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ある日、おばあちゃんが畑に行く時にいつもは一緒に外に出るチィがいません。
おばあちゃんはどうしたんだろうとキョロキョロと辺りを見渡しますが、近くにはいません。仕方なくおばあちゃんは畑に行く事にしました。
おばあちゃんが畑で里いもを掘っていると、「にゃ~ん、んにゃーん」と家の方から鳴き声が聞こえます。
冬で寒くて縁側で日向ぼっこをしていたチィは、起きたらおばあちゃんが居なくて、慌てて畑におばあちゃんを探しに来たようです。
そんなチィをおばあちゃんは「チィ、こっちだよ」と優しく呼びます。
おばあちゃんの声が聞こえて安心したのか、チィは少し走る速度を落として慎重に近づきます。
そんなチィの前にミミズが顔を覗かせました。
ちょうどおばあちゃんが里いもを掘っていた近くをチィが通ったようで、土の中からミミズが出て来たのです。
ミミズを見るのが初めてのチィは、興味津々で前足でミミズをチョイチョイとビクつきながら触ります。
チィに触られたミミズはビックリして、ウネウネと細長い体を動かしました。
ミミズが動いたのに驚いたチィはおばあちゃんのいるところまで、一目散に走っていきました。
それを見たおばあちゃんは「はははは」と笑ってチィを抱き上げます。
そして「怖く無いよ」と言ってミミズのいないところに下ろしました。
おばあちゃんはどうしたんだろうとキョロキョロと辺りを見渡しますが、近くにはいません。仕方なくおばあちゃんは畑に行く事にしました。
おばあちゃんが畑で里いもを掘っていると、「にゃ~ん、んにゃーん」と家の方から鳴き声が聞こえます。
冬で寒くて縁側で日向ぼっこをしていたチィは、起きたらおばあちゃんが居なくて、慌てて畑におばあちゃんを探しに来たようです。
そんなチィをおばあちゃんは「チィ、こっちだよ」と優しく呼びます。
おばあちゃんの声が聞こえて安心したのか、チィは少し走る速度を落として慎重に近づきます。
そんなチィの前にミミズが顔を覗かせました。
ちょうどおばあちゃんが里いもを掘っていた近くをチィが通ったようで、土の中からミミズが出て来たのです。
ミミズを見るのが初めてのチィは、興味津々で前足でミミズをチョイチョイとビクつきながら触ります。
チィに触られたミミズはビックリして、ウネウネと細長い体を動かしました。
ミミズが動いたのに驚いたチィはおばあちゃんのいるところまで、一目散に走っていきました。
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そして「怖く無いよ」と言ってミミズのいないところに下ろしました。
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