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勇者候補たちの想い
65.ダイスケの新しい刀
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■パパスの小屋 ~第6次派遣 1日目~
タケルはダイスケを連れて、朝一番にパパスの小屋へ転移してきた。
予定通りなら、ダイスケの刀が出来上がっているはずだ。
「おはよう、待ってたよ。ちゃんと出来てるぜ」
パパスは挨拶もそこそこに、ダイスケへ刀を渡してくれた。
鞘に入った刀は日本刀のように弧を描いて反り返っているようだ。
ダイスケは礼を言って、鞘から刀を抜く。
(綺麗だ!)
抜かれた刀身が、キラキラ光っている。
片歯の刃(やいば)は白く輝いていて、いかにも切れるというのが伝わってくる。
「せっかくだから、聖教石を入れて試してみて良いですか?」
「勿論だ。俺も見てみたいからな」
「柄頭(つかがしら)が外れるように細工してある。強く引けば外れる筈だ」
ダイスケが鞘に戻した剣の柄から、柄頭を引っ張り出した。
出した柄頭には聖教石が挟めるように細い鉄の棒が4本延びていた。
タケルは炎の聖教石を、柄頭にはめ込んで柄に戻した。
サイズもぴったりだ、中で動くことも無い。
「じゃあ、やろうか。ファイアーブレード!」
小屋を出たダイスケは、5メートルほど離れた木の前で鞘から刀を抜いた。
右足を半歩引いて正眼に構える。
数秒目を瞑ってから叫ぶ!
「ファイアーブレード!」
掛け声ともに刀身が炎で1メートル近く伸びた!
地を蹴って、ダイスケは前方へ振りかぶりながら飛び込む。
「リャァッ!」
掛け声と共に、袈裟切りに刀を斜めに振り下ろした!
炎の刃が更に伸びる!
-ブン!-バシュッ!-
空気を切る音と軽い音が連続して聞こえ、目の前の木が切った部分から横に倒れていく!
「おぉー、ダイスケ 良いじゃない!」
振り返ったダイスケは、自慢げに刀を眺めた。
「パパスさん、ありがとうございます。イメージ通りの重さと長さです。炎もイメージ通りでました」
「そうかい、俺が見てても良い魔法剣だったぜ。まぁ、魔力の方は石の力が凄いからだけどな」
「じゃあ、次は風の魔法剣も試さないとね」
タケルは、ダイスケの刀から柄頭を外して風の聖教石に取り替えた。
「風のほうは、まだ練習中なんですよ」
「良いって、何事もトライだから。しっかり、ウィン様に祈りを捧げてね」
頷いたダイスケが、木に向かって今度は右上段に構えている。
右足を少し引いてから、刀を振りかぶった。
「ウリャァ!」
掛け声と共に、刀身が煌きながら風を切る!
-ビュッ! ― バシーン!-
5メートル先の木が爆ぜた!
今度は切るところまで行かなかったようだ。
木の表面が斜めにえぐれたところで止まっている。
「やっぱり、風はまだ駄目みたいです」
「練習だね。俺が皇都に行ってる間にしっかり練習しといてよ。
「了解っす」
「パパスさん、本当にありがとうございました」
「いやぁ、いいってことよ。ロッドの台座も出来ているから渡しとくぜ。木が見つかって取り付け難いようだったら、持って来な。もちろん、自分で取付けても構わねぇ」
タケル達は新しいダイスケの刀とロッドの台座を手に入れて、スタートスへ戻ることにした。
タケルはダイスケを連れて、朝一番にパパスの小屋へ転移してきた。
予定通りなら、ダイスケの刀が出来上がっているはずだ。
「おはよう、待ってたよ。ちゃんと出来てるぜ」
パパスは挨拶もそこそこに、ダイスケへ刀を渡してくれた。
鞘に入った刀は日本刀のように弧を描いて反り返っているようだ。
ダイスケは礼を言って、鞘から刀を抜く。
(綺麗だ!)
抜かれた刀身が、キラキラ光っている。
片歯の刃(やいば)は白く輝いていて、いかにも切れるというのが伝わってくる。
「せっかくだから、聖教石を入れて試してみて良いですか?」
「勿論だ。俺も見てみたいからな」
「柄頭(つかがしら)が外れるように細工してある。強く引けば外れる筈だ」
ダイスケが鞘に戻した剣の柄から、柄頭を引っ張り出した。
出した柄頭には聖教石が挟めるように細い鉄の棒が4本延びていた。
タケルは炎の聖教石を、柄頭にはめ込んで柄に戻した。
サイズもぴったりだ、中で動くことも無い。
「じゃあ、やろうか。ファイアーブレード!」
小屋を出たダイスケは、5メートルほど離れた木の前で鞘から刀を抜いた。
右足を半歩引いて正眼に構える。
数秒目を瞑ってから叫ぶ!
「ファイアーブレード!」
掛け声ともに刀身が炎で1メートル近く伸びた!
地を蹴って、ダイスケは前方へ振りかぶりながら飛び込む。
「リャァッ!」
掛け声と共に、袈裟切りに刀を斜めに振り下ろした!
炎の刃が更に伸びる!
-ブン!-バシュッ!-
空気を切る音と軽い音が連続して聞こえ、目の前の木が切った部分から横に倒れていく!
「おぉー、ダイスケ 良いじゃない!」
振り返ったダイスケは、自慢げに刀を眺めた。
「パパスさん、ありがとうございます。イメージ通りの重さと長さです。炎もイメージ通りでました」
「そうかい、俺が見てても良い魔法剣だったぜ。まぁ、魔力の方は石の力が凄いからだけどな」
「じゃあ、次は風の魔法剣も試さないとね」
タケルは、ダイスケの刀から柄頭を外して風の聖教石に取り替えた。
「風のほうは、まだ練習中なんですよ」
「良いって、何事もトライだから。しっかり、ウィン様に祈りを捧げてね」
頷いたダイスケが、木に向かって今度は右上段に構えている。
右足を少し引いてから、刀を振りかぶった。
「ウリャァ!」
掛け声と共に、刀身が煌きながら風を切る!
-ビュッ! ― バシーン!-
5メートル先の木が爆ぜた!
今度は切るところまで行かなかったようだ。
木の表面が斜めにえぐれたところで止まっている。
「やっぱり、風はまだ駄目みたいです」
「練習だね。俺が皇都に行ってる間にしっかり練習しといてよ。
「了解っす」
「パパスさん、本当にありがとうございました」
「いやぁ、いいってことよ。ロッドの台座も出来ているから渡しとくぜ。木が見つかって取り付け難いようだったら、持って来な。もちろん、自分で取付けても構わねぇ」
タケル達は新しいダイスケの刀とロッドの台座を手に入れて、スタートスへ戻ることにした。
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