157 / 183
派遣勇者の進む道
154.南方州へ
しおりを挟む
■シモーヌ川
~第14次派遣1日目~
今回の派遣にもナカジ―は参加してくれなかったし、タケルのメッセージにも返事は無かった。タケルは少し寂しい思いを抱えながら南の州都バーンを目指す旅に出た。スタートスに着くと同時にコーヘイとリーシャを迎えに行って、6人でムーアの大教会に転移してきた。
レンブラント商会に着くと、レンブラントが旅の支度を整えて待っていてくれたのですぐに馬車に乗り込み、シモーヌ大橋から船に乗り込む。今回の船もチタまで運ぶ荷物をたくさん積んでいるが、タケル達はチタで降りずにそのまま川を南方州に下って行く予定だった。
タケル以外はこの世界で貨物船に乗るのが初めてだったようで、最初は物珍しそうに船や船員の作業を見ていたが、そのうち飽きて思い思いの場所で昼寝をし始めた。船には5時間か以上乗っている予定だったので、タケルも同じように寛ごうと敷皮を広げているとリーシャが横に来た。
「どうしたの? 船は苦手だったりする?」
「苦手? いや、そんなことは無い。こんな大きなものに乗るのは初めてだが問題は無い。それよりも、これからの事を確認しておきたいのだ。お前たちから聞いた話だと、このまま船に乗って行くと南の奴らに止められるのだろう?相手が襲ってきたらどうするつもりなのだ?やはり戦ってはいけないのか?」
リーシャはこの間のムーアの騒動でタケルが相手を殺すなと言ったことが気になっているようだ。
「戦うなとは言わないけど、まずは話し合いだな。相手が襲ってきたら、反撃しても良いけど、出来るだけ殺さないようにしてほしいな。俺は風の魔法で相手を吹き飛ばすつもりにしている」
「そうか、わかった。殺さないようにすれば良いんだな。うん、わかった」
どうも拡大解釈をして、殺さなければ何をしても良いと思ったのかもしれない。
「リーシャ、最初は話し合いね。それを忘れないようにね」
「大丈夫だ。相手が襲ってこない限りは手出しをしない。約束しておく」
多少の心配はまだ残っているが、タケルが言いたいことはちゃんと伝わったようだ。
「しかし、何度聞いても判らないのだが、南の連中は一体何がしたいんだ?」
「それは・・・」
それはタケルにも、教会の人たちにも判っていなかった。なぜ、南方州が州境を閉ざしてしまったのか? そして、教皇はそれに対しては何の対応もとらないのも不思議だった。ある種の内乱だから、本来なら兵を差し向けて鎮圧する話だと思うのだが、今のところは何もしていない。
そう言えば、ブラックモアはその件でムーアの町で話し合いがあると言っていたが・・・
■ムーア西方大教会 司教執務室
オズボーンは大きな執務机に座ったままで、副司教のギレンとスタートスから呼び寄せたブラックモアの二人から報告を聞いていた。
「勇者達はレンブラント商会の手配で船に乗ったようです。異形の者も一緒でした」
「船か・・・、皇都に向かったのか?」
「おそらくはチタから皇都に向かうはずです」
「しかし、スタートスの勇者は転移魔法が使えるのであろうが?」
オズボーンはこの国でも10人ほどしか転移魔法を使えないにもかかわらず、勇者が1カ月と経たないうちに転移魔法を使えると聞いた時は心底驚き、間違いなく本物の勇者であることを確信していた。
「仰せの通りです。なぜ、転移魔法でセントレアに行かないのかが判りません。ひょっとすると、皇都大教会にエルフを連れて行くのが嫌なのかもしれません」
オズボーンにはギレンが言う考えも理解できたが、ムーアが大丈夫でセントレアに転移しない理由としては弱いような気がした。だが、ムーアでいざこざがあったことを気にしているとしたら・・・、確かに皇都に異形の者を連れて行くのは気が引けた可能性はある。
「うむ、引き続き勇者の動きにも目を光らせておけ。それよりも、南方州の問題が先決だ。あいつ等の動きは掴めないままなのか?」
「はい、正式な使者は州境で追い返され、放った密偵はまだ帰ってきておりません」
南方州のやりたいことが未だにオズボーンにも理解できなかった。何の説明も無く州境を閉ざすとは・・・。それに対して教皇も何の動きも起こしていない。一体何を考えているのか? だが、異形の者たちの事もある。このまま放置しておけばドリーミア全体に悪いことが起きるのは確実だ。
「州境にはどのぐらいの武術士が集まっているのだ?」
「街道には10名から20名ぐらいが常駐しております。いつの間にか州境には監視小屋もできておりました」
こちらが知らぬ間に準備を整えていたと言う事か。
「ブラックモアよ、何人ならその州境を抜くことが出来るか?」
「実力は同じぐらいでしょうから、そのままバーンに向かうのであれば倍の人数は必要でしょう」
「よし、ならば50名を率いて南へ向かえ、話して通じぬなら力づくで通るのだ。ギレン、お前も同行しろ」
「私がですか!? 私は戦いではあまりお役に・・・」
「わかっておる。お前は後ろで見ておればよい。怪我人が出た時に治療してやれ。それと、バーンまで行って転移の間を見てくるのだ。使えるようにできれば、そのまま転移魔法でここに戻って来い」
「はあ」
「準備に3日やるから、4日後に出立できるように装備を整えよ。資金はいくら使っても構わぬ」
「猊下、バーンまで行けたとして南の大司教はどうしましょうか?」
「ここへ連れて来い。逆らえば・・・、それなりの対応をとっても構わぬ」
「承知しました」
ギレンとブラックモアは執務室から出て行った。ギレンは自分が行かされるとは思っていなかったようだが、転移の間を使えるようにできるのはあの男しかいない。
南方州への強硬手段は1000年を超える教会の歴史にない大事件になることは確実だった。だが、オズボーンは焦っていたので、時間をかけて解決する道を選らばなかった。南方州が州境を閉ざした事には必ず理由があるはずだ。そして、それは教会とドリーミアの行く末を左右する大きな問題が隠されていると確信していたのだ。
一刻も早く南の大司教の動きを止めねば・・・、そして、この事態に対応できない教皇もこの際排除すべきだろう。
オズボーンは強硬手段を取った後の教会を牛耳るための手順を一人で考え始めた。
~第14次派遣1日目~
今回の派遣にもナカジ―は参加してくれなかったし、タケルのメッセージにも返事は無かった。タケルは少し寂しい思いを抱えながら南の州都バーンを目指す旅に出た。スタートスに着くと同時にコーヘイとリーシャを迎えに行って、6人でムーアの大教会に転移してきた。
レンブラント商会に着くと、レンブラントが旅の支度を整えて待っていてくれたのですぐに馬車に乗り込み、シモーヌ大橋から船に乗り込む。今回の船もチタまで運ぶ荷物をたくさん積んでいるが、タケル達はチタで降りずにそのまま川を南方州に下って行く予定だった。
タケル以外はこの世界で貨物船に乗るのが初めてだったようで、最初は物珍しそうに船や船員の作業を見ていたが、そのうち飽きて思い思いの場所で昼寝をし始めた。船には5時間か以上乗っている予定だったので、タケルも同じように寛ごうと敷皮を広げているとリーシャが横に来た。
「どうしたの? 船は苦手だったりする?」
「苦手? いや、そんなことは無い。こんな大きなものに乗るのは初めてだが問題は無い。それよりも、これからの事を確認しておきたいのだ。お前たちから聞いた話だと、このまま船に乗って行くと南の奴らに止められるのだろう?相手が襲ってきたらどうするつもりなのだ?やはり戦ってはいけないのか?」
リーシャはこの間のムーアの騒動でタケルが相手を殺すなと言ったことが気になっているようだ。
「戦うなとは言わないけど、まずは話し合いだな。相手が襲ってきたら、反撃しても良いけど、出来るだけ殺さないようにしてほしいな。俺は風の魔法で相手を吹き飛ばすつもりにしている」
「そうか、わかった。殺さないようにすれば良いんだな。うん、わかった」
どうも拡大解釈をして、殺さなければ何をしても良いと思ったのかもしれない。
「リーシャ、最初は話し合いね。それを忘れないようにね」
「大丈夫だ。相手が襲ってこない限りは手出しをしない。約束しておく」
多少の心配はまだ残っているが、タケルが言いたいことはちゃんと伝わったようだ。
「しかし、何度聞いても判らないのだが、南の連中は一体何がしたいんだ?」
「それは・・・」
それはタケルにも、教会の人たちにも判っていなかった。なぜ、南方州が州境を閉ざしてしまったのか? そして、教皇はそれに対しては何の対応もとらないのも不思議だった。ある種の内乱だから、本来なら兵を差し向けて鎮圧する話だと思うのだが、今のところは何もしていない。
そう言えば、ブラックモアはその件でムーアの町で話し合いがあると言っていたが・・・
■ムーア西方大教会 司教執務室
オズボーンは大きな執務机に座ったままで、副司教のギレンとスタートスから呼び寄せたブラックモアの二人から報告を聞いていた。
「勇者達はレンブラント商会の手配で船に乗ったようです。異形の者も一緒でした」
「船か・・・、皇都に向かったのか?」
「おそらくはチタから皇都に向かうはずです」
「しかし、スタートスの勇者は転移魔法が使えるのであろうが?」
オズボーンはこの国でも10人ほどしか転移魔法を使えないにもかかわらず、勇者が1カ月と経たないうちに転移魔法を使えると聞いた時は心底驚き、間違いなく本物の勇者であることを確信していた。
「仰せの通りです。なぜ、転移魔法でセントレアに行かないのかが判りません。ひょっとすると、皇都大教会にエルフを連れて行くのが嫌なのかもしれません」
オズボーンにはギレンが言う考えも理解できたが、ムーアが大丈夫でセントレアに転移しない理由としては弱いような気がした。だが、ムーアでいざこざがあったことを気にしているとしたら・・・、確かに皇都に異形の者を連れて行くのは気が引けた可能性はある。
「うむ、引き続き勇者の動きにも目を光らせておけ。それよりも、南方州の問題が先決だ。あいつ等の動きは掴めないままなのか?」
「はい、正式な使者は州境で追い返され、放った密偵はまだ帰ってきておりません」
南方州のやりたいことが未だにオズボーンにも理解できなかった。何の説明も無く州境を閉ざすとは・・・。それに対して教皇も何の動きも起こしていない。一体何を考えているのか? だが、異形の者たちの事もある。このまま放置しておけばドリーミア全体に悪いことが起きるのは確実だ。
「州境にはどのぐらいの武術士が集まっているのだ?」
「街道には10名から20名ぐらいが常駐しております。いつの間にか州境には監視小屋もできておりました」
こちらが知らぬ間に準備を整えていたと言う事か。
「ブラックモアよ、何人ならその州境を抜くことが出来るか?」
「実力は同じぐらいでしょうから、そのままバーンに向かうのであれば倍の人数は必要でしょう」
「よし、ならば50名を率いて南へ向かえ、話して通じぬなら力づくで通るのだ。ギレン、お前も同行しろ」
「私がですか!? 私は戦いではあまりお役に・・・」
「わかっておる。お前は後ろで見ておればよい。怪我人が出た時に治療してやれ。それと、バーンまで行って転移の間を見てくるのだ。使えるようにできれば、そのまま転移魔法でここに戻って来い」
「はあ」
「準備に3日やるから、4日後に出立できるように装備を整えよ。資金はいくら使っても構わぬ」
「猊下、バーンまで行けたとして南の大司教はどうしましょうか?」
「ここへ連れて来い。逆らえば・・・、それなりの対応をとっても構わぬ」
「承知しました」
ギレンとブラックモアは執務室から出て行った。ギレンは自分が行かされるとは思っていなかったようだが、転移の間を使えるようにできるのはあの男しかいない。
南方州への強硬手段は1000年を超える教会の歴史にない大事件になることは確実だった。だが、オズボーンは焦っていたので、時間をかけて解決する道を選らばなかった。南方州が州境を閉ざした事には必ず理由があるはずだ。そして、それは教会とドリーミアの行く末を左右する大きな問題が隠されていると確信していたのだ。
一刻も早く南の大司教の動きを止めねば・・・、そして、この事態に対応できない教皇もこの際排除すべきだろう。
オズボーンは強硬手段を取った後の教会を牛耳るための手順を一人で考え始めた。
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる