死ぬしかないと思っても

北川 聖

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死ぬしかないと思っても

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死ぬしかないと心が思っても、

健康であれば腹が空き、体が生きようとする。

現実は大多数の人にとって苦難の連続だ。

全てうまく行く人は単に運がいいに過ぎない。

それはその人の努力によるものではなく生まれつきのものなのだ。

だが高貴な家は没落し、金持ちは破産する。人生は誰にとっても綱渡りだ。




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それでもなお自殺しない限り生きていく以外ない。

若いうちは運命は変えられる可能性がある。

だがどうにもならない時が誰にもやってくる。

大怪我や大病をしたり、老化で寝たきりになる日が必ずやってくる。

意識朦朧となり誰でも枯れ木のように死んでいく。

現実とはかように過酷なのだ。
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