偽りの姿 ===騎士は月光の下で乙女を求める

夢のままで

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20 2人の兄弟子

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ダレンに引き合わされて2人の兄弟子ニースとカールと会った。


ダレンは2人にイーグルを預け屋敷に入っていく。
ダレンが屋敷の中に入ったのを確認してニースが話だした。


「俺はニース。俺がお前より歳は一つ上だ。カールはイーグルと同い年だな。でも、兄弟子になるのだからそこは弟分としてわきまえて欲しい。俺とカールは実は幼馴染みで一緒にダレンさんの弟子にしてもらったんだ。イーグルこれからヨロシクな!」


ニースは爽やかな人だな。優しそう。この人とは上手くやっていけそうだわ。

「俺はカール。お前男の癖に女みたいにナヨってしてるな。うわっ、足が内股になってる!気持ちワリ!」


ハッ...いけない何気にイーフィの気分でいたからウッカリしちゃったわ!気お付けないと!私は男...私は男...
なんとか自分に暗示をかけイーグルを立て直す。


「まあ、その調子じゃ色々教える事がありそうだな。同い年のよしみで世話してやるぜ」


なんか、カール気に入らないわね...カールは結構顔のパーツが整っていて端正な顔をしている。でも、中身が下品そうだ。


カールよりはニースと仲良くした方が良さそう。


「おい!何だよその顔!
俺じゃ信用ないってか?!」


カールにキッと睨まれ考えを読まれたようで居心地悪いなぁ。顔に出さないように気お付けなきゃだね。


「ごめん。そういうわけじゃないよ。アハハ...」


「まあ、いい。これから従者の仕事をおしえるぞ。」


ちょっとスネぎみのカールだが根にもつタイプでは無いようだ。
うん、これならやってけるか。


イーグルとカールの様子を穏やかに眺めていたニースに
「これから仲良くやって行こうぜ!」笑顔でいわれてホッとした。
カールも仲良くやって行く気持ちはあるようで笑顔になっていた。


兄弟子にニースのような人がいてくれて良かったなあ。
2人に習って従者がんばろう!


その日は、夕飯まで従者の仕事を2人から教わった。





ダレンは書斎の窓から裏庭を覗いていた。
3人の様子を観察していたが話の内容がわからなくても最終的に仲良くやっていけそうな雰囲気を感じて胸を撫で下ろした。


イーグルは素直そうな奴だから大丈夫だと思っていたが実際に会わないと息が合うかはわからないので少しは心配していたのだ。


まあ、一つしか歳は違わないがニースは気のきく奴だ。カールはヤンチャだが、あれで気のいい奴だからな。
しかし、カールは中々にモテるようでイーグルに悪い影響がないかは心配だな。
そこは、ニースがフォローしてくれると信じているが...
少し心配か....


ん?....今日、イーグルと会ったばかりなのにものすごく心配してないか?
イーグルは男だ。
過保護にするのは良くないよな。


やっぱり、顔がイーフィにも似てるからか?
はぁ、イーフィに会えなくて寂しい分イーグルで癒されるのはあるが逆にもっと寂しいような。


イーフィは今どこにいるのか。はぁ...
イーフィを思うと仕事に集中できないダレンだった。
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