夢ではなく本当の死が

北川 聖

文字の大きさ
上 下
1 / 1

夢ではなく本当の死が

しおりを挟む
この世に生きている誰もが一人残らず死ぬ

明日死ぬかもしれないのに1ヶ月先の予定を立てている

それは何故か

死を知らないからだ

目覚めない眠りと言っていい

意識などなく

あっという間に焼かれ骨と灰になる

分かっていますか

本当に分かっていますか

死はあなたの横にいるんですよ

あなたは永遠にいなくなるのですよ

この現実が本当に分かっていますか

夢ではないんですよ
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。


処理中です...