106 / 183
派遣勇者の進む道
104.風魔法の本質
しおりを挟む
■東方州都ゲイル 東方大教会
「タケルが風魔法をどんな感じで使ってるのか、とりあえず見せてよ」
風魔法の使い方を教えてくれるといったバトラーはタケルの風魔法を確認したいようだ。
「良いですよ」
タケルはファイアーランスで吹っ飛ばした木の残骸をめがけて右手を伸ばした。
「ウィンド!」
掛け声と共に右手から風が迸り、木の残骸が弾け飛んだ!
「なるほどねぇ。普通には使えるってことね。でも、それだけじゃつまんないわね。タケルはそもそも『風』ってなんだと思ってるの?」
-いきなり哲学的な? いや科学的な質問なんだろうか?
「風ですか? 風は・・・空気が動くってことだと思ってますけど」
「そうよね、私達の周りにある見えないものが動いてるってことよ。だったら、別に自分の体から風を送ってあげる必要は無いでしょ? 殆どの魔法士がタケルと同じように自分の体から風を起こすことしか考えないけど、それじゃあ、つまんないのよ」
バトラーは、タケルと同じように右手を伸ばして軽く左に振った。
タケルが弾き飛ばした木片が、手のひらの動きと同時に左へ吹っ飛んで行く!
同じように右へ、また左へ・・・往復びんたをするように手を振ると風で木が左右に弾き飛ばされていく!
-そうか、風は自分の場所からじゃなくても起こせるんだ!
「バトラーさん、凄いですよ!」
「当たり前じゃない、私は風の大司教なのよ。それにこんなので驚いてちゃダメよ!」
バトラーは右手を下から上に突き上げた。
地面に転がっていた木片がはじける音とともに空高く舞い上がった!
-地面からも風が出せるのか!
だが、まだ終わりではなかった。バトラーは頭上にかざした手を回し出したのだ。
飛んでいた木は、落ちてくる途中でつむじ風、いや小さな竜巻に取り込まれてグルグルと空中で回りだした!
そのうち竜巻の回転が速くなり、砂塵や落ちていた木を巻き込んでどんどん細く高く伸びて行く。
だが、バトラーが右手を下ろした途端に竜巻は消えて、空からいろいろな物が降ってきた。
-凄い、風の魔法はここまで出来るのか!
「どう? 風の魔法は空気を自在に扱う魔法よ。わかりやすいやり方でやって見せたけど、タケルなら他にも使い方を思いつくはずよ。面白い使い方を思いついたら、すぐに私に言いなさいよね」
-確かに自在だ。これならもっと色々出来そうだ!
「ええ、バトラーさん。色々考えてやってみます。本当にありがとうございました」
「そう、タケルの役に立てば嬉しいわ。それで、石の件だけどさ・・・」
「ああ、聖教石ですね。今日は持って来てないんですよ。次に来た時に持ってきます」
「うん、それで良いんだけどさ。小さめで赤い綺麗なヤツにしてよ。」
バトラーは1cmぐらいの大きさを指で示している。
「ええ、いいですけど、そんなに小さくて良いのですか?力が少し弱くなりますよ」
「小さくてもいいの。その代わりできるだけ綺麗なのにしてね。タケルが作るなら大丈夫だと思うけど、見たことないぐらい赤くて透き通ったのでお願いするわ」
-理由は聞かない方がいいだろう、今日は世話になったし頑張って作ろう。
「わかりました、今度来るとき一番綺麗なのを必ず持ってきます」
聖教石なら安い物だ、と言うかタダだ。バトラーから教えてもらった魔法の使い方は俺達の戦い方を更にレベルアップさせるのは確実だろう。
タケルは既にいくつもの使い方をイメージし始めていた。
■東方州都 ゲイル
教会を一旦出たタケル達はコーヘイを連れてゲイルの町へ出た。
ゲイルの町は西方州都のムーアを一回り小さくしたぐらいの大きさだろう。
「タケルさん、何処に行くんですか?」
「ああ、今日の夜はコーヘイとマユミの歓迎会をやるから、酒と食材を仕入れとこうと思って」
「酒ですか・・・」
「あれ?コーヘイは飲まない人だっけ?」
「いえ、好きなほうですけど、教会にいるとあんまり飲めないと言うか、頼み難いと言うか・・・。勇者とはいえ、食べさせてもらってる立場じゃないですか」
「そうだよね、確かにその通りだけど。俺達はお金持ちだから教会に頼まなくても酒ぐらいは買えるんだ」
「お金はどうしたんですか?」
タケルは聖教石を加工して売った事をコーヘイに説明した。
「聖教石って加工できるんですか?俺も最初にもらってますけど・・・、それに売るって・・・誰から教わったんですか?」
「誰かが教えてくれたわけじゃないよ、成り行きだね。でも、これも神の恩恵の一つだと思ってる」
「神の恩恵?」
「そう、俺はこの世界の考え方を結構信じているんだよ。全ては神の恩恵であり、試練であるとね。だから、聖教石が見つかったり、加工できて高く売れたりしているのは、俺達が魔竜討伐に向けて真剣に取り組んでいることに対する神の恩恵だと・・・、そうじゃないとこんなに上手くいかないからね。俺達はこの世界のあらゆるものを利用して魔竜を倒しに行くのが仕事だからさ」
だが、先日の洞窟では大きな痛手を受けている。
恩恵だけでは魔竜討伐はできないのだろう、神は試練によってタケル達の力を引き上げようとしているはずだ。
「やっぱ、タケルさんは凄いっすヨ。そこまで真剣に考えているのは・・・、俺にはそんな発想は全くなかったですからね。真剣に魔竜を倒すつもりでしたけど、与えられた環境でどれだけ剣が強くなるかしか考えてなかったですから・・・、金を稼ぐとか・・・、でも、正しい道だと思いますよ。この世界のあらゆるものを使って勝ちに行く。いいじゃないですか!俺ももう一度、やる気出てきました!」
「そう? それはすばらしい、では今晩の宴会部長はコーヘイにお願いしよう。だけど、一つだけ注意してね」
「何ですか?」
「今のスタートスはハーレムになっているから、勝手に手を出しちゃダメだからね」
「え!? どう言う意味すか?」
タケルはコーヘイに注意しながらも、むしろ自分自身に不安を感じていた。
最近、マリンダとゆっくり話せてないから、今回の遠征中に一度話をしたい。
しかし、一線を越えない範囲で、プラトニックに・・・大丈夫かな?
「タケルが風魔法をどんな感じで使ってるのか、とりあえず見せてよ」
風魔法の使い方を教えてくれるといったバトラーはタケルの風魔法を確認したいようだ。
「良いですよ」
タケルはファイアーランスで吹っ飛ばした木の残骸をめがけて右手を伸ばした。
「ウィンド!」
掛け声と共に右手から風が迸り、木の残骸が弾け飛んだ!
「なるほどねぇ。普通には使えるってことね。でも、それだけじゃつまんないわね。タケルはそもそも『風』ってなんだと思ってるの?」
-いきなり哲学的な? いや科学的な質問なんだろうか?
「風ですか? 風は・・・空気が動くってことだと思ってますけど」
「そうよね、私達の周りにある見えないものが動いてるってことよ。だったら、別に自分の体から風を送ってあげる必要は無いでしょ? 殆どの魔法士がタケルと同じように自分の体から風を起こすことしか考えないけど、それじゃあ、つまんないのよ」
バトラーは、タケルと同じように右手を伸ばして軽く左に振った。
タケルが弾き飛ばした木片が、手のひらの動きと同時に左へ吹っ飛んで行く!
同じように右へ、また左へ・・・往復びんたをするように手を振ると風で木が左右に弾き飛ばされていく!
-そうか、風は自分の場所からじゃなくても起こせるんだ!
「バトラーさん、凄いですよ!」
「当たり前じゃない、私は風の大司教なのよ。それにこんなので驚いてちゃダメよ!」
バトラーは右手を下から上に突き上げた。
地面に転がっていた木片がはじける音とともに空高く舞い上がった!
-地面からも風が出せるのか!
だが、まだ終わりではなかった。バトラーは頭上にかざした手を回し出したのだ。
飛んでいた木は、落ちてくる途中でつむじ風、いや小さな竜巻に取り込まれてグルグルと空中で回りだした!
そのうち竜巻の回転が速くなり、砂塵や落ちていた木を巻き込んでどんどん細く高く伸びて行く。
だが、バトラーが右手を下ろした途端に竜巻は消えて、空からいろいろな物が降ってきた。
-凄い、風の魔法はここまで出来るのか!
「どう? 風の魔法は空気を自在に扱う魔法よ。わかりやすいやり方でやって見せたけど、タケルなら他にも使い方を思いつくはずよ。面白い使い方を思いついたら、すぐに私に言いなさいよね」
-確かに自在だ。これならもっと色々出来そうだ!
「ええ、バトラーさん。色々考えてやってみます。本当にありがとうございました」
「そう、タケルの役に立てば嬉しいわ。それで、石の件だけどさ・・・」
「ああ、聖教石ですね。今日は持って来てないんですよ。次に来た時に持ってきます」
「うん、それで良いんだけどさ。小さめで赤い綺麗なヤツにしてよ。」
バトラーは1cmぐらいの大きさを指で示している。
「ええ、いいですけど、そんなに小さくて良いのですか?力が少し弱くなりますよ」
「小さくてもいいの。その代わりできるだけ綺麗なのにしてね。タケルが作るなら大丈夫だと思うけど、見たことないぐらい赤くて透き通ったのでお願いするわ」
-理由は聞かない方がいいだろう、今日は世話になったし頑張って作ろう。
「わかりました、今度来るとき一番綺麗なのを必ず持ってきます」
聖教石なら安い物だ、と言うかタダだ。バトラーから教えてもらった魔法の使い方は俺達の戦い方を更にレベルアップさせるのは確実だろう。
タケルは既にいくつもの使い方をイメージし始めていた。
■東方州都 ゲイル
教会を一旦出たタケル達はコーヘイを連れてゲイルの町へ出た。
ゲイルの町は西方州都のムーアを一回り小さくしたぐらいの大きさだろう。
「タケルさん、何処に行くんですか?」
「ああ、今日の夜はコーヘイとマユミの歓迎会をやるから、酒と食材を仕入れとこうと思って」
「酒ですか・・・」
「あれ?コーヘイは飲まない人だっけ?」
「いえ、好きなほうですけど、教会にいるとあんまり飲めないと言うか、頼み難いと言うか・・・。勇者とはいえ、食べさせてもらってる立場じゃないですか」
「そうだよね、確かにその通りだけど。俺達はお金持ちだから教会に頼まなくても酒ぐらいは買えるんだ」
「お金はどうしたんですか?」
タケルは聖教石を加工して売った事をコーヘイに説明した。
「聖教石って加工できるんですか?俺も最初にもらってますけど・・・、それに売るって・・・誰から教わったんですか?」
「誰かが教えてくれたわけじゃないよ、成り行きだね。でも、これも神の恩恵の一つだと思ってる」
「神の恩恵?」
「そう、俺はこの世界の考え方を結構信じているんだよ。全ては神の恩恵であり、試練であるとね。だから、聖教石が見つかったり、加工できて高く売れたりしているのは、俺達が魔竜討伐に向けて真剣に取り組んでいることに対する神の恩恵だと・・・、そうじゃないとこんなに上手くいかないからね。俺達はこの世界のあらゆるものを利用して魔竜を倒しに行くのが仕事だからさ」
だが、先日の洞窟では大きな痛手を受けている。
恩恵だけでは魔竜討伐はできないのだろう、神は試練によってタケル達の力を引き上げようとしているはずだ。
「やっぱ、タケルさんは凄いっすヨ。そこまで真剣に考えているのは・・・、俺にはそんな発想は全くなかったですからね。真剣に魔竜を倒すつもりでしたけど、与えられた環境でどれだけ剣が強くなるかしか考えてなかったですから・・・、金を稼ぐとか・・・、でも、正しい道だと思いますよ。この世界のあらゆるものを使って勝ちに行く。いいじゃないですか!俺ももう一度、やる気出てきました!」
「そう? それはすばらしい、では今晩の宴会部長はコーヘイにお願いしよう。だけど、一つだけ注意してね」
「何ですか?」
「今のスタートスはハーレムになっているから、勝手に手を出しちゃダメだからね」
「え!? どう言う意味すか?」
タケルはコーヘイに注意しながらも、むしろ自分自身に不安を感じていた。
最近、マリンダとゆっくり話せてないから、今回の遠征中に一度話をしたい。
しかし、一線を越えない範囲で、プラトニックに・・・大丈夫かな?
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる