」
「私―――ほとんど覚えてない……」
まあ、そうだろう。情報を統合してみるに、彼女はマスコミに相当執着されていたみたいだから。落ち込んでいたこともあって、脳が無意識的に忘れようとしてしまったのだろう。
「板倉芙美の怒りは少し理解するべきものがあった。僕が受けていた仕打ちに比べるまでもないが、それだけのいじめを受けていたと認めよう」
「零蘭君が受けた仕打ち……?」
「それは今はいい。僕の認識以上に、彼女の怒りを正当化させてしまう出来事が多すぎる。だからこそ、僕の発言は不用意だった。謝意はあるが、今は僕は彼女と話すべきではないだろう」
「どうして……」
「彼女はまだ僕との扱いに困っているはずだ。まあ、その原因ははっきり言えば、君だ」
「わ、私!?」
突然自分のせいだと言われても、彼女は困るだろう。しかし、これまでに僕が集めた情報では、彼女が原因と言わざるを得ない。
「板倉芙美や神代雄真の行動理念の真ん中には、必ず君がいた。いじめられている君を助けようと、純粋な正義感や憐れみが大きな要因だ、だからこそ、板倉芙美にとって、今の状況は芳しくない。自分が守ろうと思ってきた人物が、ほかの男と一緒にいようとしている。物語で言うのなら、『寝取られ』というものだろうな」
「なんか、ニュアンスが少し違うような……?で、でも―――芙美は芙美なりに……」
「そう、彼女は彼女なりに考えている。だが、そこまで知恵が回るタイプでもない。そうなると、僕との会話ができない状態になる。だからこそ、僕は彼女と距離をとろう。これ以上、関係を悪化させるべきではないだろうね」
「……零蘭君がそう言うなら、仕方ないね。でも、いつかは仲良くしてね。芙美は私の大事な友達だから」
友達、か。
やはり彼女を見ていると、友人とはたくさん持つべきなのではないかと思ってしまう。無論、紀里谷花音の周りにそういったものが多いとは言えない。だが、それだけ自分を満たせる存在―――それは多いほうがいいのではないのだろうか。
釈然としない考えがありながらも、僕たちは校舎裏へと向かっていく。
図書室からは階を降りる必要があるので、階段を下りていたのだが―――
「あっ……」
彼女が素っ頓狂な声を上げてつまずいてしまった。
階段でそんなことになれば、危険の一言では済まない。彼女は僕のように傷一つなく済ませられるようなことはできない。なら、僕が取る行動は一つだけ。
そういうわけで、僕はとっさに彼女の前に回り込んで、体で倒れこむ彼女の体を受け止めた。
思いのほか、体にかかった体重は軽く、簡単に支えられてしまう。
だが、軽いとかそう言った感情より先に、僕の思ったことが言葉になってしまう。
「温かい……」
「ありが……へっ!?ち、ちょっと!?」
「これが、人の温もり……彼の言う通り、安らぎなのかな」
「ちょっ、零蘭君!?な、なに言って……!」
僕はあまりの感情に彼女を抱きとめていた手を少しだけ強めてしまう、無意識下であったがために、本当に彼女を求めているような気がする。
そんな僕の抱擁に、紀里谷花音は段々と抵抗の意思を失っていく。結局彼女も、僕の抱擁に返すようにして抱き返してくれた。
「もう……零蘭君、これでいい?」
「ああ、すごく温かい―――なんだか、心が休まるよ」
「ふふ、ちょっと恥ずかしいけど、こんな時間もいいかな?でも、もう解放してほしいかな」
「どうして……?」
「もうだれかにみられそうで……」
「……わかった。もうやめよう」
「……でも、二人きりの時なら私は……」
「そこまで気にする必要はない。僕もそこまで君に迷惑をかけるつもりはない」
「迷惑ってわけじゃ……」
紀里谷花音は何かを言っていたが、さっさと校舎裏に向かっていく。立ち止まる理由がないのなら、すぐにでもそこに向かいたい。本来は、本の感想を共有するために向かっていたのだからね。
紀里谷花音―――やはり、君が傍にいると、僕はなんだか幸せだ。
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