7 / 22
①沙漠を行く
⑹オアシスにて4
オアシスに着いた翌日、朝早くから起き出したユーリは、誰にも見つからないように、そぉ~とテントを抜け出しました。オアシスだけに、朝露が木々に付いていて太陽の光を受けて、キラキラと輝いていました。
ユーリは太陽の光を浴びて、ゆっくりと腕を上げて伸びをしました。ユーリはこの時間に吸い込む朝独特の、冷んやりした空気が好きなのです。また朝焼けも好きで、どうしても早く起きてしまいます。
父親のヒロトや護衛のダイには、1人で行動するなと言われているので、内緒で起きているのです。そうこうしていると、朝食の準備をする使用人達がテントから起きてきました。
使用人達は、毎朝の事なので、ユーリがいても、気にせずに食事の準備を始めます。ユーリは起きて来た使用人達に挨拶をしながら、自分のテントに帰ります。
「みんな、おはよう!」
「まあ、ユーリさん。おはようございます」
「「「おはようございます」」」
「じゃぁ、私はテントに行ってるね」
「食事の準備が出来たら、お呼びしますからね」
「は~い。よろしくね!」
ユーリは使用人達と言葉を交わしながら、テントへ向かう途中で、見慣れない顔の男性を見かけたので、昨日助けた人だと思い、挨拶をすることにしました。
「おはようございます!」
「あ」おはようございます。あの、あなたは誰ですか?」
「はじめまして。私はヒロトの娘のユーリです」
「あ、はじめまして。その僕はカイです」
「カイさんはどこから来たの?」
「あのね、僕自分が誰かわからないんだ。それで、ヒロトさんとガイさんが名前がないと不便だろうって、カイって付けてくれたんだ」
「ふ~ん、そうなんだ!……私は今からテントに戻るの。カイさんも戻った方がいいよ」
「そうなの?」
「うん。今から食事の準備をするから、私が外にいて、邪魔したらいけないから」
「そうなんだ。じゃぁ、僕もテントに戻った方がいいんだね」
「そうだよ。じゃぁ、またね。カイさん」
「教えてくれてありがとう」
ユーリは昨日助けたカイの顔色も良くなっていたので、今は食事の準備で邪魔になるから、テントに戻るように伝えました。カイは自分みたいな年下の子どもの言う事を聞いて、素直に従ってくれて良かったと思いました。
カイは食事の準備をする音で目が覚めてしまった為に、テントを出たまでは良かったけれど、昨日、起きたら何をしたら良いか聞いていない事を思い出しました。そんな時に声を掛けられたのです。昨日、会っていない子どもだったので、どうしようか迷って、取り敢えず、挨拶をして名前を聞いてみました。
朝の挨拶をして来た女の子が、昨日話したヒロトの娘のユーリだと聞き、驚いてしまいました。そしてユーリは自分から話を聞きたそうにしていましたが、カイ自身が記憶がないと知ると、質問をするのを諦めてくれ、今しなければならない事を教えてくれたので、カイはありがたいと思ったのでした。
ユーリは太陽の光を浴びて、ゆっくりと腕を上げて伸びをしました。ユーリはこの時間に吸い込む朝独特の、冷んやりした空気が好きなのです。また朝焼けも好きで、どうしても早く起きてしまいます。
父親のヒロトや護衛のダイには、1人で行動するなと言われているので、内緒で起きているのです。そうこうしていると、朝食の準備をする使用人達がテントから起きてきました。
使用人達は、毎朝の事なので、ユーリがいても、気にせずに食事の準備を始めます。ユーリは起きて来た使用人達に挨拶をしながら、自分のテントに帰ります。
「みんな、おはよう!」
「まあ、ユーリさん。おはようございます」
「「「おはようございます」」」
「じゃぁ、私はテントに行ってるね」
「食事の準備が出来たら、お呼びしますからね」
「は~い。よろしくね!」
ユーリは使用人達と言葉を交わしながら、テントへ向かう途中で、見慣れない顔の男性を見かけたので、昨日助けた人だと思い、挨拶をすることにしました。
「おはようございます!」
「あ」おはようございます。あの、あなたは誰ですか?」
「はじめまして。私はヒロトの娘のユーリです」
「あ、はじめまして。その僕はカイです」
「カイさんはどこから来たの?」
「あのね、僕自分が誰かわからないんだ。それで、ヒロトさんとガイさんが名前がないと不便だろうって、カイって付けてくれたんだ」
「ふ~ん、そうなんだ!……私は今からテントに戻るの。カイさんも戻った方がいいよ」
「そうなの?」
「うん。今から食事の準備をするから、私が外にいて、邪魔したらいけないから」
「そうなんだ。じゃぁ、僕もテントに戻った方がいいんだね」
「そうだよ。じゃぁ、またね。カイさん」
「教えてくれてありがとう」
ユーリは昨日助けたカイの顔色も良くなっていたので、今は食事の準備で邪魔になるから、テントに戻るように伝えました。カイは自分みたいな年下の子どもの言う事を聞いて、素直に従ってくれて良かったと思いました。
カイは食事の準備をする音で目が覚めてしまった為に、テントを出たまでは良かったけれど、昨日、起きたら何をしたら良いか聞いていない事を思い出しました。そんな時に声を掛けられたのです。昨日、会っていない子どもだったので、どうしようか迷って、取り敢えず、挨拶をして名前を聞いてみました。
朝の挨拶をして来た女の子が、昨日話したヒロトの娘のユーリだと聞き、驚いてしまいました。そしてユーリは自分から話を聞きたそうにしていましたが、カイ自身が記憶がないと知ると、質問をするのを諦めてくれ、今しなければならない事を教えてくれたので、カイはありがたいと思ったのでした。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
私たちの離婚幸福論
桔梗
ファンタジー
ヴェルディア帝国の皇后として、順風満帆な人生を歩んでいたルシェル。
しかし、彼女の平穏な日々は、ノアの突然の記憶喪失によって崩れ去る。
彼はルシェルとの記憶だけを失い、代わりに”愛する女性”としてイザベルを迎え入れたのだった。
信じていた愛が消え、冷たく突き放されるルシェル。
だがそこに、隣国アンダルシア王国の皇太子ゼノンが現れ、驚くべき提案を持ちかける。
それは救済か、あるいは——
真実を覆う闇の中、ルシェルの新たな運命が幕を開ける。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?